カズユキの世界

天野一之日本共産党大東市議会議員のブログ。

平和と運動会日和

2019-05-30 21:11:27 | 日記
日曜日は市内小学校の運動会が行われました。先ずは住所地近くの学校へ開会式から参加しました。
さて、自身の小学校当時は無かった儀式。国旗掲揚、国歌斉唱。私は立つだけに留め当然歌いません。自身として違和感を覚えます。私が学んだ戦時体験談や平和教育のおかげと誇りを感じています。
しかし、時代の流れか、政治の流れか、児童も先生も国旗に向って歌っていますね。今後の平和教育でどのように取り扱うのか。歴史から戦争への道に駆り立てるために利用した経過については…。単なるお祭り儀式の定番に終わらないことを

また、元号の意識も改めて考える機会に。
プログラムのネームに目を引きました。
2年生競技に「令和に輝け…」。きっと「これからの時代にがんばれ」と期待を込めたことと解釈はしますが、私には違和感。2年生自身が好んで付けたとは考えにくいですね。
ここでわが党の見解です。

慣習的使用に反対しないが、使用の強制に反対する――新元号の発表にさいして
2019年4月1日 日本共産党委員長 志位和夫

一、元号は、もともとは中国に由来するもので、「君主が空間だけでなく時間まで支配する」という思想に基づくものである。それは日本国憲法の国民主権の原則になじまないものだと考えている。
一、わが党は、国民が元号を慣習的に使用することに反対するものではない。
 同時に、西暦か元号か、いかなる紀年法を用いるかは、自由な国民自身の選択にゆだねられるべきであって、国による使用の強制には反対する。
一、政府は、これまでも「一般国民にまで(元号の)使用を強制することにはならない」ことを「政府統一見解」として明らかにしている。
 この立場を厳格に守ることを、あらためて求める。

運動会を後にし、「被爆者の会」総会にアポなし参加。昨年の議会質問からの繋がりです。
開会冒頭の黙とう。重く意味を受け止めました。この1年「会」で亡くなられた方がまた数人。高齢化・体調から参加が困難な状況も伝えられました。被爆2世の方が会の進行を一手に引き受け、総会を進められた姿が心に響きます。
戦争・被爆体験の継承の大切さ。自身の受けた平和教育からも役に立てる世代に。私の「平和運動会」はこれから始まります。