次号のジャンプは、『食戟のソーマ』の三周年突破を記念して表紙&巻頭カラー。
いや~・・・『ソーマ』もすっかり表紙&巻頭カラーに馴染みましたね~・・・。(^^)
って。
遅
(o(><o))
いっ
((o><)o)
つーのーーー!!!!!
(o(>o<)o)
てっきりスルーされたと思っちゃったじゃないですか!!
早とちりしちゃったじゃないですか!!
ああもう!!ジャンプ編集部さん御免なさい!!!(←逆ギレ?)
なにやら三周年記念だけでなく、超重大発表もあるとのことですが・・・はて?
アニメ第二期?
それとも実写化?
どちらにせよ私の反応は(-_-)ふーん・・・ですけども。
いえ、決してアニメ第一期に不満轟々だったというわけではないんですよ。
素晴らしい所は大変素晴らしく、総合的に見れば良いアニメだったと思います。
ですが、如何せん思いっきり期待していた回が・・・あははは・・・(乾いた笑い)。
そして過剰すぎるお色気表現が・・・・・・・・・・あっははははは・・・・・・・・・・(超乾いた笑い)。
というわけで、もし第二期の制作決定の報だったとしても、眉一つ動かさないことでしょう。
ちなみに実写化だった場合も同様ですね。
確かに『ソーマ』の世界観なら実写化しても全く問題ないでしょうが、私は漫画の実写化にはかなり抵抗を覚える人間なものでして・・・。
これまでに漫画からの実写化で不満無く楽しめた作品は『るろうに剣心』と『バクマン。』ぐらいですね。
原作の大きな魅力となっている、迫力あるテンポの良い調理描写は実写では表現が難しいと思います。
かといって、安直にCGなんて使ってきたらそれこそ幻滅ですが。
でも、もしそうではなく公式ファンブックやイラスト集の発表だったなら・・・。
★。.::・'゜☆。 \(T▽T)/ ☆。.::・'゜★
と、狂喜乱舞します。(えらい差)
次週のジャンプに期待しつつ、今回もいってみましょう~!
週刊少年ジャンプ2016年1号掲載
掲載順第4位
第146話 【隠し味】
「手羽先餃子」の完成に向け、調理を再開する創真!!
創真の挑発にまんまと乗せられ、叡山も創真の料理を食べることにしたようです。
そんな創真と叡山のやり取りを見守る竜胆先輩の表情が良いですね~。(^^)
創真を信用してるというか、買ってくれているというか。
表情豊かな竜胆先輩だけど、この表情が私的に一番好きかも。
と、ここで一旦会場を出て、創真は何かを取りに行きます。(思い出される秋の選抜美作戦)
ここの「?」な叡山にちょっと愛着(笑)。
それは鶏ガラスープ。
食戟開始前の仕込みの時に創真が手掛けていたものでした。
お~。ここで「スキレット」や、餃子を美味しく焼くコツなど、私達読者にも使える知識が披露。
特に「スキレット」を知らなかった私としては、こんな道具もあったのかと良い勉強になりました。
調べたところ、「スキレット」に適した料理は肉料理や餃子という事で、まさに今回の料理におあつらえ向きな道具というわけですね☆
そしてここでもやはり附田先生は用いてくれました。
「やさしい」という言葉を。(^^)
蒸し焼きするためのお湯を投入した直後、創真はパルメザンチーズ(粉チーズ)を投入。
前回ラストで描かれていた、「最後のひと手間」に必要なアイテムその1ですね。
何の目的で粉チーズを入れたのかというと・・・
あ~!!羽根つき餃子!なるほど!!
これが普通の餃子だったなら羽根つきも想像できたかもしれませんが、手羽先餃子ということに気を取られて全然気付けませんでした。
手羽先(翼)に羽を付けるって・・・。
何気に洒落てますね創真☆
・・・鳥(鶏)・・・。
・・・羽・・・。
そしてここ最近の「原点回帰」展開・・・。
・・・と い う こ と は・・・。
(ハイ、いつも外れる私の予想いきまーす!)
第三話で披露された「天使の羽リアクション(パワーアップバージョン)」が再発したりして☆
えりなの代わりとして今回そのリアクションを竜胆先輩が担ってくれれば、全世界の男性読者も満足してくれること間違いなし(苦笑)。
初めて目にした時はドン引きさせられたものでしたが(大苦笑)、今改めて見れば、あのリアクションもかなり重要な意味を見出すことが出来ますから。(そして・・・、同じく第一巻に収録されている「あのリアクション」にも。)
そんな創真の調理を、尚も嘲笑する審査員。
かと思えば、何も言わない創真を怒鳴ったり。
でもって創真から「しっ」と言われただけで本当に黙っちゃったり。
なにキミ?創真に構ってもらいたいの?(←←←)
とりあえずこの最も偏屈な審査員を「審査員A」と呼ぶことにしましょうか。
料理の音の変化に集中する創真。
この創真を見て思い出されたのが、スタジエール編にて些細な音の変化も聞き逃すまいと調理していた四宮。(第111話)
創真は師匠の姿からしっかり学んでいた模様です。(^^)
そうして焼き上がった手羽先餃子に、創真はここで先程持ち運んできた鶏ガラスープと「最後のひと手間」に必要なアイテムその2であった片栗粉を混ぜ合わせて作った、「あんかけ」を回しかけ―――
遂に創真の料理が完成・・・!!
相も変わらず格好良い「おあがりよ」も添えて!!(個人的にはこっちがメインディッシュv)
スキレットの上でジュワジュワと音を立ててる手羽先餃子。
あう。美味しそう。( ̄¬ ̄)
餃子好き、鶏肉好き、チーズ好きな私としては、これは堪らない・・・!!
めっちゃご飯が進みそうな一品です。
かくして、創真と創真の手羽先餃子への否定発言をいい加減にしろってぐらいに言いながら、箸を取る叡山。
そんな叡山はもはや無視するとして(←)、いかにも香ばしそうなザクッという皮目といい、ジューシーさ溢れるジュワ・・・という音。そしてとろ・・・というあんかけのとろみ。でもってチーズの羽はパリッパリでしょうし・・・。
うわこれ食感だけでも絶対美味しい!!(>¬<)
そして食べる叡山。
うん、ページを捲るのがとっても楽しみでした♪(どエスマイル)
でもってページを捲れば・・・
佐伯先生ありがとうございます。
(あー愉快痛快♪♪♪)
さ~あ♪
きたきたきたよきましたよ創真様の言葉攻め♪
「ひょっとして」なんて一応クッション敷いてますが、表情が完全に確信犯(苦笑)。
創真に気付かれてビクッとなった拍子に呑みこんじゃう叡山にやっぱり愛着(笑)。
そんな叡山の反応に驚く審査員達。
なので、創真は彼らにも料理を。
百聞は一見にしかず。
見るより実際に味わった方が遥かに実感できますものね♪
内心では食指が動いていたものの、意地を張り、食べずに判定を下そうとする審査員A。
でしたが、そんな彼の手を止める者が。
誰!?と思ったら、審査員の内のもう一人でした☆
判定は一口食べてからでもいいのでは・・・と進言する審査員B。
確かにね~♪
ここで判定を出してしまったらもう食べられませんもんね~♪(ニヤニヤニヤニヤニヤリング)
審査員Aのように意地を張り切れなかった審査員Bは、食べてみることに。
それに乗じて、審査員Cも。
その結果。
二人ともおはだけ!!
(イェーイ♪♪♪)
そんな審査員達の反応にまたも驚かされる審査員A。
さあ、これで残りは貴方だけですよ?(悪魔の笑み)
創真の料理の味に何故!?と驚愕する審査員B&C。
地鶏の持ち味を殺すような調理ばかりしていた筈なのに、その料理は地鶏の風味が非常に際立っていたのでした。
ほ~ら見ろほ~~~ら見ろ♪♪♪
その秘密は「あんかけ」にあると、審査員の疑問に答える創真。
そのあんかけには地鶏のスープや調味料の他に、“ある隠し味”が加えられているとのこと。
ほう・・・!まだ工夫があったとは!
果たしてその“隠し味”とは一体?
創真の事だから至って一般的な物に違いないでしょうが、その反面手羽先餃子に使われるには非常に意外な物かと思われます。
これは次回のタネ明かしが楽しみですね♪
尚も口を噤んだままの叡山に創真は言います。
どちらの皿の方が美味いかハッキリさせたくありませんか?と。
ニ・ヤ・リ♪
これは上手く絡め取りましたね・・・!!
さ~これで叡山は自分のプライド保持のためにも後に引けなくなりましたよ♪
本気で作ったからこそ、叡山は今回の自分の料理には妥協できないプライドと自信が乗ってしまったわけですから。
見事に創真はこの食戟を真っ向勝負へと誘導させました!!
なのに・・・。
・・・う~ん?
何やら今回の勝負もネットでは不満の声が上がっている模様・・・。
どうやら甲山先輩との食戟では、叡山&審査員は甲山先輩の料理も言い分も総無視で八百長判定を強行させたのに対し、そんな彼らへの対処として創真が取った策が単なる挑発だけだったことにガッカリ感を抱いている模様ですが・・・。
私は全くそうは思いません。
甲山先輩の場合と今回の創真の場合には、大きな違いがあるんですよ。
それは「因縁」。
商店街復興編(唐揚げ編)を切っ掛けに繋がった、創真と叡山の因縁。
その因縁によって創真は叡山から確たる敵意と共に、数々の障害を受けることになってしまいました。
ですが、創真はそれをことごとく乗り越えているんですよね。
秋の選抜では美作という刺客に勝利したばかりか、改心させて。
そして今回の食戟でも、叡山のあらゆる嫌がらせにも全く心乱されることは無かったという。
そんな風に創真が全く自分の思い通りにならないことから、叡山はどんどん創真に対してムキになってしまうことに。
それが逆に、ますます創真のペースに巻き込まれて呑まれてしまうことになったというわけです。
つまり。
創真は自分に向けられる叡山の敵意を逆手に取ったわけです。
ここが創真の「感覚的策士」たるところ☆
そこが創真の最も凄いところの一つ。
自分への“逆風”を、“追い風”へと変えてしまうんですよ。
いつの間にか。
でも気付いた頃には確かな形となっていて。
でも、この勝負に挑む創真を支えたのは、自分の料理への自信と仲間達への信頼、そして叡山への理解があったから。
これまでほとんど無策とも言えるような無茶振りで挑みつつも、常に対戦相手の本質的部分に真っ直ぐ向き合ってきた創真の姿勢を思えば、今回の創真も非常に彼らしかったです。(^^)
で、叡山への対処法はそんな因縁を上手く活用させたわけですが、一方の審査員達の方への対処はというと、これまた上手い事に叡山の表情を利用しているんですよね。
これまで散々、あの手この手で創真を陥れようとしてきた叡山。
創真への反発と料理の美味さによる強烈な板挟みによって、今回遂に前回の「あの表情」さえも凌駕するほどの顔を晒しました。
それが逆に審査員の、創真の料理に対する興味を湧かせることになったという。
創真をあれほど見下していた叡山がこんな反応をしてしまう料理なんて、一体どんな味なんだろう。
そういった好奇心。
しかもこれまでずっと顔芸をさせ続けたり、ついさっきまで散々創真への侮辱発言ばかりを言っていたのに彼の料理を食べた途端黙ってしまうなど、これまでの叡山の姿を通して丁寧に創真の料理のインパクトを今回の展開に集約させているんですよ。
そう考えると
凄いなぁ・・・!!
と、本気で感心させられます。
まさに附田先生の構成力と、表情の描写を最も得意とする佐伯先生の力が素晴らしく合致した展開だったと言わざるを得ません。
うん、まさに今回の食戟は薊政権への反撃の狼煙として相応しい内容ですね。
審査員が言っていたことに、そのファクターがしっかり織り込まれています。
薊政権の方針は、上質な素材の徹底厳選と洗練。
叡山の料理は「大衆料理」という点を除けば、まさにそれが反映されていた品でした。
対して創真は雑多の素材を用いるという、無茶苦茶なように見える混沌とした料理。(でもその味は・・・♪)
薊政権、ひいては[中枢美食機関(セントラル)]のモットーとする料理スタイルと丁度対極に位置しているのが「創真の料理」なわけです。
創真は薊政権への対立勢力の象徴的存在になれる料理人なんですよね。
もっとも、創真の事だからそーんな大仰なリーダー役を務めるつもりなんて全く無いでしょうけど。(^^)
薊政権への対立勢力の象徴になり得る創真。
そして。
薊政権の“鍵”となる存在が・・・、えりな。
今回の叡山との食戟は創真とえりなとの確執に通じるものも結構あるな~、と感じられて、個人的にはかなり味わい深いです。
さあ!!大変大きな意味を持ったこの食戟も、いよいよ最後の判定を残すのみとなりました!!
でも一方で繰り広げられている極星寮の状況も気になるところですし、まずはそっちの方の描写が先でしょうかね?
そして創真が言っていた「叡山に見せときたいもの」も明示されるでしょうか?
とにもかくにも、最高の「お粗末!!」を全力待機です!!!