
今日、新宿のハンズへちょっと買い物に行ったところ
イベントコーナーにすごい女性の人だかり
天井から下がるつるし看板に目をやると 「St.Valentaine's 2/14
」
嗚呼、またあの日が来るのかと...
どんなチョコがあるのか女性たちの隙間をかいくぐりながらいろいろ眺めてみた。
庶民的なものから高級品までズラリと並んでいた。
メーカーによってはチョコレートの売り上げがこの2月の前半だけで年間の4割にも達するらしい。
力の入れようもわからないでもない。
日本のチョコの水準(特に生チョコ系)も随分高くなり感心した。
20年以上前に日本の菓子メーカーの人たちと欧州の各都市(パリ・ジュネーブ・ウィーン・ブリュッセル)で最も注目を集めている菓子職人(パティシェ、ショコラティエ)の店を視察したことがあるんだけど、やっと日本もチョコの水準が欧州レベルになってきたなぁ~と(ただし、欧州のように日常的にチョコを食べる食文化はないけどね)
一通りチョコを眺め終わって周りの女性たちに今度は目がいった。
小さな子~中高年(40代~60代)まで幅広い年代層の女(ヒト)が真剣に物色していた。

なかには店の買い物ケースいっぱいに買い込む女(ヒト)<義理チョコ・友チョコか?>、静ちゃん(南海キャンディーズ)みたいな大柄な女(ヒト)もちらほらいて両手いっぱいにチョコ抱えてウロウロしてたり(180cmぐらいあるから目立っちゃう)女性の生態観察ができておもしろかったよ
最近では当たり前になってきた手作りチョコを入れるパッケージ、包装、メッセージカードコーナーも盛況

そのコーナーでおもしろいことを耳にした。
私の右横で学生らしき2人の女の子が手作りチョコを入れる箱を探しながら、一人が
「去年さぁ、作ったものとゴディバのチョコ混ぜて彼にあげちゃったぁ」
「で、どうだった?」
「彼氏おいしいッおいしい~ッて感激して食べてたよ!」
(その会話が聴くでもなく聞こえて来ちゃって思わず吹き出しそうになっちゃったり
その彼氏に同情したり
「知らぬが花」)
もう一人の子
「○子なんか、ほとんど売ってるチョコ入れてあげちゃったって...」
「アハハハハッ」(男ってバカ!)
...それって食品偽装になるのでは?
聖バレンチノの愛の手紙に、菓子メーカー(メリーチョコレートなど)が目を付け、都内デパートで一大キャンペーンを行った(1958年)のがきっかけで、今につながるこの日本独自のチョコ風習。
普段は恥じらい 好きな人に告白できないでいる乙女達も、この日だけは公然と愛の告白を許されるという...何だか万葉の世界(竹取物語ほか)にも似た撫子たちのかれんないじらしさも感じる一方、業者の思惑や義理チョコだの嫌な響きも相まって毎年バレンタインデーは複雑な思いをします。
(かつてはアマルもいっぱいチョコもらったことがありましたぁ~...見栄じゃなくて...
)
クリスマスの時も同じような気持にもなる。キリスト生誕を祝うなんて雰囲気今の日本にないもんね(昔、昔、私の子どもの頃はあったんだぁ)。
(イヴの聖夜は、今じゃ彼女と過ごす性夜となって12/24の一流ホテルは1年前から予約でいっぱい)
サンタのあの赤いコスチューム
。あれオリジンは米国のコカコーラ社が宣伝用にイラストレーターに創作させたモノで、12月になると街のあちこちであのサンタの姿見かけるけど、会うたびに「コカコーラの営業マンですか?」って呼びかけたくなっちゃう(私だけかな?そんなこと考えるのは...
...サンタ発祥の地フィンランドでもサンタは今じゃ赤いコスチュームだもんね。みんなそれが当たり前と思っちゃうよね
)
ハンズのチョコ売り場で思った独り言でした。
しかし、隣接しているタカシマヤの地下も覗いたら
「Amour du Chocolat!(1/30-2/14)」という催し物(ショコラの祭典)をやっていて
地下にもチョコ好きにはたまらない世界の上質なショコラが多く並んでいた。
チョコのパッケージやリボンなど洗練されたものも多く勉強になりました。
でもって、個人的にはその祭典より「Patissieria(パティシェリア)」というコーナーがいたく気に入りました。

菓子作りに情熱を傾ける12人のシェフパティシェたちの作品が咲き揃う“パティシェリア”
。
ショップ内のカフェで、その作品ともいえるケーキも食べられる。
ケーキ1個の単価400円代~700円代まで多種多彩だけど。
あの力作を各シェフたちの店まで出かけて買いに行く(時間・労力・往復交通費の)こと考えたら割安でしょう。
それぞれのケーキには使用材料(素材)・作り方・デザイン・ネーミングのコメントも添えられ、(シェフたちの思い入れも併せて)魅了されるケーキがいくつもありました。
それぞれのケーキをじっくり見て回る姿はさしずめジュエリーショップで好みの宝石
とデザインを吟味し選んでいるサマにとても似ている
(お客さまに「ワクワクしてもらう」「高揚させる」そんな気持にさせるのがこの店のねらい・コンセプトなのかもしれないね
)
最近のデパートではデパ地下の売上げが総売上の25%~30%にまでなっているという。その意味がわかるような気がした。
「また行きたい。覗いてみたい。覗いてみよう!」と思わせるモノがある。
「良いモノを全国から・世界から取りそろえる」
まさにデパート・百貨店の本当の実力を見せつけられた気がしたなぁ今日は。
イベントコーナーにすごい女性の人だかり
天井から下がるつるし看板に目をやると 「St.Valentaine's 2/14

嗚呼、またあの日が来るのかと...

どんなチョコがあるのか女性たちの隙間をかいくぐりながらいろいろ眺めてみた。

庶民的なものから高級品までズラリと並んでいた。
メーカーによってはチョコレートの売り上げがこの2月の前半だけで年間の4割にも達するらしい。
力の入れようもわからないでもない。

日本のチョコの水準(特に生チョコ系)も随分高くなり感心した。

20年以上前に日本の菓子メーカーの人たちと欧州の各都市(パリ・ジュネーブ・ウィーン・ブリュッセル)で最も注目を集めている菓子職人(パティシェ、ショコラティエ)の店を視察したことがあるんだけど、やっと日本もチョコの水準が欧州レベルになってきたなぁ~と(ただし、欧州のように日常的にチョコを食べる食文化はないけどね)
一通りチョコを眺め終わって周りの女性たちに今度は目がいった。
小さな子~中高年(40代~60代)まで幅広い年代層の女(ヒト)が真剣に物色していた。



最近では当たり前になってきた手作りチョコを入れるパッケージ、包装、メッセージカードコーナーも盛況


そのコーナーでおもしろいことを耳にした。
私の右横で学生らしき2人の女の子が手作りチョコを入れる箱を探しながら、一人が
「去年さぁ、作ったものとゴディバのチョコ混ぜて彼にあげちゃったぁ」
「で、どうだった?」
「彼氏おいしいッおいしい~ッて感激して食べてたよ!」
(その会話が聴くでもなく聞こえて来ちゃって思わず吹き出しそうになっちゃったり


もう一人の子
「○子なんか、ほとんど売ってるチョコ入れてあげちゃったって...」
「アハハハハッ」(男ってバカ!)
...それって食品偽装になるのでは?

聖バレンチノの愛の手紙に、菓子メーカー(メリーチョコレートなど)が目を付け、都内デパートで一大キャンペーンを行った(1958年)のがきっかけで、今につながるこの日本独自のチョコ風習。
普段は恥じらい 好きな人に告白できないでいる乙女達も、この日だけは公然と愛の告白を許されるという...何だか万葉の世界(竹取物語ほか)にも似た撫子たちのかれんないじらしさも感じる一方、業者の思惑や義理チョコだの嫌な響きも相まって毎年バレンタインデーは複雑な思いをします。
(かつてはアマルもいっぱいチョコもらったことがありましたぁ~...見栄じゃなくて...

クリスマスの時も同じような気持にもなる。キリスト生誕を祝うなんて雰囲気今の日本にないもんね(昔、昔、私の子どもの頃はあったんだぁ)。
(イヴの聖夜は、今じゃ彼女と過ごす性夜となって12/24の一流ホテルは1年前から予約でいっぱい)
サンタのあの赤いコスチューム



ハンズのチョコ売り場で思った独り言でした。
しかし、隣接しているタカシマヤの地下も覗いたら
「Amour du Chocolat!(1/30-2/14)」という催し物(ショコラの祭典)をやっていて
地下にもチョコ好きにはたまらない世界の上質なショコラが多く並んでいた。
チョコのパッケージやリボンなど洗練されたものも多く勉強になりました。

でもって、個人的にはその祭典より「Patissieria(パティシェリア)」というコーナーがいたく気に入りました。


菓子作りに情熱を傾ける12人のシェフパティシェたちの作品が咲き揃う“パティシェリア”

ショップ内のカフェで、その作品ともいえるケーキも食べられる。
ケーキ1個の単価400円代~700円代まで多種多彩だけど。
あの力作を各シェフたちの店まで出かけて買いに行く(時間・労力・往復交通費の)こと考えたら割安でしょう。
それぞれのケーキには使用材料(素材)・作り方・デザイン・ネーミングのコメントも添えられ、(シェフたちの思い入れも併せて)魅了されるケーキがいくつもありました。

それぞれのケーキをじっくり見て回る姿はさしずめジュエリーショップで好みの宝石


(お客さまに「ワクワクしてもらう」「高揚させる」そんな気持にさせるのがこの店のねらい・コンセプトなのかもしれないね

最近のデパートではデパ地下の売上げが総売上の25%~30%にまでなっているという。その意味がわかるような気がした。
「また行きたい。覗いてみたい。覗いてみよう!」と思わせるモノがある。

「良いモノを全国から・世界から取りそろえる」

まさにデパート・百貨店の本当の実力を見せつけられた気がしたなぁ今日は。

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