カズユキの世界

天野一之日本共産党大東市議会議員のブログ。

戦後75年。2020年夏から秋へ 平和の取り組み

2020-09-28 06:21:11 | 日記
30年前の復刻版 大東の「市民が綴った戦争体験」記 完成へ
 2期めの活動に入った今年は、戦後75年目の夏となりました。当初は広島または長崎の原水爆禁止世界大会へ久しくの参加を考えていたのですが、コロナ感染拡大の影響でオンラインでの取り組みに。現地行きの計画どころではなくなりました。
戦争を知らない世代の一人ですが、被爆体験を聞いて育った、仕事を通して非核平和活動に関わった経過からも、このまま過ごすのは物足らん!「無力」ではなく「微力」で『挑む』の私なりの?平和の取り組みとなりました。
 先ずは、6月議会の質問で取り上げた戦争体験を受け継ぐ取り組みについて。
以前作成した市民の戦争体験集をリニューアルの検討をしていくと回答がありました。
 8月には、担当課で打ち直し、データ化をしたと報告があり、試作した復刻版「市民が綴った戦争体験」が手元に届きました。
17名の市民の戦争体験が綴られています。手記を寄せられた方の生年が記載されています。推測ですが、既に亡くなられた方もかなりいらっしゃるのではと思います。
 この貴重な体験集を今後、戦争を知らない自身はじめ、後世にどのように伝え、活かしていくのか。9月議会の質問で触れました。
活用方法は次のとおりです。
◎9月28日までに図書館をはじめ、市内の生涯学習施設を中心に配布、配置する。
◎10月実施予定の「平和パネル展」において、配置し、希望者には渡せる予定で進めていく。※コロナ感染が心配される中ですが、感染予防を施したうえで、現在実施の予定で考えている。
◎体験記内容をデータ化したことから、大東市ホームページにパソコンや携帯などタブレット端末から閲覧できるように準備を進めている。こちらも9月28日実施の予定で進める。

以上を示したうえで、「戦後75年が経過して、戦争体験者、被爆者の方が少なくなった今日、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に引き継いでいく事は大変重要な課題と認識している。この市民が綴った戦争体験記をしっかり活用したい」と回答がありました。
 さて、今日は大東市の37年目の非核平和都市宣言日。早速、何件か私のもとにも、市民の方から冊子の問い合わせをいただいております。多くの方に見て頂きたく思います。
 また、議会で取り上げ、復刻版作成に尽力頂いた関係者の皆様には感謝を致します。
被爆国として核兵器禁止条約締結には後ろ向きな状況は、矛盾を感じ、変えていくには…と考えます。ハードルは高く見えますが、決して「無力」ではなく、「微力」の結集へ。
私なりに非核平和に取り組んだ戦後75年目の「夏」から秋へ…












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