雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎のどこが不便なの?

2013-03-31 09:05:18 | 日記
地域再生について考えているうちに、田舎について多少謝った認識もあるので今日はその辺について。

私は、二人の子供たちを東京の大学に入れましたがそれは長い人生のうち、若い時代は都会で刺激を受けたり、人脈を作っておいたり、動けるうちはいろいろ見ておくといいという私の考えです。

で、改めて地方と都会について考えてくれれぱいいかなと

田舎は、交通機関がマイカー中心です。それが、不便とは若い世代は思っていません。むしろ、車で都心に行くとパーキングが無かったり、渋滞に巻き込まれたり非常に不便だと思います。

ところが、田舎って渋滞なんて無いんです。信号がないですからww

目的地から目的地まで車、都会より、全く歩きません。車を道路脇に止めておいても駐車違反のキップ切られることなんて無いんですよ。駐在さんなんてそんなこといちいちやりません。

それから、トイレですが、若い世代か住んでいる家は大概水洗トイレですよ。公共下水道もあるし、無くても個人で浄化槽入れるので皆さんきれいなトイレです。

あと、水!空気。

水なんてものすごく美味しいです。

塩素の匂いなんて全くしません。浄水器なんて要らないし、買う必要もありません。

そして、採れたての野菜や、海産物。変な料理する必要ないですね。そのまんまが一番美味しいです。食べ物を美味しく食べようと思ったら凝った料理なんてしない方がいいんです。

まぁ、蛇やカエルもいますけどそういうものがいるという環境こそが大事なわけで
子供たちを健全に育てたいなら敢えて自然の土や生き物に触れさせることか大切だと思います。除菌するより、そういうものと触れて強い体作ることの方
が自然でしょう。

そんなものか無い都会の生活を地方の若者は既に知っているのも知れません。
あくせく働くだけが人生ではないのだということを。


では本当は田舎ってどんなところか、

そう思ったら何度でも納得いくまで足を運んでみてもらいたいと思います。

価値観が変わるかも知れません。

恋する季節

2013-03-31 08:47:59 | 日記




恋する季節がやってきました。

猫も金魚も...

やっと防火水槽の雪が消えました。、緑色に濁った水から赤い色がちらつくようにのりました。

今年も金魚が育ってくれるでしょうか。

気温が上がってくればいよいよ恋の季節も始まります。

それにしても、一体何匹位の金魚がいるんでしょうか。気になります。


地域の魅力とは

2013-03-30 06:57:30 | 日記
イベントは確かに地域に元気をもたらすと思います。
ただ、それか恒常的に地域の過疎化に歯止めをかけたり交流人口の増加に結び付くかというとそうでもないと私は思っています。

イベントが成功したとしてもそれは一時のものであって、それで地域全体の問題が解決するとは思っていません。

ここ数年またさらに地域からの転出が多くなっているような気がします。結局、歯止めにはならないのです。

この地域は農業で結ばれていたのです。自分の田畑や山を先祖代々守ってきたのです。
ですが、時代の流れの中で価値観か変化し、農業を続けることが逆に田舎のマイナスイメージとなり、本来であれば家を継ぐはずの長男をも都会へ流出させることになりました。それは、家という価値観からの開放だったのです。

田畑があることが、結婚の障害になってしまっている現代では当然それらを手放す人も増えました。

土地が無ければ不便なこの地域に縛られる必要が無いわけですから、便利な市街地へ出ていくわけです。

地域は、都会とは違います。同じようになろうとしてはダメです。都会が持ってないものを守らなければならないのです。

生活の水準を上げながら、田舎ならではの生活を守る。私がこの地域に目指すものは田舎生活の楽しみを地道に伝えていくこと...でしょうか。住んでいる人が、農業の新たな魅力に気がつき、住んでいる人たち自身が楽しくなければ誰もここへ引き留めることはできないのです。農業は今新しいイメージで捉えられてきています。
住んでいる本物の農業者がその新しい感覚を取り入れられないことが地域の若い世代の農業離れを生んでいるのてす。

地域にこんなにある資源を活かさないなんてもったいない...

これはもう、土の魅力を伝えるしかないと私は思っています。








高齢化ニッポン!

2013-03-28 06:21:47 | 日記
先日、80になった義母かかった医者から、お年ですからね。と言われたなとについてダンナが怒ってやぶ医者め!などと文句を言ってました。

認知も年のせい、歩行は足の筋肉が弱ってるから仕方ないんです。

これは、やぶ医者?

確かに身内からすればどこも悪く無いし、何とかしてもらいたいという気持ちになります。
でも、客観的に見れば

80才を超えれば年だからねー。は、医者の本音でしょう。

病院に通っているのはほとんどが高齢者です。
今や平均寿命は85才を越えてます。平均ですからね。

地方では高齢化がさらに深刻です。子供がいないのですからね。

医療設備か充実していないと言われる田舎の方が高齢化がより深刻って何だか変ですが。

よく都会から田舎に移り住むときに医療機関の充実を条件にあげますが
田舎ては年だからねーというやぶ医者に長いことかかっている人がほとんどです。ちなみに皆、長生きです。長生きの人は特に医者に通ってません。当たり前のようなそうではないような...

とにかく、国民の願い、長寿はこの国ではほぼ達成できているのです。あとは不老でしょうか。平均80才、足腰も丈夫で認知にもならない理想的な高齢化社会を目指す、高齢化ニッポンの行く末を見守りたいです。


大学の学は誰が払う?

2013-03-27 07:18:29 | 日記
皆さん、奨学金の準備は出来ていますか?
高校の進路指導では必ず保護者に対して奨学金を借りるよう手続きの説明をしますが...

そうなると借りなきゃ損!みたいな雰囲気になりますよね。
でも、借りないに越したことはないんてす。

それは、借金です。

それぞれの家庭の事情もあるでしょうが、ウチは子供が生まれた時から、大学進学に備え学資保険に入りました。それが当たり前だと思ったからです。
ところが、最近になって意外とそうでも無いんだと知りました。

意外と備えて無い家庭が多いのです。私の考えでは子供たちを大学まで出すのは親の義務だと思うのです。今時の学生は親から仕送りしてもらって遊び呆けるような子はあまりいないと思います。むしろ、学費も生活費もバイトで頑張って稼いでいる健気な子の方が多いのではないかと思っています。

逆に親の方が生活の質を落とさずに子供を大学に出したいと思っているのではないでしょうか。バブル世代の親ですから、自分達の学費は親に、子供の学費は子供に払わせる...
みたいな人が多いのではと思ってしまいます。

例えば将来、子供たちが結婚するときに夫婦二人で奨学金を抱えたままということも有りうるのです。

200万ずつでも400万になってしまいます。その後もいろいろなことでローンを組むことがあるかもしれません。その時にその奨学金がネックになることも十分考えられます。

最終的には、また親に返ってくることになるかもしれませんが。

そうならないためには、親としてやはり頑張れるところは頑張りたいものだと思います。