昨日のブログ訪問者数&閲覧数に唖然ボーゼン。
普段の何倍にも爆上げしとる・・・(滝汗)。
『ポケモンGO』による任天堂の株価以上の倍増っぷりです。
これは明らかに、アニメ第四話の影響と見て間違いありませんね。
本当に、あの回は原作でも至高でしたもの・・・。
更新が滞りがちになってしまっていますが、アニメ感想だけは追いつかせたいと思っております。
もしお待ちくださっている天使のような方がおられましたら、もうしばらくだけお待ちくださると幸いです。
まずはアニメ第二話、そして原作の感想から。
【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第二話 ちょこっと感想】
第一期に引き続き、今回の第二期もニコニコ生放送で配信されて嬉しい限り♪
案の定恵と黒木場の「ジョ●ョ」ネタシーンは物凄い反響を生んでましたが。(^^;;;A)
やっぱ動きと音が付くと威力も倍増ですね。凄すぎた・・・。(色んな意味で)
おまけに丁度同タイミングで、「●ョジョ」本家の方もアニメが放送されている真っ最中ときてますし☆
附田先生もツイッターで仰られていましたが・・・。
ほんとミラクル過ぎ。(苦笑)
前回の感想で述べ忘れていたのでしたが、第一期のアニメスタート時とアニメ終了時のテロップはお皿(&ナイフとフォーク)でしたが、今回は創真の包丁になっていますね。(スタート時は常用の出刃包丁。終了時は刺身包丁&菜切り包丁)
これは非常にナイスとしか。
原作では「あの件」以来取り上げられていませんが、創真の包丁は手ぬぐい、眉の傷に並ぶほど、創真のバックボーンに深く関わるアイテムでしょうから。
包丁に関する伏線が明かされた回でもある第80話は、本当に、本当に私にとって『幸平創真』という人物を考え直させた超重大な話でした。
ハッキリ言って、「秋の選抜編」の最大の山場はVS美作戦だったと断言できるぐらいです。
なので、第80話にあたる部分はあまりカットしてもらいたくないんですよね。
早津田みつるとのやり取りは全部カットしてもらっても構いませんから。(←コラ)
それと・・・。
今回遂に公開されましたね。
EDが。
アニメスタッフさん方・・・。
誠にありがとうございましたーーー!!!!!
(全力感謝)
待ってた・・・!
こういう真っ当なのを待ってたんですよ~~~!
第一期も“歌は”良かったのに・・・
映像が「アレ」だったんだもん・・・!!!!!(泣)
(個人的に軽いトラウマになってます)
OPが「秋の選抜編」メインの熱い内容なのに対して、EDは「スタジエール編」がメインの内容になっていますね。(個人的には当の第80話のエッセンスも入っていると感じていますが)
ということは、やっぱりスタジエール編までやり通す模様。
そうなると第116話までで第二期は終了でしょうかね。
そうすれば非常に区切りが良いですから。
でも単行本第8巻から第14巻までの分をワンクールでって・・・。
う~ん、第二期はかなり密度が高くなりそう☆
でもって、当のEDの内容はというと・・・。
もう!
もう!!
もう!!!
う つ く し い。
(感涙)
ぶっちゃけ、あまりの美しさに創真に惚れ直してしまいました。(←アホ)
こんなに綺麗な映像がこれからいつでも見られるなんてマジですか?
幸せすぎる・・・。
内容も歌(歌詞)も演出も作画も最高。マジ最高。
始めの部分は創真の「がむしゃら感」が良く表現出来ていると思いますし、中盤も綺麗ながら深い。
後半はもう、創真が美しすぎて死にかけました。(←やっぱりアホ)
スタジエール編での「これまでの自分のぶち破り」を表現してくれていたのでしょうが、原作では左右による“横表現”だったものを、アニメでは上下による“縦表現”で表してくれていましたね。
その演出の見事さに普段はあまり気に留めない、エンディングスタッフもチェックしてしまいました。(佐藤光さんか・・・覚えておこうっと)
おそらく附田&佐伯先生もこの演出には唸らされたと思いますよ?
アニメオリジナルで初めて、創真の内面的深さ、繊細さがガチで表現されていたと思います。
歌詞で特に惹かれたのが
「せめて僕の抜け殻に花束を添えて―――」というフレーズ。
創真は「不変のものなど無い。変化は必要だし、必ず訪れるもの。」という考えの持ち主だと思っています。
でもその一方で、目標や意志を真っ直ぐに抱き続ける一途な子でもあります。
そして自分を客観的に見ることのできる創真は、以前の自分から変わっていっている自分に気付いていることでしょう。
だから、このフレーズは過去の自分への別れと尊厳をこれ以上なく言い表してくれていると思います。
本当に感謝です。
これほど素晴らしい曲を生み出してくださったnano.RIPEさんに。
EDテーマのタイトルは『スノードロップ』。
この花言葉を調べてみたところ・・・。
「逆境の中の希望」「慰め」「あなたの死を望む」
とのこと。
へ~☆
「逆境の中の希望」というのは、まさに創真に当て嵌まりますね。
創真は何時如何なる逆境に遭遇しようが決して諦めない子ですもの。(^^)
それと。
一見不謹慎な「あなたの死を望む」という花言葉も、この場合においてはある意味相応しいと言えます。
今回のEDでは、創真の「過去の自分の尊厳死」そして「新しい自分の誕生」を表現しているわけですから。
・・・うっ。
あまりにも見事過ぎてまたもや涙出そう。(><。)
間違いなく、私の中でNo.1のエンディングと相成りました。
・・・あれ?
全然「ちょこっと」な感想じゃありませんでしたね☆(おーい)
週刊少年ジャンプ2016年30号掲載
表紙&巻頭カラー
第172話 【いざ戦いの地へ】
やってきましたでっかいどう!
・・・じゃなくて北海道!(いい加減にしろ)
というわけで。
雪にダイブする創真くんがかーーーわいいーーーーーvvv
こういう無邪気にはしゃぐ姿を見るとホッとしちゃいます。
創真って、普段は高校生とは思えないぐらい老成している子なので。
アニメ第二期放送直前記念ということで、巻頭カラーから今回はスタート。
わー創真ダッフルコート姿だーv
新鮮♪新鮮♪
そして多分初となる、同じ方向を向いている創真・えりな・恵ら主要人物三人。
やっと彼らが同じ目標に向かって歩み始めたというのを表しているのでしょうね。
まあ、やっぱりえりなは彼女らしくそっぽを向いてはいますが。
それにしてもやっぱり彼らって、見事な信号機カラーだこと。(核爆)
ちなみに表紙では、同時期にアニメ開始となる『斉木楠雄のΨ難』とコラボ。
まあ、麻生先生は佐伯先生の絵と並ぶことにプレッシャーがあったようですが(苦笑)。
でも、それほど画力の違いは感じませんでしたよ?(^^)
こうして進級試験のため、北海道にやってきた創真達。
一面の雪景色に吉野らは大興奮。
降雪量の少ない土地出身の人が十中八九陥る現象に苦笑を禁じ得ない。(※内陸地方出身の人が海に興奮する現象もこれと同様)
だが、かまくらへのロマンは賛同しよう。
前回はえりなを先頭にして進級試験を乗り越えようと結束した極星陣。
で、具体的にえりなはどんな対策を準備したのかというと、「北海道の食材」に対する基礎知識の徹底教授でした。
意外なほどに基本的な対策ですね☆
でも確かに極星陣一人一人の個性や応用力を伸ばすためには、かなり有効な対策と言えましょう。
その基礎知識に加え、えりながこれまで培ってきた食経験も伝授するとのこと。
なるほど。[神の舌]にかけてサポートするというのはこの事を言ってたのですね。
まあ、その教え方はかなりスパルタだったようですが(苦笑)。
ちょっと反省するえりなでしたが、新戸は全面擁護。
・・・う~ん。
やっぱりまだ新戸はえりなを肯定してばかりですね・・・。
話は一週間前へと遡り、進級試験はどんな内容かというのが説明されます。
- 課題をクリアするたびにどんどん土地を北上。
- 任意、またはランダムでルートが分岐するポイントもあり。
- クリアすべき課題の数は計6つ。
- 最終試験が行われる、旅のゴールは北端の離島。
なるほど。
こりゃあ、思った以上に土地柄が強く出る課題になりそうですね。
そして分岐ポイントが存在するという事は、ここで創真達はセントラルの思惑通りに分断されてしまうに違いないでしょう。
薊が言っていた「個別に潰す」というのはこの事だったのでしょうね。
そしてゴールが冬の北端の離島という時点で、嫌な予感しかしない。
北海道全体を巡るというそのスケールの大きさに創真は感心してますが・・・。
いやいや。これから先、そのスケールは更に大規模になると思いますよ?
えりなが基礎知識を増やすことで応用力や対応力を伸ばす授業を行った事に対し、薊は完成された料理をそのまま模倣する授業を実施していました。
薊側の生徒達・・・もはや「自分で考える」ことを放棄した目ですね・・・。
そしてえりなはわざわざご丁寧なことに、教師姿へとコスチュームチェンジして創真達への講義を始めます。
なんだかここのえりなのノリ、スタジエールでこれからの対応に努める新戸(第108話)とソックリでした。
やはり似たもの同士だからでしょうか?
それともメガネ効果によるもの?(絶対違う)
どさくさに紛れ、郁魅と普通に接しているえりな。
月饗祭編の様子から(第121話)、郁魅の方は過去にえりなから切り捨てられたという仕打ちをもう引きずっていないことは察してましたけども・・・。
・・・う~~~ん・・・。(-“-)
・・・うう~~~~~ん・・・。(-“-)(-“-)
・・・ううう~~~~~ん・・・。(-“-)(-“-)(-“-)
ま、いっか☆(いいのかよ!!)
えりなファンの読者はえりなのコスプレ教師姿に喜んだことでしょうが、附田&佐伯先生は創真ファンへのサービスも忘れてはいなかった!!
お風呂上がりの創真ですよ!!
濡れ髪創真再来ですよ!!!
わきゃ~~~~~!!!!!(>▽<)
「!」のコマなんてもう、失神するかと思った。(←)
ほんと勘弁してください佐伯先生。
心臓がもちません。
今日の分の講習会が一段落しても、休むことなく明日への準備に専念してくれているえりな。
・・・ありがとね。(^^)
「完璧」と謳われているえりなだけど、きっとこういう陰ながらの努力をずっと続けてきたのでしょうね・・・。
そして、初めて私とえりなの意見が合った☆
そうなんですよね・・・。
創真って自分の身が懸かっている状況でも、どこか他人事なところがあるんですよ・・・。
そんなところが私としても心配なんです。
だからここのえりなの念押しは有難かったと言えますね。
創真の茶化しも超ごもっともではありましたが。
まあ、その件は取り敢えず置いとくとして。
次のページのやり取りは良かったです。とっても。
もう何度言ったか分かりませんが、やっぱり佐伯先生は凄い。
もともと佐伯先生は「角度」を用いた魅せ方を多用されていましたが、最近はそれに加えて「照明(光源)」を用いた演出も持ちいてくるようになられましたね。(今見直しても第134話ラストには圧倒させられます)
附田&佐伯先生は創真とえりなとの交流を描く際に、常に「対照」を意識した描写をなされておりますが、今回はその対照性を照明による明暗で表現してくれました。
創真は暗い廊下側にいるものの、照明(光)に向き合っているため、影が生じていない明るい描写に。
対するえりなは明るい部屋内にいるものの、照明(光)を背負っているため、影が生じている描写に。
えりなに影を生じさせているのは、創真に正直な気持ちを打ち明けているための照れ隠しか。
それとも、薊側に戻ってしまう可能性の暗示か。
深読みの意味でもかなり興味深いシーンでしたが、どちらにせよ。
初めて創真とえりなが“通じ合った”シーンと言えましょう。(^^)
そんな準備を経て、いざ戦いの地へ到着した創真達。
一方その頃、そんな戦いの地へ向かう別の動きも。
やはり竜胆先輩ら十傑陣も進級試験に関わるようですね。
どうやら茜ヶ久保ももは斉藤綜明と仲が良い様子。
まあ確かに考えてみれば、同い年だし(全然そうは見えないけど)、席次も隣同士だし、司と竜胆先輩が親しいことからこの二人が親しくても特に不思議ではありませんね。
そしてなんと。予想だにしなかった元・十傑も参戦する模様!
各々が結構なインパクトを放ってます。
一色先輩は包丁剥き出し。
久我はブレザー着てる坊主軍団の引率。
そして女木島冬輔は初めての発言。
・・・う~む。
流石だ☆
なんか今回はなにげに大サービスな内容だったような。
アニメ第二期開始の記念回でもあったからでしょうかね?
流石は附田&佐伯先生。各ファンのツボを心得てらっしゃる。
ですがやはり、今回一番の注目どころはえりなの変化でしょう。
これほど他者の為に、熱心に動いてくれるようになるとは。
そしてなにより、これほど素直に創真を認めるようになってくれるとは・・・。
これまで他者を信用する姿勢を見せてこなかったえりな。
そんな彼女が「この人達なら出来るはず」と極星陣を信じてくれました。
「可能性」を信じてくれました。
でもそんな他者や可能性に対する「信用」は全て、これまでの創真の姿から学んだものだったわけです。
動機は問題ありまくりだったとはいえ、えりなは創真をずっと見てきたのですから。
改めて思いますが、
本当に、えりなの成長は「創真という存在を認められるかどうか」に懸かっていたのだとつくづく。
三年以上も掛けて、ようやくここまで辿り着きましたよ。やっと。
はあ~~~~~・・・。本当に長かった・・・。
そんなえりなの姿はとても喜ばしいものがあったわけですが、不満な部分もあるんです。正直なところ。
それは随分あっさりと、創真と、そして郁魅との確執がスルーされてしまったこと。
創真に対しては、今思い出しても腹が立つほど闇雲な侮辱や否定、見下し発言を繰り返してきたこと。
そして郁魅に対しては、たった一度の敗北で冷酷に彼女を切り捨てたこと。
そんな彼らに対してえりなが取ってしまった“罪”がまるで無かったことのようにスルーされてしまっているのには、どうにも釈然としないものがありました。
まあ・・・、いいんですけどね。いやよくないけど。(どっち)
罪悪感でまた己の殻に閉じ籠もってしまうより、これからに向けて挑んでいこうとする今の姿勢の方がよっぽど良いです。
ひょっとしたら、えりなが進級試験に向けてこれほど頑張ってくれているのは創真達への贖罪の意味もあるのかもしれませんしね。
私としても、今すぐ問いただすつもりはありません。
ただ、いずれ折を見て、きちんと創真と郁魅に詫びるなり訂正するなりして過去の自分の所業に向き合ってくれることを望みます。
それが「けじめ」というやつですから。
まあ、今回創真の視点を通してそれに触れていたことから、附田先生もこの件を都合よく忘れているわけではない模様。
ですので、信用して見守っていきたいと思います。
・・・さて。
それでは前回の感想のラストで私が述べた、えりなの創真への態度の変化を素直に喜べない理由について説明させて頂くことにします。
己の料理に対する“原点”を取り戻す切っ掛けをくれたことにより、一気に創真への態度が軟化したえりな。
ですが、その描写に些かの懸念を抱いたんですよね。
何故なら、彼女の中で創真と城一郎が重なっていたから。
確かにこの時の創真と城一郎の発言・思考が同じだったからこそ、えりなは料理に対する大切な想いを取り戻すことが出来たわけです。
それ自体は全く問題ないのですが、心配なのが、えりながこれ以降も創真に城一郎の影を見続けてしまわないかということ。
この事は単行本第6巻感想でも伏せて述べた通りです。
しかも附田先生は巧妙な事に、極星寮存続の件でえりなの創真への見方に変化が起き始めたのと同時に、創真と城一郎の親子関係をえりなに知らせているんですよね。
つまり、えりなの中で「創真自身」への肯定的印象が確立される前に、「城一郎の息子」という印象の方が前面に立ってしまったという。
一つの言動が相手に与える影響は、必ずしも一つだけとは限りません。
今回創真がえりなに与えた影響は、大きな“前進”と同時に、またある種の“固定観念”も生んでしまったのでは・・・と感じています。
・・・それと。
もしこの仮説が当たるとするならば。
今になって振り返ると残念に思えるシーンがあるんですよね。
それはえりながまだ創真が城一郎の息子だという事を知らなかった頃、創真の後姿に城一郎の姿が一瞬重なったシーン。(第138話)
今回で改めて思ったことですが、
創真って髪が凪ぐとかなり城一郎の面影が増しますよね。
丁度あの時も創真はお風呂上りでしたし、創真の髪型を普段のツンツン頭でなく直前の回であった第137話や今回のような凪いだ髪型で描写していたら、「城一郎の面影」という面で巧いリンクが出来たんじゃないかな~と少しばかり思いました。
さて、いざ始まらんとする進級試験編。
私としてはこの章は遠月革命編の内項目と思ってます。
まさに[玉の世代]が中心となる章ですが、何だかんだで、薊政権が発足してから調理描写がきちんと描かれた[玉の世代]は創真と黒木場ぐらいでしたからね~。
この章で他の面々が料理人として大いに活躍してくれることを期待しています♪
その一方で期待が高まるのは、勿論元・十傑達の活躍。
一色先輩は遂に本当の実力のお披露目となるのか。
そして久我は中華研の四川料理特化という、薊の教育法と似た行動を取っていながら、何故セントラルから除外されたのかという理由が明らかになるのか。
そして女木島冬輔は一体誰と連絡を取っていたのか。どんなジャンルの料理人なのか。
色々と興味は尽きません。
もし彼が予想通りラーメンのスペシャリストならば、北海道はまさに得意フィールドといえるでしょうね。
ですが、現十傑も一筋縄ではいかない試練となって創真達に立ちはだかってくることでしょう。
ただ、単なる妨害者としてだけでなく、今回を機会に創真達との交流を持ったり、何故薊政権に賛同したのかという理由も明かしてもらいたいところですね。
それと、どうやら今回関わるのは三年生達のみで、二年生達(叡山、紀ノ国寧々)は留守番の模様。
・・・う~ん、なんだか創真達が居ない間の遠月学園が心配です・・・。
創真達だけでなく、元・十傑メンバーも学園を離れたということは、今現在の遠月学園にはセントラルの抑止力になる存在はほとんどいないということになるわけですから・・・。
もし創真達が無事に進級試験を乗り越えて帰ってきたとしても、待っているのは「仕上げ」を待つのみの変わり果てた遠月学園のような気がしてしまいます。
それに、なんだかんだで創真達が一旗揚げるたびに現れては嫌味を飛ばしてきたことからみて、最終試験時には薊も姿を現しそうですね。
・・・それにしても。
さすがに巷でも声が上がってきていますが、依然として姿を見せませんね、「彼」は。
城一郎や仙左衛門が述べていたように、遠月学園を、そしてえりなを救うのは[玉の世代]です。
ですが、[玉の世代]が揃うには、まだ重要なピースが欠けたまま。
・・・ひょっとしたら・・・。
この進級試験編で一番厄介な障害になるのは、薊でも、十傑でもなく、「彼」になる可能性もあるかもしれませんね。
前回の感想でえりなが薊の元に戻る理由は「親に捨てられる恐怖」かもしれないと述べましたが、それは汐見という“親”の傍に居続けようとする「彼」とも重なる要素ですし。
このことから見ても、この進級試験編が薊政権との最終決戦とはならない事でしょう。
遠月学園内で始まりを告げたこの「変革」。
ならば。
決着もまた、遠月学園内でつけるべきでしょうから。