シリウスの環

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初めの主旨から大変革・・・。

「防衛省」昇格法案、10月中に審議入り

2006-10-25 23:59:12 | ニュース
「防衛省」昇格法案、10月中に審議入り(朝日新聞) - goo ニュース
防衛庁の省昇格法案が今月中に国会で審議入りすることが25日までの与野党折衝で固まった。早ければ27日の衆院本会議で、趣旨説明と質疑が行われる。政府・与党は教育基本法改正案に次ぐ重要法案と位置づけており、今国会中の成立をめざす。ここ10年間浮かんでは消えてきた防衛庁の省への「格上げ」論が初めて国会で審議される。
省昇格は、97年12月の省庁再編をめぐる政府行革会議最終報告で「政治の場で議論すべき課題」と位置づけられてから、防衛庁の「悲願」となっていた。省に格上げする必要性や、自衛隊海外派遣の本来任務化の是非などが議論の焦点となる。

***一部引用***

やっと防衛庁の省への昇格が審議入りとなりそうです。

なぜ、防衛庁ではなく防衛省とする必要があるのでしょう?
現在、防衛庁は内閣府(主任大臣は内閣総理大臣)の下部組織です。

省と庁で何が違うのでしょう。
防衛庁のままだと、閣議を求めることや財務省に予算の請求・執行を求めるのに内閣府の主任大臣(内閣総理大臣)を通して行う必要があります。
省になると、主任大臣が防衛大臣となるので、直接閣議を求めたり財務省へ予算の請求・執行を求めることができます。
国際情勢は刻一刻と変化しています。
しかし、現状では逐一内閣府を通す必要があり、スピーディーな対応ができません。

防衛省になると危険だ

なんてイマイチ理由のわからない反対をする人がいますが、シビリアンコントロールの現状は変わらないし、組織の位置が変わるだけで組織自体の変化はさほどありません。

国防は国民の生命・財産を守るだめの最後の手段なので、与野党一致して真剣に議論して欲しいものです。
まぁ、野党は反対のための反対しかしないんだろうけどね・・・。

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