野中氏が同和行政批判

「特別扱いが差別再生産」　野中氏が同和行政批判(共同通信) - goo ニュース
大阪市や奈良市で相次いだ同和行政をめぐる不祥事を受け、差別問題をあらためて見直すシンポジウムが１３日、大阪市内で開かれ、パネリストの野中広務元官房長官は自らの被差別体験に触れ「行政による特別扱いが差別を再生産した」と従来の同和行政を批判した。
野中氏は、京都市による被差別出身者の優先採用や、団体を通じた税務申告を国税当局がそのまま受け付けた優遇策を批判。「法や税金の特権がなくなった今、立ち上がらなければ本当の解放はできない」と指摘した。
解放同盟大阪府連の元幹部で解放・人権研究所の大賀正行名誉理事は「公務員になった被差別出身者の教育を解放同盟でやっていたが、うやむやになった。解放同盟も反省すべきところはある」と述べた。

＊＊＊以上引用＊＊＊

うん、野中氏のおっしゃることはもっともです。

が

野中氏が政権の中枢にいた時に何かしたのでしょうか？
利権が報道され世論が批判的になった今になって批判的な発言をされても・・・。

同和問題に限らず利権が絡むと改革は頓挫します。
過去の行財政改革が良い例ですよね。
利権の恩恵に与っている者が、簡単に利権を手放す訳ないです。
しかし、利権は腐敗につながります。
本当は政治家がチェック機関となるべきですが、その政治家が利権を絡んでズブズブなのが現状です。
これでは行財政改革が成功するはずもありません。
肝心の政治家も利権のおこぼれに与っているか、党利党略だけで行動していますからね・・・。

党を超えてマトモな政治家が欲しいものです。
機会があれば私も立候補してみたいけど・・・供託金払えないから無理ｗ