シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

「自衛隊の海外活動ためらわない」首相、NATOで演説

2007-01-12 23:46:44 | ニュース
「自衛隊の海外活動ためらわない」首相、NATOで演説(朝日新聞) - goo ニュース
ベルギー訪問中の安倍首相は12日、北大西洋条約機構(NATO)の理事会で演説し、「憲法の諸原則を順守しつつ、いまや日本人は自衛隊が海外で活動することをためらわない」と述べ、恒久法制定も含め、自衛隊の海外派遣を積極的に進める意向を表明した。そのうえで「我が国はより大きな役割を求める世界の増大する期待に応える用意がある」と強調、平和構築や復興支援活動などでNATOとの連携を強化する方針を示した。
首相は演説の中で、9日に防衛省が発足し、自衛隊の海外活動が本来任務に格上げされたことに触れたうえで、「日本政府は国際平和協力の最適なあり方について、自衛隊や文民の活動に関する一般的な法的枠組みを含め議論している」と強調。自衛隊の海外派遣を積極的に行うための恒久法制定に意欲を示した。

***以上一部引用***

日本1国が平和を享受していれば良いという従来の考えから比べると、まぁ良い傾向だと思います。
防衛庁の省への昇格にあわせ、海外協力事業が本来業務になりましたからね。

さて、装備や人員はどう考えているのでしょう?
海外展開部隊がいるという事は、その分国内の人員が手薄になるという事です。
戦車や戦闘機の派遣はないでしょうが、装輪装甲車や輸送機は必ずと言ってよいほど派遣されるでしょう。
装備だけでなく人員も派遣されます。

しかし、現在の改革では自衛隊も含め公務員の人員削減をしようとしています。
それだけでなく、装備の予算要求も財務省で必ずと言って良いほど削られます。
無条件に予算を認めるのは、それはそれで問題だとは思いますけどね。
問題なのは、財務省の予算審査をする中に軍事に詳しい人間がいるかということです。
以前、片山さつき氏が財務省にいたとき

「潜水艦なんて時代遅れ」

と発言したという噂があります。(調べるの面倒なんでそのまま紹介)
姿が見えない潜水艦がどれだけ脅威になるか・・・知らないらしい。
まぁ、軍事知識が皆無なのは政治家にも言えることですけどね。
福島みずほ氏とか・・・。

安易に「海外で活動することをためらわない」と言うのはいいですが、その分の人員や装備・資金をどうするのか考えているんでしょうか?
まぁ、考えてないんでしょうけどね・・・。
う~ん、最近私の中で安部内閣の評価・信頼がどんどん下がってるな~。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
軍事の議論を避けないこと (三四郎)
2007-01-14 17:21:39
日本では、まだ軍国主義への反動からか、軍事的な議論をすることがタブー視されているような気がします。この方面に対する政治家の知識レベルが貧弱なのもそこに一因があるのでしょう。文民政治家といえど、いや文民だからこそ、軍事的議論を避けずに理解を深めてほしい。でなければ、無知なるがゆえに結局、軍事的暴走を制御できないということになりかねません。
返信する
最低限の知識が必要 (秋月@管理人)
2007-01-14 22:35:43
最低限、国政に関わる人間には最低限の軍事知識を持つべきです。
自衛隊の海外協力事業が本来業務となった今、さらにその必要性が高まったと思います。
知識も必要性もですが、思想・信条で自衛隊を縛ることがあってはならないと思います。
現場で命をかけるのは自衛隊員なのですから・・・。
暴走を危惧すればこそ明確な交戦規定や法整備が必要だと思います。
返信する