認知症~気ままなひとり言

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

老人の一人暮らし

2008年11月24日 23時52分06秒 | Weblog
 今夜はシンシンと冷えて寒くなってきました。

温かいミルクティーを飲みながら、更新しています。

これにケーキがあれば最高なんて思いながら、書き始めました。


  昭和30年代後半の話に戻って・・・・・

私が小学生の時、とても悲しい思いをしたことですが

ご近所に一人暮らしのおじいさんがいました。

当時12年ほど前に、おばあさんを亡くし、子供さんがいなく、

一人で暮らしていました。

年齢は70歳ぐらいだったか?忘れましたが

おじいさんに、母は、とても可愛がってもらったそうです。

母は、父親を早くに亡くしているので、父親のような人だったそうです。


おじいさんも、だんだん寂しくなってきたのでしょうか、

ひとりごとを言ったり、精神的に疲労が重なってきたのか

周りからは、頭がおかしい、きちがい(言葉が悪いですが)になったとか・・・

言われ始めたそうです。


いつの日か、そのおじいさんは、精神病院へ入れられたそうです。

それは、誰がそのようにしたのかは、わかりませんが、

私は、母がとても嘆いていたことを覚えています。

当時も役所の人がしたのか、どうかわかりませんが


しばらくして、両親がおじいさんの入院している精神病院へ面会に行きました。

おじいさんはとても喜んでいたそうですが、

「なんでワシが、こんなところに入れられないといけないのか

   ワシは、きちがいじゃない」

と、泣いていたそうです。

身内のいないおじいさんには、引き取ってもらう人がいないので、

どうすることも出来ないことでした。

母もとても辛かったと思います。


病院に入れられて数ヶ月後、おじいさんは亡くなったそうです。

この話を聞いたとき、子供心にとてもショックでした。


 当時おじいさんは、痴呆になりかけていたのでは、ないかと思います。

今のように、認知症なんて病気がなかったので、頭がおかしいと言われていたのでしょう。

かわいそうだったおじいさん・・・・

自分の意思で入った病院でないので、かわいそう過ぎます。


当時は、医学も発達していない時代だったので、認知症なんてわからなかったこと

今、思い出してもかわいそうです。

あの頃のことを思い出しながら、書いていますが、

今も切ない思いです。


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干し柿

2008年11月24日 13時18分44秒 | Weblog
 朝からお天気が悪く、雨がシトシトと降っています。


2週間前に、柿を吊るして干し柿を作っています。

だいぶやわらかくなって、もう少しで食べれそうです。 

昨日は、第2弾?の柿を剥いて吊るしました。

4年前に、ご近所の方に干し柿をいただいてから、手作りの良さに惹かれ

3年前から作っています。


カラスがカァ~カァ~となくたびに、気になってのぞきにいったり、

それが少し大変ですが、出来上がった時のうれしさ・・・・・

買って食べるより、出来上がっていく楽しみが、これまた最高

干し柿は、母も大好きなようで、いつも喜んで食べています。

この季節に出来る楽しみ・・・干し柿作り・・・・

買ったほうが見た目が綺麗で、おいしそうなんて言わないでネ

手作りの柿もおいしいですよ 


楽しい柿作りでした
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