コロナ禍に婚活判断の「方程式」...σ(゚、。)ん?

2020-08-12 19:53:53 | 男と女話

コロナ禍で多くの人が働き方や収入が激変するなか、ひとりの婚活アドバイザー(大西明美さん)がこの環境下での婚活について、いまだ高すぎる理想を持ち続ける女性たち(現実の認識のなさ)に警鐘を鳴らしていたのが興味深い。

多くの女性がお相手男性へ求める条件は、年収600万円以上を希望。それでいて年の差は5歳以内でなければならない。さらに、この年収条件で「年下じゃないと恋愛対象として見られない」という強者もいて、あまりにも現実を知らなさすぎる女性もいる。

結婚相談所では前年の年収を申告するルールがあり、12月に源泉徴収票を提出してもらい、翌1月に年収情報を更新する。

2019年1月は年収が50万円~150万円下がる男性が続出。働き方改革を背景に前年から残業が制限され始めたことが大きな原因のよう。

そして迎えた2020年、新型コロナウイルスの流行が追い打ちをかけた。「ボーナスの額が大幅に下がった」「在宅勤務で残業が原則できなくなった」といった悲鳴が男性会員から多数寄せられ、ボーナスが全額カットになった会員も数名。今年末のボーナスも大幅削減や無支給と早々にプレス発表する企業も多いので、来年はさらに男性たちの年収は下がるだろう。

グローバル化の波で日本の企業も、年功序列から成果主義へ移行する企業が増えたが、結婚相談所での男性会員の年収は、年功序列の状態がいまだに続いている。

高年収の男性を希望した場合、そのぶん年齢は高く設定しなければ、条件に合致する男性は現れない。

つまり、女性会員の多くが望むお相手男性の年収が600万円以上でなおかつ年の差5歳以内限定の婚活は無謀の一言といえる。

それでもその条件を譲れない女性については、入会時に「お見合いがまったく成立しなくても文句を言いません」という誓約書に署名をもらう。それほどのリスクがあることをあらかじめ女性たちに強制的に理解してもらうためだ。

ここで興味深いのが、20年間で4万件以上の婚活&恋愛アドバイスを行ってきたアドバイザー(大西さん)が過去の事例を分析し、導き出した独自の「方程式」。婚活女性の結婚相手の条件としてどういう年収と年齢を設定すべきなのか。

そのお話の前に、大西さんは結婚相談所に申し込んでくる女性たちに「お見合いがゼロのリスクを回避するため、5人申し込んだら1人はOKしてくれるお相手条件」ということで提案する。

【提案の背景】なぜこの条件で提案するのかというと、女性はすぐに申し込みをやめる傾向が高いから。女性はお見合いを一度断られるとショックから立ち直れず、男性からの申し込みを待つようになる人が8割を超える。そして、好条件の男性から奇跡的に申し込まれるのを待つだけの日々になる。こうなってしまった人のうち、1年以内に成婚する人は20人に1人いるかいないかぐらい。5人申し込んで1人OKなら、月10人申し込めば、お見合いは月に2回はできる。

年収と年齢を正しく設定するための方程式を活用すれば、無用なリスクを回避することができるという。

その方程式は、首都圏とそれ以外の地域で少々異なる。首都圏は圧倒的に年収が高いため、そのままの方程式では地方に適用できない。

■首都圏の方程式

最低年収÷50万円=上限の年齢

例えば、年収600万円以上の男性を希望する場合、年収600万円÷50万円=12歳となる。

30歳の女性なら、42歳までの男性が上限。35歳の女性なら、47歳までの男性が上限になる。この条件にすることで、ようやく5人に1人の確率でお見合いが成立する。

それでも「年齢差は5歳以内がいい!おじさんとお見合いしたくない!」と思う人は、方程式を使って「最低年収」を逆算すればいい。

最低年収÷50万円=5歳なので、5歳×50万円=最低年収は250万円となる。

「は? 250万円?」と目を疑うかもしれないが。でもこれが現実!

最低年収250万円以上というのは、ほぼ100%の男性が満たしていると言える。つまり、年齢を5歳以内にしようと思ったら、年収は度外視で申し込みをしていく必要がある。

■地方の方程式

地方の方程式は、さらに過酷な結果になる。

最低年収÷40万円=上限の年齢

年収600万円を希望するならば、15歳が上限の年齢。30歳なら45歳、35歳なら50歳ということになる。

こう考えれば、600万円以上という条件がどれほどのことなのかが理解できる。

もちろん、プロフィール写真や、プロフィールの仕上がりが良ければ(さらに言うと美人であれば)、お見合いの受諾率はあがる。だからこそ、何も努力をしないで600万円以上などと言わずに、自分自身のプロフィールの記載を工夫したり、コツコツと申し込んだりといった努力が問われる。

ましてコロナ禍の影響で景気の先行きは不透明な状況が続く。何もしないで白馬の王子様が迎えに来るなんてことはないので、しっかりと自分でやるべきことにも取り組んで行こう。

 

もしも運命の人がいるのなら - 西野カナ(フル)

 


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