働き方改革は、失敗を避けるやり方なので、それでは革新は正直生まれにくい気がするね。
例えば、実際にやって見ると分かる失敗。
基板の処理がそれぞれ周期が違ったりして、図面の上では同時に処理されるはずが、実際は基板の処理速度の違いや、処理の順番のせいでタイムラグができる事。
それが故に、事象の判定がストップしてループから抜けられなくなったり。
変な所で信号が保持されて、最終結果が予想と違ったり。
それは実際に動かしてみないと見つけにくい失敗だろうな・・・。
で、その失敗から次どうしたらいいか、それを改善するにはどうしたらいいか、
或いは、失敗だらけではあるが、ある場合はなぜかいい結果を得られた⇒それはなぜか?を突き詰めると・・。
効率は悪いだろうが、長期的に見ればこういうやり方の方が本当の意味で技術は向上する。
失敗体験の無い技術革新はない。
まぁ過去にある失敗を調べるなどして疑似的に体験するならまだしもだが。
まぁ前と同じ製品を同じように作るだけなら効率化は絶対した方が良い。が、新しく作り出すようなものまで効率を求めすぎては、いいものは出来ないだろうな・・・。
おわり。