この調査(21世紀成年者縦断調査:2008年)を妻の就業形態別に第1子出世率を見てみると、妻が正社員として働いている世帯の方が、専業主婦世帯や非正規社員(パート・派遣など)世帯に比べて出生率は高い。
なかでも「育児休業制度」が勤め先に設けられていて、さらにそれが「利用しやすい雰囲気にある」と答えた妻の場合、3年間に40.8%が出産していて、制度のない妻の31.2%との間にかなりの差が見られるんよ。(この辺はまた別にカキコしようっと「理想と現実」のお話)その差は第2子以降になるとさらに広がる。
第2子以降の出生率に大きな影響を与えているのが、職場の労働環境(雇用制度ほか)以外に「夫の家事時間や育児時間」があるようだ。(以下におもしろいデータがあったのでカキコしときます)
「夫が休日に家事や育児を行う(手伝う)か」の質問とその協力時間と第2子以降の出生率の関係を見ていくと。
家事・育児を手伝っていない世帯では、その後の4年間の第2子出生率は7.5%、2時間未満で17.4%と低いのに対して、休日の協力を6~8時間は行っている世帯では38.9%と跳ね上がる。8時間以上協力していると答えた世帯では40.1%と高い。(以下参照)
●子どもが1人いる夫婦の
夫の休日における
家事・育児時間別に見た
この4年間の第2子以降の出生率
家事・育児時間なし(7.5%)
2時間未満(17.4%)
2時間以上4時間未満(25.6%)
4時間以上6時間未満(33.8%)
6時間以上8時間未満(38.9%)
8時間以上(40.1%)
そして「消費生活に関するパネル調査(家計経済研究所)」を使って夫の労働時間と第2子の出生率との関係を分析した人たちによると、夫が週60時間以上働いている世帯では、意識的に第2子の出産を遅らせる影響があるらしい。
昼飯時に街を歩くと、4月に新社会人になった若い人は割とすぐ解る(着ているスーツが男女ともまだ黒や濃紺のリクルートスーツで顔つきもどこか学生っぽいから。4月の初任給じゃまだ新しいスーツを買える余裕は誰もないしネ)けど、それにもまして先輩格の30代、40代、50代それぞれの世代の年長者の方が新人さんたちを含めた20代より街中を歩いている人数(人口)の割合が比較的多いことに最近気づいた。
昼飯時にコンビニにお弁当を買いに来て列を作っているOLさんたち(派遣もパートさんもいるだろうけど)もアラサー(Around30)、アラフォー(Around40)世代の方が20代の子より割と多めじゃない?
ジワジワくるから誰も気づかないかもしれないけど、世界に先駆けて日本は「超高齢化社会」になっちゃった。5人に1人が65歳以上の高齢者というどの国も経験したことのない超高齢化社会をもう僕らは最初に経験していくことになる。これから周りを見ると若い人より年寄りが目立ってくるゾーッ(年寄りが幅を利かしてくる)。
*【豆知識】日本は現在「高齢化社会」じゃなくて、「高齢社会」を越えて「超高齢化社会」になっている。国連が決めたことだけど、国民の総人口の割合に対して、65歳以上が7~14%であれば「高齢化社会」、14~20%が「高齢社会」、20%以上を「超高齢化社会」としている。
日本は少子化問題を考えるとき、女性の仕事と育児の両立支援を声高に言うけど、前期の調査や分析を見ると、男の働き方や生活のバランスについて、個人や企業、そして社会の取り組みがないとこの問題(出生率アップへの前進)は早々解決できるモノじゃないよね~ッ。
育児休業を実際に利用して働き続ける女性は13.8%しかいない。厚労省は女性の育児休業取得率を88.5%(2006年)だのと発表しているけど、これはあくまで出産時に在職していた女性を母数に算出されたモノ。第1子出産を機に女性の6割以上が離職している現実を考慮していない。
ああ~ッ、今回はちょっとマジメな顔がひさびさに出ちゃったなぁ。
そろそろ辞めないとみんな飽きちゃうから辞めるね。
....
今度は、「イマドキ既婚女性のお仕事事情」なんかカキコしてみようかなと
これも女性を知る意味でおもしろいお話になりそう。
・・・でも
また遊び人の金さんの顔に戻りたいのもあるんだけど~
ではでは。
なかでも「育児休業制度」が勤め先に設けられていて、さらにそれが「利用しやすい雰囲気にある」と答えた妻の場合、3年間に40.8%が出産していて、制度のない妻の31.2%との間にかなりの差が見られるんよ。(この辺はまた別にカキコしようっと「理想と現実」のお話)その差は第2子以降になるとさらに広がる。
第2子以降の出生率に大きな影響を与えているのが、職場の労働環境(雇用制度ほか)以外に「夫の家事時間や育児時間」があるようだ。(以下におもしろいデータがあったのでカキコしときます)
「夫が休日に家事や育児を行う(手伝う)か」の質問とその協力時間と第2子以降の出生率の関係を見ていくと。
家事・育児を手伝っていない世帯では、その後の4年間の第2子出生率は7.5%、2時間未満で17.4%と低いのに対して、休日の協力を6~8時間は行っている世帯では38.9%と跳ね上がる。8時間以上協力していると答えた世帯では40.1%と高い。(以下参照)
●子どもが1人いる夫婦の
夫の休日における
家事・育児時間別に見た
この4年間の第2子以降の出生率
家事・育児時間なし(7.5%)
2時間未満(17.4%)
2時間以上4時間未満(25.6%)
4時間以上6時間未満(33.8%)
6時間以上8時間未満(38.9%)
8時間以上(40.1%)
そして「消費生活に関するパネル調査(家計経済研究所)」を使って夫の労働時間と第2子の出生率との関係を分析した人たちによると、夫が週60時間以上働いている世帯では、意識的に第2子の出産を遅らせる影響があるらしい。
昼飯時に街を歩くと、4月に新社会人になった若い人は割とすぐ解る(着ているスーツが男女ともまだ黒や濃紺のリクルートスーツで顔つきもどこか学生っぽいから。4月の初任給じゃまだ新しいスーツを買える余裕は誰もないしネ)けど、それにもまして先輩格の30代、40代、50代それぞれの世代の年長者の方が新人さんたちを含めた20代より街中を歩いている人数(人口)の割合が比較的多いことに最近気づいた。
昼飯時にコンビニにお弁当を買いに来て列を作っているOLさんたち(派遣もパートさんもいるだろうけど)もアラサー(Around30)、アラフォー(Around40)世代の方が20代の子より割と多めじゃない?
ジワジワくるから誰も気づかないかもしれないけど、世界に先駆けて日本は「超高齢化社会」になっちゃった。5人に1人が65歳以上の高齢者というどの国も経験したことのない超高齢化社会をもう僕らは最初に経験していくことになる。これから周りを見ると若い人より年寄りが目立ってくるゾーッ(年寄りが幅を利かしてくる)。
*【豆知識】日本は現在「高齢化社会」じゃなくて、「高齢社会」を越えて「超高齢化社会」になっている。国連が決めたことだけど、国民の総人口の割合に対して、65歳以上が7~14%であれば「高齢化社会」、14~20%が「高齢社会」、20%以上を「超高齢化社会」としている。
日本は少子化問題を考えるとき、女性の仕事と育児の両立支援を声高に言うけど、前期の調査や分析を見ると、男の働き方や生活のバランスについて、個人や企業、そして社会の取り組みがないとこの問題(出生率アップへの前進)は早々解決できるモノじゃないよね~ッ。
育児休業を実際に利用して働き続ける女性は13.8%しかいない。厚労省は女性の育児休業取得率を88.5%(2006年)だのと発表しているけど、これはあくまで出産時に在職していた女性を母数に算出されたモノ。第1子出産を機に女性の6割以上が離職している現実を考慮していない。
ああ~ッ、今回はちょっとマジメな顔がひさびさに出ちゃったなぁ。
そろそろ辞めないとみんな飽きちゃうから辞めるね。
....
今度は、「イマドキ既婚女性のお仕事事情」なんかカキコしてみようかなと
これも女性を知る意味でおもしろいお話になりそう。
・・・でも
また遊び人の金さんの顔に戻りたいのもあるんだけど~
ではでは。
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