シリウスの環

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初めの主旨から大変革・・・。

補給新法、委員会通過 13日にも参院へ

2007-11-12 23:51:30 | ニュース
補給新法、委員会通過 13日にも参院へ(朝日新聞) - goo ニュース
インド洋での海上自衛隊の給油活動を再開するため、政府が今国会に提出した補給支援特別措置法案が、12日の衆院テロ対策特別委員会で、自民、公明両党の賛成多数で可決された。
民主党は、補給支援特措法案を審議する参院外交防衛委員会で、同法案の審議を後回しにして、民主党提出のイラク特措法廃止法案の審議を優先させる方針。その間に、守屋武昌・前防衛事務次官を巡る接待疑惑などを追及する考えだ。

***以上一部引用***

廃止法案を提出するのと同時に新たな支援法案を提出するんならちょっとは評価するんですけどね。
民主党は,政党というよりも仲良しクラブ(主義主張に基づかないたんなる寄せ集め)みたいなものだから期待するだけ無駄なんでしょうが・・・。
民主党は与党案に対して,トコトン対決姿勢でいくつもりのようです。

常識的に考えると,与野党が法案を持ち寄って双方の長所短所を議論するのが正常と思うのですが,どうも先生方は違うようです。
もっともらしいことを述べて反対を主張していますが,では具体的にどうするのか?
各議員の構想は述べられていますが,党として統一された見解は出されていません。
先にも述べたように雑多な思想の寄せ集めですから統一見解なんて出せないでしょうけど。
反対や批判することは統一して行えるでしょうが,そんなことで「政権担当能力がある」なんて主張されても困ります。

法案の議論ではなく時間切れを狙うなど社会党がやっていた牛歩戦術に匹敵する愚策ではないでしょうか?
一切の妥協は認めず,反対だけしているようでは国政が滞ること請け合いです。
特に衆院と参院の現在の状況をみると実際に滞る可能性が高いです。
国政を停滞させて大丈夫なほど国内及び国際情勢に余裕があるとは思えません。
与党案を丸呑みは行われるべきではありません。
協議によってより良い法案を作成する健全な国会運営を行っていただきたいと心底思います。
それが国会議員の仕事なのではないでしょうか・・・。

守屋前事務次官の疑惑追及も重要ですが、法案審議とは別で行うべきだと思います。
国会会期は短いのですから司法に任せられる部分は司法に任せて有意義な国会として欲しいものです。

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