シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

新世代DVD ブルーレイ勝利 東芝HD撤退

2008-02-19 01:41:22 | ニュース
新世代DVD ブルーレイ勝利 東芝HD撤退(産経新聞) - goo ニュース
東芝は16日、高画質DVD「HD DVD」の事業から撤退する方針を固めた。
録画再生機など関連製品の生産を全面的に中止することも視野に、近く取締役会を開き、正式決定する。
東芝の撤退で、高画質DVDの規格争いはソニーや松下電器産業が推進する「ブルーレイディスク(BD)」への一本化で決着することになった。

***以上一部引用***

次世代DVDの規格が決着を見たニュースです。
新規格争いで負けの多かったソニーが勝利を収めたことが残念な気がしないでもありません。
βの二の舞として話題にできませんからね。
今回のHD DVDvsBDでは,映画配給会社が早々とBD支持に回ったことにより,HD DVDが不利とは予想していましたが・・・。
DVD(HDD)レコーダーの性能としてみた場合,東芝製は機能も充実しており使い勝手が優れています。
HD DVDの商品も既に投入されておりユーザーもそれなりにいることと思います。
今回の発表を受けた朝日新聞の記事では

ある男性会社員(58)は「早い時期の撤退はメーカーとしては賢いのだろうが、撤退するのなら、HD―DVDを売り続けるのは客に損をさせるようなもの。すでに買った客への責任も考えて欲しい」と話した。

という記載がありました。
HD DVDを選択したのは自分にも関わらず,メーカーに責任を求めるのはいかがなものか・・・と思わずにはいられません。
サポート体制の長期維持を求めるのであれば理解はしますが・・・。
とはいえ,それを言い出すとキリがなくなってきます。
今こうしている間でも「製造中止」となっている商品は出ています。
後継機材があればいいのですが,後継機材がないような製品だと話題にも挙がらず消えていきます。
うちにあるだけでも,DAT(Digital Audio Tape)とかLDとか・・・いつまで使えるのやら。
もっともこれらは,市場が展開できなかった話なので,今回の規格争いとは若干異なります。
規格が定まっていない先物に手を出した当然のリスクと言えなくもありませんが・・・。

アナログ地上波の停波も控えており,デジタル受信機とあわせて消費者の購買意欲を掻き立てることでしょう。
その前に今の物価高が消費に水を注すことは容易に想像できます。
原油高によるガソリン代や電気代の高騰,小麦の値上げ(約30%)まど今後更なる物価の上昇が予想されます。
賃金もそれなりに上がっていればいいのですが,殆どあがっていない現状では益々生活困窮者が増加しそうな勢いです。
全ての責任を政府に求める気はありませんが,税制や官僚組織の抜本的な改革が必要な時期になっているという認識はもって欲しいものです。
既得権益維持のための族議員は百害あって一利なしだと思います。


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