ようやくヴェネツィアに到着した私達。
まず驚いたのが、街中、海の香りでいっぱいだったこと!
そうですよね。大小160の運河と約400の橋で構成されている’水の都’
たった1泊の滞在でしたが、メンバーと初めてのヴェネツィアを存分に楽しみました。
ゴンドリエ(漕ぎ手)のカンツォーネをききながら、ヴェネツィアでしか味わえないゴンドラ観光を!と思ったのですが、
もうすでに手元に所持金が悲しいことになっていたので・・・
写真だけ撮り(笑)、運河を走る水上バス、ビリエットで、水の都を廻りました。
これは、橋の上にお店が並ぶ美しいリアルト橋。
このあたりは、細い路地が多くて、アクセサリーやヴェネツィアガラスのお店がたくさんあって楽しかった!
サン・マルコ寺院のあるサン・マルコ広場をぶらぶらして、
ヴェネツィア共和国の総督の住居だったドゥカーレ寺院へ。
9世紀から15世紀にかけて、アドリア海を支配する女王と呼ばれた共和国時代。
その栄華を象徴する2階にある世界一大きな油絵のティントッレット作「パラディッソ」の天井画は見事!
この宮殿は、また囚人の牢獄でもあり、、囚人はこのため息橋を渡って、外界から完全に遮断された独房にはいります。
実際、その独房を全部見てきましたが、当時の囚人の人たちが書いた落書き?なぐり書き?などいっぱいあって、
非常にリアルでしたね。
ここから、2階のすばらしい天井画の部屋にいくと、天国と地獄を同時に見たようでした。
映画「リトルロマンス」は、零時ちょうどにこの橋の下でキスを交わした恋人は、
永遠に結ばれる、という伝説から生まれたのですね。
名残惜しく、ヴェネツィアを去り、もう1度ローマに寄ってから、最後のナポリです。
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