認知症~気ままなひとり言

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

トイレはどこ?

2009年02月26日 19時54分04秒 | Weblog
 今日は久しぶりにいいお天気?でもなかった 

昨日の更新で、数年前、トイレの場所がわからなくなって、

夜中に、2度起こされて、トイレへ連れて行った、とても寒かった思い出・・・

毎日、夜中のトイレタイムには、ちょっと辛かったです。

あの頃は、ほとんど睡眠が、取れていなかったので、ストレスなど、介護の限界を感じていた頃でした。

そんな日々が、何年続いたのかなぁ? 

もう、忘れてしまった?2年ぐらい続いたのかなぁ?


 でも、トイレの時間が、夜中12時過ぎだとわかっていても、

確実にその時間であるとは、限りませでした。

母が熟睡?したかな?と、思った頃に、私は入浴していました。

ほとんど、眼が覚めないでよく眠っていましたが・・・・

たまには、目覚めている時もありました。

ある日、私が入浴中、トイレの前で、放尿していました。

きっと、トイレに行きたいの~と言っても、私の返事がなかったので、

自分で行こうとしたけれど、どうしてもわからなかったのでしょう。

トイレの前の廊下は、ビショ濡れでした。

それを知らず、私は歩いていると、足が冷たい~

なんで・・・・こんなところが濡れているの 

まさか・・・・

こんなところで?

当時は、そんなことをするなんて理解出来なかった? というより、

とても、ショックでした。

ついに、トイレがわからなくなってしまった。

まだ、廊下なら拭けばいいけれど、畳の上でも、何度か放尿していました。

冬場は、コタツがあるので、コタツの横がトイレと勘違いしたのか?

布団が、濡れていました。

その後始末の大変だったこと・・・

真冬でも、庭に出て水洗いをして、少し乾かしてから、翌日、クリーニングへ、

パジャマのまま、寒くても外で洗っていました。

また、コタツ布団の重たいこと・・・

水分が入ると、もう、どんだけ~ってぐらい、重い・・・

凍えそうな夜中でも、パジャマのままで、お洗濯でした。

真夜中でも、洗濯をしていました。

寒くても、パジャマの上から、羽織る余裕もありませんでした。

その後、眠っている母の足の裏を拭いたり・・・・

とても、空しさを感じていました。

とうとう、トイレがわからなくなってしまった。

もう、ダメなんだ、完全にわからなくなってしまった。

この次は、オムツなのかな?

母がどんどん変わっていく・・・・

涙がポロポロ・・・・

泣きたくなくても、涙が出てくる・・・・


これからは、12時のトイレタイムが終わってから、入浴しよう 

そう思っても、なかなか思うようにできない現実でした。


あ~、今、思い出しただけでも、寒い 

畳の臭いを消すのも、苦労しました。

あの頃から、洗濯物がどっと、増えました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まめお)
2009-02-26 23:19:36
私の母は まだ トイレの以外の場所では
した事が ありませんが 近い将来 そうなる
兆しが ちらほら とても 不安にも思います
実の 母親だと 現実を突きつけられて
心が 痛いですね・・・
返信する
まめおさま (あみん)
2009-02-27 19:41:12
ついに・・・
とても、ショックでした。
また、ひとつ出来なくなってしまった。
トイレが、ダメに・・・・
痴呆が、進んでいくことの兆しに、
受け入れることの辛さ・・・
悲しかったです。

夜中に、洗濯するたびに、涙がとまりませんでした。
返信する

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