秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
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甲虫種の書 斧甲虫 アルセルタス亜種

2024-01-09 23:59:02 | 甲虫種










「斧甲虫」
アルセルタス亜種
Desert Seltas
甲虫種
甲虫目 食肉亜目 セルタス科
全長約582.64〜766.62cm
全高約304.8cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1662087671618080768?s=19
・狩猟地
旧砂漠、遺跡平原、未知の樹海
・概要、特徴
通常種とは生息地域が異なり、乾燥地帯や砂漠地帯で遭遇事例が増えている、徹甲虫アルセルタスの亜種。
二又に分かれた巨大な胸角の形状から「斧甲虫」の別名がある。
白い斑模様のある緑褐色の甲殻の表面は、体液を分泌して形成された保護膜に覆われている。







・生態
徹甲虫と同じく高い飛翔能力に加え、本種は角を使って地中へ潜行する能力をもつ。
長距離を移動する場合は専ら地中へ潜行する事が多く、獲物を狩る際にも地中に身を潜めて待ち伏せし、獲物を発見すると同時に空中へ飛び出して奇襲する。
獲物を地中に引きずり込むこともあるようで、生息地域に踏み込む時は地面に注意しろ、と現地のハンター達は口を揃える。
また、徹甲虫より攻撃性が高く、麻痺性の毒液を獲物に浴びせることで即座に身動きを封じ、滞空からの突進で襲い掛かる。
鋭利な二叉の角は硬い岩盤をも穿ち、潜行することを可能にするだけの強度を誇り、通常種同様に突進を躱されると角が岩壁に突き刺さってしまう事もある。









単独で行動している個体も確認されているが、雌雄の関係であるゲネル・セルタス亜種には必ず随伴しており、徹甲虫同様に雌がフェロモンを放出すると敏感にそれを察知、興奮状態となってゲネル・セルタス亜種の胸殻に乗り、連携して外敵と戦闘を行う。
通常種と異なるのは、アルセルタス亜種はフェロモンを察知すると地面に潜り、ゲネル・セルタス亜種に地中から引きずり出される形で合体を行う点である。
なお、単独ではゲネル・セルタス亜種の発見例がない遺跡平原でも確認されている事から、徹甲虫同様、行動範囲は雌と比べ広いものと思われる。
・食性
肉食性。草食種の死骸を捕食する様子が観察されている。


・危険度、戦闘能力
基本的には徹甲虫と同じであるが、腐食液ではなく麻痺毒液を噴射して外敵の動きを封じ、突撃して鋭利な二又の角で断ち切る戦法を得意とする。
雌と随伴している際には麻痺毒液で外敵の動きを封じた隙に雌が高圧ブレスなど強烈な一撃を叩き込む連携を見せる事もあるが、時にはアルセルタス亜種自体が高圧ブレスによって砲弾の如く発射され、外敵を仕留める切り札のように使われることもあるという。



しかし、アルセルタス亜種の身体はその衝撃には耐えられず、砲弾とし発射された個体は哀れ、木っ端微塵に砕け散るという最期を遂げる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1667718490202210304?s=19





・利用
軽く砂に強い甲殻は旧砂漠近隣の街では履物の素材として利用される他、角の造形はオブジェ制作の参考にされた例がある。
また、薄く強靭な翅の加工用途は幅広い。
・ソース
MH4G
ハンター大全4
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書




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