週刊少年ジャンプ2015年25号掲載。
掲載順第9位
第118話 【遠月十傑】
今回はセンターカラー。
・・・なのですが・・・。
これが次週あたりだったなら、十傑全員集合のイラストになっていたのかな~、と贅沢な事を思ってしまったりして☆
極星寮への入寮案内ポスターをイメージしたイラストだった今回。
恵が前面&カメラ目線というのに、あざとさを感じる。(そういえば第9話の扉絵もこんな感じだったなあ~)
きっとふみ緒さんの仕業でしょうけども。
いやそれ以前に
入寮案内の写真として、ふんどし姿の人物を入れるのは果たしてどうかと思います。
・・・こりゃ、来年は入寮者ゼロかも。(←こら)
さて、例の「紅葉狩り会」について、一色先輩から説明される創真と恵。(やっぱり恵は創真の髪の件には触れない方向の模様・・・ちぇー★)
紅葉狩り会に招待される一年生は、「秋の選抜本戦」に出場した8名とのこと。
うん、妥当なところですね。
郁魅や極星陣、果ては貞塚や北条まで参加したら軽いオールスター祭りになっちゃいますもの(笑)。
・・・ん?
一色先輩になんか違和感を感じると思ってたら・・・。
クマさんエプロンがイヌさんエプロンに変わってる!!(ちなみに前回から)
これはあれですか?創真達と同様に一色先輩もパワーアップしたということですか!?(←んなわけない)
かくして当日。
おお~~~これは絶好の鑑賞スポットですね~~~!
こんなに素晴らしい景色なら、私も一緒になって紅葉と創真を愛でたいな~♪(←ん?)
って、あらまあ。
タクミの髪型も変わってる☆☆☆
少し伸びた創真とは反対に、結構短くなりましたね。
創真ファンは創真のヘアチェンジには(私を含めて)ほとんどの方が喜んだでしょうが、タクミのこの変化はタクミファンの方々は果たしてどう思われたでしょう?
ちなみに私としては、これはこれで格好良いかと。(^^)
タクミはいいとして、美作の方は・・・(汗)。
創真との食戟で張り詰めていたもの(ドレッドヘア)がほどけたのは分かるけど、これはちょっとなあ~・・・。
佐伯先生~!お願いです!どうか近いうちに美作のヘアチェンジを・・・!
それはともかくとして、着席順が素晴らしすぎる。
奥の方から、
煽る美作
嫌味を返すタクミ
マイペースに紅葉を愛でる創真(無邪気に手を伸ばしてるのが可愛いv)
終始緊張状態の恵
落ち着いてるえりな
えりなの護衛に必死な新戸
そんな新戸を茶化すアリス
葉山にガンつけてる黒木場
無視する葉山、と。
なにこれ超面白いんですけど。
仲の悪さが目立ちつつも、創真と恵、えりなと新戸、アリスと黒木場といったように、いつも一緒のペアがちゃんと隣同士に並んでいるのが見事。
そして「秋の選抜」であまり“縁”が広がらなかった美作と葉山は端っこにいるという。
ちなみに私としては、えりなと葉山がすまし顔&腕組みという、まったく同じポーズだったのも興味深かったです。
こうして見ると、創真だけはこれら全員と“縁”を繋げているんですよね~。
やっぱりこの席順は附田先生もかなりこだわって配置してくれた模様。
ツイッターの方に、その裏話が述べてありました。
なるほど、そんな裏事情があったとは・・・(笑)。
とっても面白い裏事情なので、ご覧になっていない方は是非☆
ちなみにえりなは十傑であるものの、この度の催しは一年生と上級生との交流が主旨のため、創真らと同じ側とのこと。
これは中々新鮮ですよね。
立場上のこともあって、えりなはこれまで同年代のグループの中には入った事がありませんでしたから。
選抜での敗北以降音沙汰が無くてちょっぴり心配していたタクミでしたが、元気になってくれていて安心しました。(^^)
やっぱタクミは創真にちょくちょく突っかかってナンボですからね(笑)。
って、
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?
創真髪切っちゃうの~~~?
いや勿論元の髪型でも格好良いことには変わらないんですけど、ちょっと残念・・・。
髪の事に気付いてくれたこと自体は嬉しいけど、別に叱ることないと思うんだけどな~。
一色先輩とかだって今の創真と同じくらいの長さだし。
調理時にはちゃんと手ぬぐいを巻いているわけだし。
片や髪が短くなって片や髪が伸びたで、ライバルとしても良いビジュアルバランスになったわけだし。
[イケメンカルテット]としてみても、タクミ<創真<黒木場<葉山となってバランス良いしね。
こうなってしまった以上、頼みの綱はやはり郁魅でしょうか。
お願い郁魅・・・!日本全国、いや全世界の創真ファンに代わって止めて頂戴・・・!(←大袈裟)
四宮の店に創真が研修に行ったと聞き、俄然燃えるタクミ。
相も変わらずタクミの熱源は創真なのね(笑)。
でもタクミくん?人の話は最後までちゃんと聞きましょう。(苦笑)
そんなやり取りの一方で、創真になにやら声を掛けたがっていたえりな。
へ~~~、少女漫画を約束通り貸してくれた件について、お礼を言おうとしていたとは・・・!(好感度アップ☆)
だけど、新戸に進言されたことで逆に意地を張ってしまうことに。(好感度ダウン★)
ま、予想してた通りだけどね。つまらない意地や見栄を張って、本当に創真に言いたいことが言えなくなってしまうのは。
でも、えりな。
漫画の件は確かにその通りかもしれないけど、キミはそれ以上の恩が創真に既にあるんですよ?
新戸が戻ってきてくれたのは、他ならぬ創真が働きかけてくれたからこそだという。
そのことを案の定知らないえりなは、創真と新戸が親しげになっているのが気になる様子。
それもそうでしょうね。
これまで良くも悪くもえりな至上主義だった新戸は、えりな以外の同年代の相手に柔らかい表情を見せた事は無かったでしょうから。
席順上至って自然な事なのですが、ここのえりなと一緒に、恵も描かれてるんですよね。
これによって、読者の想像を更に膨らませることに。
相変わらず上手いなあ、附田&佐伯先生は☆
・・・そういえば、これほど漫画の件が話題に出ていながら、恵は全然口を挟んできませんね~。
あの漫画の持ち主は十中八九恵と思っていたのですが、そうではないのでしょうか?
でも、あんまり重箱の隅ばかり突いていると逆に一杯食わされる時もありますし・・・。
・・・いいや!
今は深く考えず、引き続き「恵が持ち主説」でいこうと思います。
さて・・・。
満を持して、十傑全員が遂にその姿を・・・!
良かった、(外見的には)まともな人達だ・・・!(核爆)
いえね、「高校生」という常識から逸脱しているようなビジュアル軍勢だったら「ウソつけーーー!!!」と叫んでやろうと思ってたので。(←←←)
で、参上早々強烈に個性をぶつけてきた奴が一人。
ハッキリ言いましょう。
ウザイ。(ズバショ★)
この作品で最も口が悪いのは四宮と思っていましたが、なんと、それを遥かに超える口悪キャラが出てきてしまいました。
しかも耳に障る甲高い声。
矢継ぎ早な弾丸トーク。
おまけに考え無しの発言ときたもんだ。
トラブルメーカーですね。間違いない。(大確信)
でも、このキャラが周囲に絡みまくったお陰で、十傑二年生陣の個性や交流関係がたった2ページで分かってしまいました。
この流れは見事としか言えません。
やっぱり附田先生って、アクの強いキャラの扱い方がお上手ですよね。
そのキャラ単体だけでなく、周囲のキャラや人間関係も明白にさせる構成作りは流石だなあ、と。
そんなわけで十傑二年生陣の仲は最悪でした★
恵、「800倍」じゃちょっと中途半端だよ。ここは「1000倍」と言おうよ。
そんな喧々囂々な諍いの最中に
創真さん、爆弾投下。
どストレートに食戟の申し込み。
恵に散々制されていたんだけどね~。ほんとにもう。
ま、創真のこういうところを御せる人物なんて誰もいませんけども。(^^)
恵はもう寿命が縮みそうな勢いですが(大苦笑)。
ですが、その申し出はあっさり断られます。
一年生なんて相手にしてられない、という理由で。
あ。
これは創真のプライドに障った。障っちゃった。
これは完全に創真達を「戦うまでもない相手」と見下しているわけですものね。
怒りの火がついたのは創真だけでなく、他の面々も。
創真とタクミが一緒になっていたのは凄く嬉しかったです。
この二人は誇りを共有していますからね。(やっぱり良いなあ、このコンビ♪)
美作、恵、新戸はともかくとして、えりなや葉山もこんなことを言われたら反応しそうなものなのですが、描かれていません。
一年生陣の中でも最上位にいる故の余裕か、それとももう既に足元を掬う用意が出来ているのか・・・。
そして一年生を眼中に置いていない二年生らもまた、自分らの上に立つ存在―――十傑三年生陣らを倒さんとしているとのこと。
やはり十傑内でも常に下剋上を賭けた闘いは繰り広げられている模様です。
ですが、このまま黙って引き下がるようなタマではないのが我らが創真さん。
「挑発」と「口」においては彼の右に出る者はいない分、次回の創真の出方に期待が高まります♪
創真が髪を切る件が気になって、他の事はどうでもよくなりました。(←をい)
ですが。
創真の髪を切るか切らないかを賭けて郁魅とタクミが勝負するとかいう神展開が来たら、一生附田先生に付いていきます。
↑
(バカまっしぐら)
まあ、それは半分冗談として。(←半分本気なんかい)
今回一気にお披露目された、「遠月十傑」。
一人二人ツッコミを入れたくなる容姿の方もいましたが、ほぼ全員「学生料理人」に見える人達で安心しました。
まあ、予想通り性格の方は強烈でしたけど(苦笑)。
とりあえず第一印象としては、
三つ編みメガネさん・・・一目でわかるクールビューティー。
冷静さといい、毒舌といい、明らかに水原タイプですね。
そしてやっぱり真面目で規律を重んじる「優等生」的な人物の模様。
恵と同じ三つ編みおさげでありながら、明確に個性分けが出来ていると思います。
ヘアピンくん・・・「歯に衣着せぬ」を通り越して、「歯に衣無し」(造語)。
このどストレートな物言い、周囲を巻き込む気質。
明らかに創真属性です(核爆)。
トラブルメーカー感が凄まじいですし、敵に回したらかなり五月蠅く絡まれそう。
・・・ですが・・・。
逆に、気に入った相手には結構気さくに打ち解けてくれそうな感じもします。
裏表が無さそうな分、案外気持ちの良い交流が築けそうなキャラですね。
ネコぬいぐるみさん・・・ツッコミを入れたいキャラその1。
多分三年生なんでしょうけど、全然そう見えない。(汐見とどっちが小さいか比べたい)
明らかに、第4話の始業式に登場していたクマのぬいぐるみを持った子のリメイクキャラですね。
なるほど、ここに持ってきましたか・・・。
クマのぬいぐるみがネコに、そして髪型も変更されています。
う~ん。私としては初期の方の髪型の方が好きでした。
まあ、同じくジャンプ連載中の某触手漫画の某ヒロインと被ってしまうからでしょうが(爆)。
モヒカンくん・・・ツッコミを入れたいキャラその2。
三歩譲って、モヒカンはまだよしとしましょう。
その傷&大剣はなんだ。
いかにも武者侍といった雰囲気ですね。
職務質問必至な大剣が気になって仕方ありませんが、静かな風格は感じ取れます。
この面子の中では一番話が通じやすそう。
黒髪さん・・・袖出しの服装から、一番「今時の女子高生」といった印象を受けます・・・が。
その眼の小悪魔感が半端ない。
かなりアリスっぽい雰囲気を感じます。
人を困らせたり振り回したりするのがとても好きそうなタイプと見た☆
スキー帽くん・・・「怠惰」。
印象はそれのみ。
十傑の中で一番の巨漢でありながら、ぼうっとしていて動きも鈍そう。
「ウドの大木」といっては失礼ですが、まさにそんな感じ。(実際は物凄い実力者なのでしょうけど)
な~~~んか、この人物は黒木場に似てる気がします。(黒木場もアリスから「でくの坊」って言われてたし/第29話)
・・・ということは、案外帽子を取るとキャラが変わったりとか(笑)?
アルビノくん・・・しっろ!!!
色素が薄い、薄すぎる。なにこれレベル。
ルックス的な「白さ」ならこれまでアリス(又はレオノーラ)が筆頭でしたが、それの遥か上をいく白さです。
っていうか、もはや白を通り越して「透明」(爆)。
でもこれはひょっとしたら
全てにおいて万能
↓
逆に言えば「特色が無い」
↓
「色」が無い
とかいう意味が含まれていたりして☆
そう考えると、この子も創真と対照的なキャラといえるかも。
私から見て、創真はこの作品中で最も色彩豊かな子ですから。
そんな個性ありまくりの、遠月学園の頂点に居並ぶ者達。
ですが、まずは彼らに自分達を意識させなければ何も始まらない模様です。
果たしてどうやって目を向けさせるか。
それが次回以降の創真らの狙いになっていきそうですね。
とっても気になる点が、一年生陣が【選抜本戦出場者8名+えりな】で9名、そして上級生陣も【10傑-えりな】で9名と、両者とも丁度人数が同じになっていること。
これを逃さない手はありません!!
料理勝負とはいかないまでも、何らかのタイマン勝負が行われる展開になったりしたらもう個人的にワクドキです!!
ということで、勝手に対戦図を予想。
やーでも秋の選抜の時もそうでしたが、対戦図を予想するのってとっても楽しい♪
見ててとても面白かった今回の一年生陣の席順でしたが、対戦図的にもこの席順が用いられると思うんですよね。
そして多分、上級生陣は十傑の席次の順に並ぶのでは。
それらと今回の描写も踏まえて考えてみると―――
第九席:叡山 ―――― 美作
第八席:メガネさん ―― タクミ
第七席:一色先輩 ―― 創真
第六席:ヘアピンくん ― 恵
第五席:ネコさん ――― えりな
第四席:モヒカンくん ― 新戸
第三席:黒髪さん ――― アリス
第二席:スキー帽くん ― 黒木場
第一席:アルビノくん ― 葉山
・・・なんか、予想以上に面白そうな対戦図になっちゃった☆
なんとこの組み合わせだと、それぞれ因縁があったり、上記で述べたような、タイプが類似しているキャラ同士がぶつかり合う事になるんですよ!!
叡山VS美作は上司と部下の対決に。(美作は既に叡山の傘下から脱退しているとは思いますが)
一色先輩VS創真は好カードすぎてヤバい。
ヘアピンくんVS恵は、全く対照的な二人だけに受ける刺激も大きそう。特にヘアピンくんは極めて傲慢さが目立つ分、恵の自然な思い遣りの姿勢を学んで貰いたいと強く願わされますね。
黒髪さんVSアリスは、黒小悪魔VS白小悪魔といった冷や汗ものの女の戦いになりそうな予感(爆)。
スキー帽くんVS黒木場は上記でも述べた通り、案外似たタイプ同士の対決になるかも。
アルビノくんVS葉山は、選抜で頂点を獲った葉山が、遠月学園の頂点を獲った者に対してどう思うのかが結構気になります。
う~~~ん、当たって欲しい・・・。
そんなこんなで、いきなり険悪さ満々で始まった「紅葉狩り会」。
果たしてこの章でどんな因縁が張り巡らされるのでしょうか?