あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第99話感想

2014-12-19 22:10:00 | 食戟のソーマ

 いよいよ明日から始まる、「ジャンプフェスタ」。
 去年は行きませんでしたが、今年は『ソーマ』のアニメ化も決まりましたしぜひ行こうと思っていたのでした、が。

その日はガチで仕事(涙)。


 しかし・・・!
 ステージの模様は当日ニコニコ生放送で中継されるというじゃありませんか!!!

 神は我を見捨ててはいなかった・・・!(TT)
 ・・・でも少年ジャンプブースでの附田先生と担当さんのお話も聞きたかったな・・・。(←尽きぬ欲望)




 週刊少年ジャンプ2015年3号掲載。
 掲載順第6位
 第99話 【先陣をきる牙】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は「99」というゾロ目回。
 そんな今回の扉絵を務めたのは、前回からメインを張っている黒木場。
 単独ピンです。
 ということは、次回の扉絵は葉山の単独ピンでしょうか?
 そして次々回で、我らが創真が堂々の扉絵っていうね。

 ですよね?

 そうですよね?

 そうに決まってますよね附田&佐伯先生~~~? (←栗うさぎさん、それって脅迫)





 最初に料理を仕上げたのは黒木場。
 「耐熱フィルム」で料理を袋状に包んだまま給仕。
 どうやらその耐熱フィルムを用いて、何か仕掛けてくるようですが・・・。
 その「仕掛け」に予測が立っていた葉山は創真に言います。
 「たぶん お前もよく知ってること」だと。

 !!(・o・)

 なるほど・・・!!
 
創真も葉山も用いた「あの手法」ですか!予選で!!



 そうして出された品は、やはりぐつぐつと沸騰しまくりでした。(^^;A)
 「火傷しろ」と言わんばかりだな(爆)。

 いざ実食。
 耐熱フィルムを開封した瞬間―――

 引き摺り込まれる、海の香り。

 黒木場が仕掛けてきたのは、予選のカレー料理勝負で創真も葉山もやっていた「香りの爆発」!!

 そんな怒濤の香りに仙左衛門は、どうやら超レアなリアクションらしい“おニヤケ”を。
 なんだそりゃ。
 ってゆーか。
 それがどうした。
 上げ足取りを得意とする(←ヤな特技)私から言わせれば、第4話の回想で、仙左衛門は創真のふりかけご飯でとうに笑んでいるんですけど!

 料理としては「アクアパッツァ」な黒木場の品ですが、耐熱フィルムで包んだことで料理名が変わることに。
 その名は、「秋サンマのカルトッチョ」!!

 香りの爆発だけでなく、口にしてもやはり暴れまくる魚介の旨味。
 しかも黒木場は「ハーブバター」も加えることで更に濃厚なコクと風味を。
 ハーブバターですか~。
 懐かしいです。私も昔調理実習で作ったことがありましたっけ。
 手軽に作れて作り置きもできるから、料理にもうひと風味付けたい時等に便利なんですよね。
 “香り”の発火装置に続き“ハーブ”の使用と、かなり葉山の料理を意識した品になっています。 



 黒木場らしい徹底的なまでの暴力的な美味さに、薙切一族として(笑)レオノーラも“おはだけ”を。
 極星の名無しくん改め青木大悟くん、興奮してゴリラ顔になっちゃってます。(^^;A)
 ま。
 そんな観衆らや読者が期待した“おはだけ”ではありませんでしたが(笑)。
 私としては研究部門のトップという、理論派な彼女らしいリアクションだな~と思いますよ。

 そういうわけで本家もおはだけ。

海とひとつに!!(by仙左衛門&レオノーラ&堂島)

それってプール。






 審査員らの高評価に、「俺の料理の膂力を目に焼き付けろ!!」と葉山に見せつけようとする黒木場でした・・・

 が。

 うっわ~~~~~。

 葉山サン、史上トップクラスの冷めた眼です。(- -;)
 見てるこっちが引くぐらいの冷めようだな。



 二番手として料理を出す葉山。

 彼の出す品は―――

 「カルパッチョ」!!

 へ~!
 初めて知りました!
 カルパッチョって本来は生の牛肉を用いた品なのでしたか!!
 これまで生のお魚を使った品だと当たり前のように思っていただけに驚きでした。
 発祥はイタリアながらも、新鮮な魚を手に入れやすいという日本の土地柄が反映された料理だったわけですね。
 ということは、葉山の品は黒木場の品より「選抜の真のテーマ」に応えていると言えるかも・・・☆

 

 前菜メニューという、メイン的インパクトの無い品に、ふざけてんのかと黒木場はご立腹。
 メインかサブかは別としても、確かに「香り」を武器にしている葉山にしては、香り豊かとは特に言えないカルパッチョを選択してきたのは意外です。
 ですが、葉山は審査台に出してからもう一工夫を施してきそうな予感が。
 第95話の試作の様子からすると、黒木場が「耐熱フィルム」を自身の料理の鍵にしたのと同様に、葉山は「ガスバーナー」を用いてきそう。
 調理開始直後に多くの料理酒らしき物も取り出していましたし、おそらく葉山はこのカルパッチョをフランベするのでは(※フランベ・・・調理後の料理にアルコール度数の高いお酒を加えて発火させ、香りを付ける調理法)

 冷たい”冷菜のように見えて、実は“熱い”品だぞっていうね☆






 

 

 

 正直、ね。とても意外だったんです。

 黒木場が「アクアパッツァ」を作ってきたことが。

 黒木場はフランス料理を得意としているのに。
 しかも「ブイヤベース」という、似たフランス料理があったというのに。

 何故、わざわざイタリア料理である「アクアパッツァ」を選んだのか。

 

 

 でも。

 今回を読んで分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・クスクス。(^m^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相も変わらずお上手な事してくださりますね、附田先生♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒木場の料理は、アクアパッツァ改め「カルッチョ」。

 そして、今回判明した葉山の料理は「カルッチョ」。


 どちらもイタリア料理、そしてたった一文字違いという、とっても似た料理名になってますよ、二人の品は。


 この漫画は料理そのものが、その料理を作った人物のキャラクター性の媒体となっていますが、やはり附田先生は黒木場と葉山を「違うけど似ている者同士」として捉えてくれているようですね。  

 こうなってくると、勝負の最中か決着後に創真から「お前達似てるよなー (^^)」とか言われそう♪
 そして「「誰がこんな奴と!!」」とユニゾンし、そんな二人を創真がヘラヘラと眺めてたりして。
 そんな展開が来たら、嬉しすぎて泣く。

 さらに付け加えるならば、今回二人の料理を敢えてイタリア料理にしたのは、決勝で創真と闘えなかったタクミへの、附田先生なりのフォローかも・・・と思ったり。
 ・・・さすがに考えすぎかな?
 でもホント、私も[イケメンカルテット]がこの大舞台で揃っていれば・・・とつくづく惜しく思ってしまうので(苦笑)。



 さて、次回は葉山のターン。
 創真スキーな私としては、次回ラストもしくは次々回での創真の出番に想いを馳せることにしましょう。





 さあ、そして・・・!!

 連載100回目まであと1回!!
 
 (記念すべき100回目のメインキャラが葉山なのが残念、というのは内緒★)



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