ぐりぐらのフォトログ

デジタルカメラであそぼ!

シラカシ(ブナ科アカガシ属) 御薬園のどんぐり

2022年12月05日 | 花&植物

週に2回は通る御薬園の脇道。心字の池を潤して流れ出る小川沿いの道。

柿もいい色になり、ちょっと前からどんぐりがいっぱい落ちていて

自転車が通るとき踏みつぶす音が心地よい。

なぜ、ここにどんぐり? それもこんなにいっぱい。

ちょっと見、コナラもミズナラも見当たらないのに。

いよいよ雪になりそうな気配がして、雨もやんだし止まって見ることに。

なんと常緑樹にどんぐりがなっている。御薬園はいろんな樹木があるから

木々の間にコナラがあるのかと思い込んでいた。今年はいつもより落ちた実が多いから

あれっ!なぜ?落葉した木はどこ?とやっと見たことないどんぐりかも!と気がついた。

 

検索で「ならの樹木見聞録」さまに教えていただきました。

どんぐりの木には6種の落葉樹と6種の常緑樹があるんですね。

御薬園のは常緑樹のシラカシのようです。

木によっては12月~1月までどんぐりを実のらせるらしい。

奈良の雑木林はアラカシが多いが、奈良公園にはシラカシの大木が多いそう。

四季亭(春日大社一の鳥居近く)裏のシラカシの木には

どんぐりが落ちる季節になると毎年鹿が集まっていて、たくさん落ちたはずの

どんぐりはほとんど見当たらず、落ちるどんぐりを待ち構えては

食べているらしいです。そこのどんぐりはおいしいのではと

推測されているようです。どんぐりの見聞広めていただきました。

 

 

コメント
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