雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

大学は地元志向

2013-03-19 08:33:27 | 日記
今年の娘の高校の進学先。私立大学に関しては近県が中心です。首都圏の大学は経済的負担が大きいということと、なるべく近くにいてほしい、都会暮らしは心配だという親心が影響しているようです。

それにしても、校長が学年便りに書いてありましたが、半数以上の親が国公立志望でそれ以外は考えていないというのです。

この件で、学校の責任もある程度認めてはいましたが、確かに生徒には国公立を目指すよう指導されてきたことに私も多少の違和感を持ちました。子供たちが私立大学に対して全く興味を持たないのです。

親の多くもそうでした。学校で見学に行った近隣の私立大学には進学者が集まっています。校長先生も学年便りの中で書いていましたがやはりこれは情報不足だと思います。

ウチは息子の大学を決めるときも地域は限定しませんでした。興味ある大学のパンフレットをたくさん積み上げて研究しました。ただ、息子自身は国公立の工学部となんとなく決めているようでそこ以外には興味がない感じでした。そもそも、行きたいという動機が曖昧な感じでした。何度か親子喧嘩もありました。

そんな折、農大からスポーツ推薦の案内状が届いたことかきっかけで積んであったパンフレットから農大のを取りだし、農大のオープンキャンパスに足を運び、造園に行きたい!と自分の意思を明確に出来たのです。ですから、大学生活を楽しんでいるし、自分の大学を胸を張って言えるようです。友人関係も都心だと他大学にもたくさん出来ます。いつかそういう人脈も活きてくるでしょうし、その分視野も拡がります。

ただでさえ、地方は人材不足です。いよいよ、外へ飛び出す人間もいなくなってしまったのかということなのでしょうか。









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