いや~~~・・・。
ひっさびさの『ソーマ』本編の更新です。
176話で止まったまま、気付けばもう10話分も遅れてしまっているという・・・。
ハハハ笑えねーなこりゃ。(←笑っとるがな)
自分でも軽く驚いているんですよね。これほど筆が止まってしまった事に。
思っていた以上に第一次・第二次試験の内容に抱いた失望が大きかった模様です。
ここで暴露させて頂くのもなんですが・・・。
内心どこか冷めた目でこの作品を見てしまっている自分が生じてしまっているんですよね。
期待が空振りになってしまった時、その際のダメージを最小限にするために心にストッパーがかかってしまっているというか。
夢中でグイグイと惹き込ませられたあの没頭感。
やられた・・・!!と唸らせられたあの説得力。
それが、感じられない。
・・・附田先生どうしちゃったんですか?
と言いたいです。正直なところ。
でも。
そんな不満がピークに達したのが、第一次・第二次試験の時だったというだけ。
最近の話は普通に楽しめていますよ。
なので、このような停滞はまた生じるでしょうが、それでも感想記事はこれからも続けていくつもりです。
この作品がどんな展開を織り成し、どんな結末を迎えようが
絶対に最後まで見届ける
そう誓っていますから。
そういうわけでして、今回の第176話感想、そして次回の第177話感想はかなりざっくりと、そしてかなり辛辣な内容になってしまうことをここで先にお詫びしておきます。
第178話からはこれまで通りの雰囲気の感想に戻ると思うので、どうかお許しください。
・・・それでは。
週刊少年ジャンプ2016年34号掲載
掲載順第1位
第176話 【雪の日の悪戯】
久し振りの掲載順(実質)1位獲得。
やったぜ。
該当した回は、進級試験編スタートの第172話でしたか。
うん。
やはり濡れ髪創真の色気に皆やられたか。(←)
もしくは。
えりなの教師コスプレも影響してるか・・・?(←)
真面目に分析すれば、この回はえりながようやく創真を正面から認めることが出来た記念回でしたものね。
創真&えりな派の読者からしてみれば非常に感慨深かったことでしょう。
実際創真&恵派な私でも笑顔で読める良回でしたし。(^^)
素直に納得の掲載順でした♪
さて。
くだらない 一次試験を突破した創真達は、夜行列車にて第二次試験会場へ。
扉絵は寝台で仲良く寝ている創真達。
創真とタクミが一緒の部屋でしたが、もしかしたら。
どちらが二段ベッドの上に寝るかどうかで言い争っていたりなんかしちゃったりして!!(妄想爆発)
もしそんなやり取りをしていたらもう、微笑ましさMAXなんですけどねっ!!
タクミが負けて涙目になる様子がめっちゃ想像できるんですけどねっ!!
・・・我ながら思います。
アホですみません。
でも、創真とタクミはそんな可愛いケンカもできるコンビだと思っていますので。(^^)
一方で、恵は新戸と同室だった模様。
さり気なくですが確実にこの二人の交流も積み重ねられていますね。
夜が明け、新たな地へ到着した一行。
そこは北海道の都心、札幌。
試験は其処から少し離れた山にある洋館で行われることに。
二次試験の審査を請け負う講師は、遠藤というおっさん中年男性。
今回の試験内容は個人戦。
そしてテーマは『麺料理』。
ただし、会場には最低限の材料しか用意されておらず、他に必要な食材があった場合は自ら直接調達せよとのこと。
その上でセントラルの教えに準じた美味を構築し、審査員である遠藤を唸らせる麺料理を一食分作り上げることがクリア条件だそうです。
数人ずつ分かれて順に調理を行うという事になり、創真と同じグループになったのはタクミと恵。
この組み合わせは丁度、「残党狩り」の偵察時の班編成と同じですね。
あの時はそれぞれの班でどんなやり取りが交わされるか楽しみにしてたけど、結局描かれたのはD班とC班だけだったなあ・・・(と、今更ながら愚痴ってみる)。
そうして順番に試験が始まりましたが・・・。
セントラル反対派の面々は、何故か随分と後に回されることに。
ようやく創真達の番になったものの・・・。
肝心の麺は一つも残っておらず、麺の材料になる食材もほんの僅かしか残っていないという状況に。
はあ・・・。
今回もまた、なんつーみみっちい嫌がらせだ。
あまりにもやり方が低能すぎて溜息しか出ない。
そんなわけで創真達は一次試験と同様に、食材を調達するため外に出ようとしますが・・・。
外は猛吹雪★
(ここの創真&タクミの後姿がシュールで笑えた)
これが前回広井が思いついたくだらない策でした。
この猛吹雪のせいで、創真達は食材を調達する手段を完全に断たれてしまいます。
・・・のですが。
流石は創真さん。
そーゆー無茶苦茶なことを素でやろうとするところが素晴らしすぎる(大笑)。
二段ベッドの件もこの方法で決めたのかなーとか、扉絵の妄想と絡めてホノボノのアッハッハでした。
いやーやっぱり最高だなー創真とタクミのコンビは。
ギャグもシリアスも一級品です。
こうして遠藤も広井と同様に下卑た表情で余裕をかましていましたが・・・。
これまた同様に創真らの気概に慌てふためくことに。
「餓鬼の悪戯みたいな嫌がらせ」という創真の言葉はまさに言い得て妙。
広井や遠藤の嫌がらせは、えりなのスパルタ教育よりかは遥かに甘っちょろいとのことですが・・・。
回想を見て、思いました。
ここのシーンが創真不在だった(描かなかった)のは賢明な判断でしたね、附田&佐伯先生。
もし創真のそんな状態を目にしていたら。
えりなにフライパン喰らわしていたでしょうから。(←←←)
セントラルのくだらない嫌がらせ
↓
もう終わったな♪と下衆顔
↓
動じず行動する創真達
↓
みっともなく動じるセントラル
↓
創真キメ顔&キメ台詞
うん。
ワンパターンですね。
いや本当に何なんでしょうね、この進級試験。
つまらなさすぎます。
ま、原因は全て試験官の三下振りなんですけども。
アンタら学習能力あんの?とマジで聞きたい。
株暴落もいいところ。
ひたすら不快でしかありません。
今回の内容はハッキリ言って、創真とタクミのやり取りが無ければなんの面白みもありませんでした。
もう結末も分かり切っていることですし、次回への期待は料理面ぐらいです。
一次試験と同様に、今回のハンデもまた食材絡みなわけですが、絶海の孤島の陸バージョンってか。
天候が障害になるというのは、その土地特有のハンデとしてそれなりに上手かったかもしれません。
ですが都心でも似たような試練はいくらでも設けられるのでは・・・とも思ったり。
だって雪が3cm積もっただけでパニックになってるし。(えー)
お題が『麺料理』と言われた時は「おお!?元・十傑第三席の女木島冬輔がここで登場か!?」と一瞬期待しましたが、どうやらこの調子ですと創真達だけで充分乗り切れそうですね。
彼の活躍はもう少し先でしょうか。
今あるもので出来る限りの良いものを出す。
それもまた料理人の気概。
前回主にピックアップされていたのは北国育ちのアリスと黒木場でしたが、今回はタクミと恵。
彼らは共に柔軟な対応力に秀でた料理人です。
そういえば恵もタクミも共に秋の選抜で麺料理を手掛けていましたよね!
恵は第一回戦で『ラーメン』を。
そしてタクミは予選で『パスタ』を。
特にタクミはパスタは得意分野ですし、どんな品を作ってくれるか期待が高まります。
『麺料理』という分野は非常に多岐に渡るテーマなだけに、各々の個性が反映された料理が披露されそうですね。
果たして創真達はどんなアイデアからどんな麺料理を作ってくれるのでしょう?