日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

子育ての相乗効果

2007年10月06日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


【ドイツのバーデンバーデンで買った、一家3人のお揃いのペン。とっても書きやすい。スペアインクが2本付いて7ユーロくらいだった。】


今朝は珍しくさわやかに目覚めることが出来た。

どうやら、昨日スポーツクラブで汗をかいたのがてきめんにきいたようだ。
そう、「バカンスを日常に!」 の私は、
ようやく、念願のジム通いを始めた。
世田谷に住んでいたときは
瀬田にあるスポーツコネクションに入ろうとして、
担当の営業レディが不誠実だったので、入会をやめてしまった。
(娘が3歳でバレエを習えるようにしたかったのだが)
スポコネは温泉もあるし、子どもが参加できるレッスンもあり、
更に託児所まであるので、子育て中でも通い易い、と思ったのだが。

まあ、縁がなかったのだ。
縁がなかったおかげで、本当に腰の周りがぶよぶよしてくるし、
何よりも階段をちょっと上るだけでも息切れがするほどに
弱ってしまった。

更年期障害は私の体を一挙にガス欠のポンコツ車に落とし込んだ。
いや、ポンコツ車のままでいたら更年期を早めてしまい、
とうとうガス欠になったのかなあ。
まあ、どっちみち、このままでは
「呼吸するだけでも疲れちゃうのよね」
状態は改善できない。そこで、本当に決意した。

ジムに通おう!

そして、ようやく近くのホテル・メリディアンにある
「ル・クラブ」というスポーツクラブに入ったのだ。
歩いて行けるのが最大のポイント!
無料体験をして、即決をした。

さて、昨日、個別のトレーニングプログラムを作ってもらうために
いろいろなチェックをしていただいた。
すると、何と私の基礎代謝は50歳代並に低いことが分かったのだ。
柔軟性に欠けるのが最大の要因、ということも分かった。
トレーナーに付いて頂いて、ストレッチをしていくと、
なるほど、自分の筋肉がどれほど固まってしまっているかが分かった。
ありがたいことに、初心者のわたしにはトレーナーがしばらく
ついて私用のメニューをこなすお手伝いをしてくださるという。

というか、そのきめの細かさが「ル・クラブ」のウリなのだ。
トレーナーがつくので、さすがのナマケ者の私でも
なんとか人目を気にしてがんばれそうだ。
よかった、よかった。
昨日も有酸素運動を20分やろうと張り切って、走っていたら
7分過ぎた当たりでもう顔が引きつってきた。

その有り様が異様だったのか、
トレーナーが近づいてきて、「速度を落としてもいいですよ」という。
「あのー、何分やればいいでしょうか?」とぜいぜいしながら聞くと、
「15分でいいですよ」という返事。
「分かりました」とそこだけ、元気よく答えて、
また死にそうになって、足を運ぶ。
速度も落としたかったのだが
ボタンを押そうと手を前に出すだけで、よろけそうになる。
かろうじてバランスを保ち、再び、ボタンを押そうと手を伸ばすと
また、よろけそうになる。

結局、速度を落とせないまま、15分走り続けた。

その後、筋トレ。
ポンコツ車にも丁寧に指導して下さったトレーナーにお礼をし、
実は一番のお目当てだったプールで泳いだ。
もともと水泳部なので、泳ぐのは苦にならない。
こっちはしっかり20分間、続けて泳ぎ切った。
仕上げに、ジャクジーで
お腹まわりの脂肪がうねるのを楽しんだ。ブヨーンとのびる皮膚が
毎回お化けのように表情を変える。
これはスリムな人には味わえない、おデブだけが楽しめる特権よね。うふふ。

さて、そんなトレーニングのおかげで今朝はすっきり。
また、体を動かしたくなった。



【2007年秋冬ジル・サンダー、コレクションブックより。これと全く同じものが
バーデン・バーデンのセレクトショップのショーウインドーに飾られていた】

大好きなジル・サンダーの洋服はもう買えなくても、
せめて今まで持っている洋服をかっこよく着ていきたいじゃん。

そこで、子育て相乗効果術を目論むことに。

8時頃に起きてきた、娘に軽い朝食を出しながら、
「今から、ママの筋トレにつきあってよ」という。
「いいよ」と娘。体を動かすことの好きな娘は必ず、そう言う。
さて、我がマンションには朝の6時から夜中の12時まで開いている
トレーニングルームがある。共有施設になっていて無料で使えるのだ。

じゃ、なんで、スポーツクラブに入るの?
とびっくりするだろうねえ。
答えはナマケものはタダだとやらない。
お金を出したと思えばこそ、がんばれる。
ということと、泳ぎたい、という元水泳部ゆえの願望があったからだ。

娘は土曜日は午後から英語とバレエがあるので、
バレエの練習をすると張り切っていた。
トレーニングルームには鏡とバーがあるので、
バレエのレッスンにはうってつけなのだ。

さて、ココで、子育て相乗効果術の内容をご披露。
娘がバレエを習っているので、
私はその娘からバレエを習う。
姿勢をどう作るとか、どんな柔軟体操がいいのか、といったことを。

娘は嬉々として教えてくれる。
私はひたすら娘の指導に素直に従う。
母より娘のがずっと体が柔らかい。
だからひたすら母は娘を羨んで、褒めちぎることになるし。
母が努力する姿を見て、娘もはりきってバレエの腕を磨く・・・というわけ。

もちろん、親子だからして
「ちょっと、そんな痛いことできるわけないでしょ」
とか、つい、大人げなくわめいてしまう!
しかも、バレエというより、できそこないのヨガ、という感じにしか
ポーズを決められない母を見て、
娘が大笑いをするので、さすがの私もむかつく。

でも、やらないよりまし、と思っている。

今、こうしてブログを書いている間も娘はバレエを習っている。
母に教えるために?

子育てもギブ&テイク、といかなきゃ?