食料自給率を上げた方が良い理由

こんにちは。エイミーです。オーガニックコットン素材の商品を販売する会社を創業したいと思っております。今日は立秋ですね。そろそろ暑さが和らいで欲しいのですが、予想気温を見るとまだ暑いようです。

ところで、昨日(2015年8月7日)、食料自給率について農林水産省から発表がありました。2014年度の食料自給率は、5年連続で39%だったそうです。

食料自給率が低いことは、食料の安定供給への不安や、輸送にかかる環境へのコストなどマイナス面があるように思います。前者は輸入相手国の天候に左右されたり、人口爆発ゆえ調達に競争が起きることも懸念されます。後者はフードマイレージが高くなり温暖化などの原因にもなります。

＊フードマイレージとは食料の輸送距離を表す指標のこと。食料の重さ(t)×輸送距離(km)で表す。

食料自給率が低い日本は、このフードマイレージが6770t・kmで、アメリカ1051t・km、フランス1738t・km、ドイツ2090t・km、イギリス3195t・kmなど他の先進国と比べても高いのです(農林水産省よりデータ引用 日本のみ2010年、他は2001年)。

それゆえ食料自給率を上げることは日本にとっても環境にとっても良さそうです。ただ農業人口が減っていることを考えると、日本と農業の関係性においては別の課題もあるのだと思います。