雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎は誰が守る?

2013-03-19 07:03:38 | 日記
保育園に入れてもらえない待機児童が問題になっています。

そもそもマンションなどを建設して世帯数が増えれば保育園やら学校やらが既存の施設で足りるのか検討したものなんだろうか。自治体だけの問題ではなく売る方にも問題があるんじゃないてしょうか。そこまでくれば買う方にも...

田舎は全く反対の問題で悩んでいるのにおかしなものですね。鉄筋3階の大きな校舎に児童が30名弱。全校生徒の数です。

かつては田舎が都市への人材の供給地となっていましたが、今はもう田舎にはその力もありません。若い世代がいません。

確かに日本全体の人口が減ってきているので都市が人口爆発するとは思えませんが、都会でで生まれ都会で育つ若者がこれからの日本を支えていくのかと思うとますます田舎が取り残されて行くような気がして不安です。

田舎に残った若者の多くは正直優秀な人材ではありません。自らがリーダーになって地域を牽引していくような人材が田舎にはもうほとんどいないのです。

いるのは、自治体職員、団体職員、教職に就く者で、あとは医療関係か福祉関係。
彼らは逆にその能力を職場で発揮する場もなく淡々と事務をこなしているだけに見えます。余計なことをして仕事を増やす必要がないのですよ。公務員は。
高齢者が40%を超えるまさに逆三角形の人口ピラミッド!
田舎はすでにその魅力を発信する力も失いかけています。

都市の生活に慣れてしまった人達が田舎を魅力的だと思うにはどうすればいいのか。
田舎にはもうそれを考える人もいないのです。

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