想像を遥かに超える規模だった、附田先生の「大プロジェクト」。
万博とは・・・!!!
早速ホームページの日本館をチェック。
「うま味・だし文化」や「発酵・醸造文化」、「料理人・職人の調理技術」等、様々な項目を取り上げて日本の“食”を紹介する模様ですが、附田先生はサポーターとして主に「クールジャパン」の面から色々とピーアール活動にご協力してくださりそうですね。(ちなみに、料理面のサポーターの方々は生ける伝説ばかりでもはや眩暈が・・・)
なるほど、だから秋の選抜の真のテーマも「あれ」だったというわけか☆
そんな色々ある項目の中で個人的に目を引かれたのが、「日本の水田」。
・・・ここの項目で学んだこと、きっと附田先生は「あの子」に反映しそうだなあ~。(^^)
“食”というテーマにまさに相応しいとはいえ、丁度来年から『ソーマ』のアニメも始まりますし、これはタイミング的にも『食戟のソーマ』という作品自体を世界にアピールする絶好のチャンスとも言えるのでは。
なんだか本気で『ソーマ』が『NARUTO』に続く、“世界”への進出作に推されているような気がします。
あ~~~すっごく興味深いです。
是非とも行きたいところなのですが、開催地がミラノじゃなあ~~~。
うちの職場は三連休取れれば奇跡というところなので・・・(溜息)。
そういえば、どうやら今年のジャンプの発刊は、あと来週(8日)と再来週(15日)のみの模様。
2015年最初のジャンプは、1月5日に発売予定のようです。
・・・・・・・・・・丁度その回で、『ソーマ』は連載100回目を迎えるんですよねえ・・・。
・・・。
こりゃ、表紙&巻頭カラーは間違いない☆
週刊少年ジャンプ2015年1号掲載。
掲載順第6位
第97話 【月光の記憶】
葉山と黒木場のこんな顔初めて見た(爆笑)。
二人をそんな顔にさせた、創真さんのヘラ顔・・・もといもっさりサンマ。
扉絵は、月明かりの下で、縁側に腰掛ける着物えりな。
ほ~これは綺麗で艶のあるイラストですね。
特にポイントが高いのが、髪飾り。
これによって、和装という慎ましやかさの中に、えりならしい華やかさが見事に添えられていると思います。
叙情的な雰囲気は、今回の内容にも合っていました。
新鮮さとは程遠いサンマを用いるつもりの創真に、不機嫌を隠さない黒木場と葉山。
黒木場:あと一歩で殴りつけてた発言 ⇒ 創真:素朴なツッコみ ⇒ 黒木場:律儀に答える ⇒ 創真:素直に返事
このやり取り妙にツボった。
片や葉山は、皮肉200%発言。
・・・。(-_-#)ピキ
一応間違ってはいない事を言った上での、相手への否定。
この葉山の発言の流れ、最初に創真と出会った時にもこんな感じの事を口にしていましたっけね。(第46話冒頭)
きっと葉山は自分のこの発言が、今回自分自身に跳ね返ることになってしまうことでしょう。
といっても、創真は皮肉に対して皮肉で返すような子ではありませんが。
案外汐見あたりが、葉山のこの発言を善意のつもりで彼に言う事になりそう。
私としても前々から葉山の言い方には思う所がありましたし、この機会に自身の物言いを顧みてもらいたいところです。
そんな黒木場や葉山とは違って、仲間達は創真を信用しようとするものの・・・。
やはり不安は拭えないようです。(^^;A)
(どうやら全員、創真様の「洗礼」を受けた過去をお持ちのようですね/大苦笑)
そして、非常に珍しい装い(笑)の一色先輩から、審査員の紹介が。
この決勝戦の審査を務めるのは三名。
遠月学園を組織する各部門のトップが、持ち回りで通年務めているとのこと。
おお、ここで遠月学園の組織図が。
なんつーか・・・、もはや「学園」というより「企業グループ」といった規模ですね(汗)。
ストーリーが進む中で、これら各部門のトップの登場がきっとあることでしょう。
気になったのが「広報部門」と「海外部門」。
「広報部門」の登場時には、早津田が関わってきそう。
そして・・・、「海外部門」はひょっとしたら城一郎だったりして・・・。
ま、まさかね~~~?
というわけで、審査員は総帥である仙左衛門と、「観光部門」から堂島先輩が(やったー♪)。
そして、研究部門のトップとして審査に参加するのが『薙切レオノーラ』。
これが驚きのアリスの母親。
第66話のアリスの回想から、てっきり[薙切インターナショナル]のトップはアリスの父親かと思っていたのでしたが、母親だったとは☆
これ、もしアリスが決勝まで勝ち進んでいたらかなりの身内審査になっちゃってたよ?(汗)
そんなレオノーラは、やはりアリスの母親といった女性でした。
愛嬌がありつつも人を小馬鹿にし、そして冷たい威圧感を持っているという。
まあ、きっとこの方も娘同様に脱がされるでしょうけど。
そして調理開始の時間が迫り、真の姿を現す[月天の間]。
今回の冒頭で創真が疑問に思っていたことが、ここで明らかに。
私としては、遠“月”学園の“月”天の間で行われる催しだから、月の出る時間帯に行われるのかなあ~と思っていたのですが、会場自体にもこんな仕掛けが施してあったとは。
・・・雨天時はどうすんだろ?とは思っちゃいけないんですよね、きっと。
徐々に姿を現す月を見守る面々。
そんな中、堂島先輩はかつて自分が選抜の決勝戦を戦った時を思い出していました。
やっぱり相手は城一郎でしたか。
こうして見ると、創真と城一郎は親子ながらもやはり対照的。
表情は同じながらも、片やツンツン頭でもう片方はオールバック。
黒服と白服。
そして何より、眼。
過去と現在の交錯が、静かな雰囲気と相まってなんとも情緒的です。
いよいよ迫る、開戦の時。
一年以上に渡った(※作中では約一ケ月)「秋の選抜」、その最後を飾る戦いが、遂に始まります。
仙左衛門:「構えよ!」
ザッ
「調理・・・・・開始!!」
よっしゃーーーーー!!!!!
創真頑張って―――――!!!!!
(o(>▽<)o)
うおーーーーーーーーーー!!!!!
燃・え・る!!!
ラストの見開き、物凄い疾走感とスピード感!!
ほんと凄いなあ・・・!!
満月が現れるまでの4ページがとても静かで情緒的な流れだった分、ラストがより一層爆発的に映えました!!
ってゆーか2ページフル使用の見開きってこれが初じゃありません!?
なんて豪華仕様なんだ・・・。
遂に満を持して始まった、「秋の選抜」決勝戦!!
黒木場はまたしてもエビを使う模様(苦笑)。
そして葉山は何やら料理酒らしきものをかなり用いるようです。
その中にはバルサミコ酢や本みりんもあるようですが・・・、和洋折衷の料理を作るつもりなのでしょうかね?
そして(個人的に)一番の注目株である創真は、糠漬けサンマの処理から入る様子。
やはり附田先生は、サンマ以外の創真の手の内はまだまだ明かさないつもりのようです。
この流れだと多分、次回からの98話・99話で創真のサンマの正体を明かしつつ、葉山と黒木場の調理描写がメインに描かれ、記念すべき100回目で実食&創真の品の披露になるのでは。
今回の創真の料理は、「秋の選抜」の真のテーマの象徴作になっているでしょうからね。
さて、ではここで「秋の選抜」の真のテーマと、創真の料理についておさらいしておきましょうか☆
前々からしつこく述べてきましたが、私は今回の「秋の選抜」のお題に隠された真のテーマは「世界に発信している日本の料理」だと考えています。
それを前提にして創真の料理を見直してみると、そのいずれもが真のテーマに合った物となっているんですよね。
予選:カレーリゾットオムライス
⇒「オムライス」は日本生まれの料理であり、チャツネを混入するという日本独自の手法を用いている。
本戦第一回戦:進化系のり弁
⇒日本独自の弁当箱である「ランチジャー」を使って、日本の定番である「のり弁」を進化させている。
第二回戦[準決勝]:ビーフシチュー 秋の選抜スペシャル
⇒日本の代表的調味料である「白味噌」を活かし、ガルニチュールは日本の家庭料理である「筑前煮」から発想を得ている。
そして、この決勝戦において、創真はサンマを「糠漬け」という日本を代表する加工法を用いて、「熟成・発酵」という日本が特に秀でている技術を使用しています。
その上で、私が予想する「お寿司(ちらし寿司)」を作ってくれたならば、まさに選抜の真のテーマに見事に応えることとなると思うのですが・・・はてさて。
さあ!ここからは一瞬たりとて目が離せません!!
創真達の闘いをしっかり目に焼き付けていこうと思います!!
そして、記念すべき回までのカウントダウン開始です!
連載100回目まであと3回!!