カズユキの世界

天野一之日本共産党大東市議会議員のブログ。

2020年6月7日 日曜議会 代表質問

2020-06-13 18:10:17 | 日記
 みなさんの温かいご支援と信任を頂き議員2期目の定例月議会が始まりました。
引き続き日本共産党大東市会議員団は2名の議員で、皆さんの声を市政に届け、市民生活の向上、くらしの苦難軽減のために、くらしやすい大東市の実現を目指して頑張っていきます。
7日の日曜議会では今年度の市長の施政方針に対する各会派からの代表質問が行われました。
2年ぶり3回目の代表質問に挑んできました。
今回の質問項目は
①【基本姿勢・都市の在り方変革】より
大東市の公民連携の課題と今後のすすめ方について
○「北条まちづくり事業」の問題点、評価について市長の見解を求める
○2期事業構想は立ち止まって見直しを求める
②【新型コロナウイルス感染症対策】について
○小中学校における給食費の1学期間の無償化は、2学期以降も無償化
を求める
○保育料の無償化(現行0-2歳児7月まで)の延長
所得制限の緩和をし、年度内の実施を求める。
○避難所対策についての見解を求める。(自然災害と感染防止からの具体策は)
③【働き方の変革】から
○ICT活用、導入から行政の果たす責任と職員数削減との関係について見解を求める
④【人とのつながりの変革】から
○ネウボランドだいとうの職員体制と相談体制の充実を求める
⑤【都市の在り方の変革】についてから
○市内全域の市道や市内府道における歩道部分の段差及び拡幅改善の推進についての見解を求める
の大項目5点についてです。



 今施政方針に対しての質問課題は、重点として
①つは、「大東市の公民連携の課題と今後のすすめ方」。
 議員団1期目の4年間においての現市政で大東独自の方法で進められた公民連携事業。リードプロジェクトとして進められた北条まちづくり事業や、深野北小学校跡地活用は、当初計画よりも市持ち出し予算が増加。計画内容が当初より変更。情報公開等、市民に疑問を抱かせる結果に。福祉政策は足踏みや抑制される傾向にある中、「稼ぐ自治体」。稼いだ財政で福祉や社会保障費を捻出したいとする国政の社会保障の持続化ついての議論であるような問題点。税金の使い方をしっかりチェックする視点が重要になる事が大東市においても例外なく云えます。

②つは、「新型コロナウイルス感染症対策」です。
4月改選前の緊急事態宣言と併せ、3補正月末に補正予算で予備費2.2億円を追加し、
コロナ対策として
①小・中学生に対する給付金 1億1400万円
②公立小中学校給食費の無償化(1学期間) 
※金額計上なし。学校給食予算内で当面考慮。期間延長の想定はなし。
③保育所・認定こども園の0~2歳児の保育料無償化(~7月まで)
※金額計上なし。保育予算内と必要時、後の補正の見通し。差し当たり、民間保育施設への事務手続きに諸経費はかかる見込み。期間延長の想定はなし。
④ 妊娠中の方に加え、産後6か月の方にマスクの配布:110万円
⑤空気清浄器の購入:440万円 危機管理から50台購入予定の概算。差し当たり投票所へ配置する。以降は備蓄品ではなく、保育施設などへの活用を検討する。
⑥テレワーク導入企業への機器などの費用補助:300万円  実施の予定は?詳細
⑦中小企業向けセーフティ―ネット等 関連融資の信用保証料の補助:5000万円
(1件最大10万円までとし500~600件の対象を想定)
⑧小規模事業者経営改善 資金融資(マル経)に対する利子補給(310万円)
⑨公の施設閉鎖などによる指定管理者への利用料金補填:3000万円 
を進めることにしました。(各注釈は議案審議当時の聞き取り部分を記載)
 今回の施政方針では、今後の具体的対応の記載は非常に弱い打ち出しに感じました。この点から今後の感染対策を並行していくことと併せ、懸念される第2波に備えた市民の命とくらしを保障する市政が最重要課題と考えるからです。

つづく


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