秋津蛉のモンスターリスト

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牙竜種の書 氷狼竜 ルナガロン

2024-03-17 21:54:40 | 牙竜種










「氷狼竜」
ルナガロン
Lunagaron
牙竜種
竜盤目 四脚亜目 凄爪竜上科 ルナガロン科
全長約1244.52〜1767.78cm
全高約418.84cm
・狩猟地
城塞高地、寒冷群島、大社跡、密林
・概要、特徴
主に氷雪に覆われた山岳地帯に生息する牙竜種。
透明感のある堅牢な瑠璃色の甲殻に覆われた体躯に先端が三つ又に分かれた鋭利な尻尾、そして四肢に備わる朱色の鋭い爪が特徴であり、体内には取り込んだ空気を冷却する器官を持つ。
腹部には蒼く光る核「雹蒼核」を持ち、これは原理は不明ながら激しく冷気を放散しており、特殊な体液を冷媒に前述の体内の冷却器官と循環しているという仮説が立てられている。









冷却した空気は全身に霜の層を作り、徐々に鱗は氷の鎧と化す。
これらが幾年繰り返され、幾層にも積み重って出来た重殻は少々陽気に触れたところで溶けはしない。
冷気を纏い、月光に吠える氷狼竜とその伝説の神秘性を高め続けていく。
厚く強固な鱗には刻まれた多くの古傷は過酷な生存競争に立ち向かい、戦い抜いてきた証。





発達した鋭い爪は接地面にスパイク状の歯を備えており、氷の大地を踏みしめ、断崖や急斜面でも体勢を保持する性能を持ち、氷上で駆け回っても決して滑ることはない。
https://twitter.com/MHinfo_en/status/1549665504734105601?s=19
https://twitter.com/MHinfo_en/status/1583367503052693508?s=19
獲物を狩る際にはこの爪を武器として利用する事もあり、多くの獲物を狩った個体の爪ほど深みのある朱色に染まるとされている。





恐怖を体現するように鋭く研ぎ澄まされた牙を備えた顎の咬合力も強く、どんな獲物でも咥えて運べるほどの大きさとパワーを併せ持つ。









・生態
体内で作り出した冷気を様々な形で利用することから「氷狼竜」とも呼ばれる。
前述の通り基本的には寒冷地に生息しているが、雹蒼核から生み出した冷気を全身に巡らせる事で体温を調節し、温暖な環境下においても適応、滞在する事が可能という、寒冷地のモンスターとしては稀有な特性を持つ。
このように環境の変化に強く、更に移動能力も高いため、生息域そのものは城塞高地の寒冷な山岳地帯から温暖な密林まで非常に広範囲に及ぶ。


城塞高地でも主な生息範囲こそ寒冷な山岳地帯だが、メルクーなどの獲物を求めて平地へ降りてくる姿も確認されている。
行動範囲は広く、獲物と定めたモンスターは執拗なまでに追い回す。
また、海を越えて従来は確認されていなかった地域に進出したという例も確認されており、近年ではカムラの里の近隣地域での出現も報告されている。



それでも本来生息する環境は人里離れた寒冷地の山奥であるため、王域生物の中でも目撃例は極端に少ない部類。
しかし、行動範囲の広さから様々な地域の生態系に影響を与える可能性を秘め、そのことからか本種は「王域三公」の一角に数えられている。
狩りを行う際には口から冷気を吐き出しながら取り囲み、混乱させたところを不意をついて仕留める狡猾な狩猟法を得意とし、獰猛でありながら計算高い性質であることを伺わせる。
https://twitter.com/MHinfo_en/status/1551839844145381377?s=19







夜行性で、日中は巣の中で眠り、気温の下がる夜に活発に活動する。
背部の甲殻を展開しながら月に向かって遠吠えをする姿は力強くも美しく、その様子は月明りを浴びる事に歓喜しているかのようとも言われる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574906891641458688?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1600422787705106432?s=19
運動能力に長けた牙竜種の中でも特に瞬発力に長け、鋭利な尻尾で空を切るように走ることで圧倒的なスピードを生み出す。
https://twitter.com/MHinfo_en/status/1548578354835914752?s=19
縄張り争いにおいても相手の攻撃を華麗な跳躍で回避したり、格上のモンスター相手に機先を制する様子すら観察されている。
前述の体内で生み出した冷気は口からブレスとして吐き出す事で攻撃手段としても利用し、剛纏獣ガランゴルムを退けたという観察報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574912577528012800?s=19





また、交戦時は全身の至る箇所から冷気を放出し、その冷気を纏う事で外殻を部分的に凍り付かせる「氷衣織成」により、「氷衣状態」となることで、武器や装甲のように身に纏う。









大型の牙竜種の中では非常に珍しい特性として、完全な二足歩行体勢を取る事ができる。
普段は他の牙竜種同様に四足歩行で活動するが、身体の冷却を止めて体内温度を上昇させることで筋肉を膨張させ、更に背部の甲殻を鬣のように展開、もう一段階氷を纏うことで重心位置を変え、二足歩行を可能とする。
全身の甲殻が逆立った姿は「狼男」に例えられて恐れられ、この性質から遭遇した王国騎士らによる記録はいずれも超自然的で、目撃者によって
「地を這う獣」
にも
「尖った耳と尻尾を持つ大男」
にも
「尻尾の生えた口裂け男」
にも見えた、という風説に事欠かないモンスター。
つがいで子育てをする習性を持ち、幼体は親から氷漬けにされた餌をそのまま与えられ、それを噛み砕くために強靭な牙と顎の力を手に入れ、親や兄弟とじゃれ合う中で互いの身体に噛み付き合い、身体の氷をより鋭くしながら成長する。 https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1579395306948792320?s=19
幼体の腹部は白い体毛のようなものに覆われて見えるが、これは冷気によって発生した霜であり、腹部を保護し怪我を防止している。
また、幼体ながら既に四肢は強靱であり、二足で立ち上がる事もあるらしい。
・食性
肉食性。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574904959434625025?s=19






・危険度、戦闘能力
強敵との戦いでは力強い咆哮と共に後脚のみで立ち上がり、前脚やその爪を自在に振り回せる体勢となる。
戦闘時においてはこの二足歩行体勢こそルナガロンの真の姿と実力が発揮される形態であり、見た目以上のパワーと圧倒的なスピードで怒涛の猛攻を仕掛けてくる。
https://twitter.com/MHinfo_en/status/1619968690719686656?s=19









氷の装甲を纏ってより長くなった爪は鋭い風切り音を立てながら敵を切り刻み、時には前脚の爪を貫手のように突き出して貫く、地面を抉るように振り抜くことで岩盤を隆起させることで遠隔攻撃を行うなど、爪の使い方は実に多彩であり、
その爪で切り裂けぬものはない」と恐れられている。




更には自分と同等の体格を誇る大型の竜を正面から受け止めた上に投げ倒す、小型の敵を捕らえて頭から噛み付いて攻撃するなど、前脚を「手」として存分に活用した動きを見せる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574903950574493696?s=19
その戦闘力と凶暴性はかの雷狼竜ジンオウガとも互角に縄張り争いを繰り広げるほどであり、更には大型古龍である爵銀龍メル・ゼナにすら持ち前の瞬発力で機先を制したという衝撃的な報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574911681846976512?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1593606659137744896?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1574913664070844416?s=19









激しい戦闘で興奮すると眼が爛々と輝き始め、また頭部や四肢赤く染まる。
興奮状態のルナガロンは凶暴性と俊敏性を大きく増し、たとえ熟練のハンターであってもその猛攻の前では瞬く間に追い詰められてしまいかねない。
これらの脅威から、ギルドでは危険度を棘竜と同程度と看做している。







・利用
ルナガロンから得られる素材は激しい冷気を発する性質を持ち、防具の素材とすれば鋼のように堅牢でありながら非常に軽く、溢れだす冷気によって使用者の思考や感覚は研ぎ澄まされるが、その鋭利さや冷気から取り扱いには注意が必要。
https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1586350026007379970?s=19
その蒼く美しい光は見る者を惹き付けるが、触れたものは瞬時に氷漬けになってしまうと言われている。
また、武器の素材とすれば血肉を求めるように脈動するという。
・ソース
MHR:S
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集




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