秋津蛉のモンスターリスト

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獣竜種 砕竜 猛り爆ぜるブラキディオス

2024-03-30 21:52:24 | 獣竜種




「砕竜」
猛り爆ぜるブラキディオス
Raging Brachydios
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 前脚拳竜上科 ブラキ科
全長約2130.52〜2282.77cm
全高約780.9〜883.69cm
脚の大きさ約231〜249cm
・狩猟地
現大陸…溶岩島
新大陸…導きの地






・概要、特徴
ドンドルマにて新たに発見された古文書を解析した結果、その存在の可能性が浮上した砕竜ブラキディオスの特殊な個体
加えて、新大陸においてもごく最近になって目撃報告が上がっており、新大陸古龍調査団による調査も行われている。
古文書によると「猛りて爆ぜる双腕」と記されており、ギルドでは「猛り爆ぜるブラキディオス」と呼称している。





通常の個体と比較して体躯が非常に大型化しており、通常の個体とは比べ物にならないほどの大量の活性化した粘菌を頭部から胴にかけてと、尻尾の周辺に保有している。
この特殊個体における体色の変化を調査したところ、甲殻の表面から高温および高圧の環境でしか生成されない鉱石の成分が検出され、これが黒曜甲に翠玉色の輝きを作り出している要因と見られる。
活性化し、臨界極まる粘菌の驚異的な爆発力と熱が、外殻を変質させたのだろう。
現大陸においては極地とされる溶岩島でのみ生息が確認されていた個体である。それゆえ、導きの地での発見は調査団にとっても衝撃的であった。
かの地においても、溶岩地帯を中心としたごく狭い範囲に限り活動が見られる。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1227489586537828352?s=19
粘菌の異常活性に関しては、溶岩島の特異な環境あってこそとされてきた。しかし、現大陸の特殊個体に共生する粘菌を調べた結果、新大陸で確認された粘菌と同様の活性状態にあるとの見解に至った。
溶岩島を知る研究者の証言によれば、導きの地の溶岩地帯と溶岩島は環境が酷似しているという。 源流がどちらにあるのか、調査が待たれる。
特に上半身や尻尾などにはその傾向が強く見られ、殴りつけられた場所に付着した粘菌はほとんど間をおかずに炸裂する。
怒りに任せて剛腕を振るい、全てを爆砕する怒涛の猛攻は「乱れ咲く連爆の華」とも例えられる。



・特殊個体化した経緯
本個体を特殊個体たらしめるのは、共生する粘菌が通常個体に共生する粘菌と比べ、異常な活性化を見せているという特異性に起因する要素が大きい。
爆発に際して胞子を撒き散らす粘菌は、通常であればその場で発芽する。
しかし、 発芽に至らず地層に埋もれ、休眠状態となるものが稀に存在するという。その状態で長らくエネルギーを蓄えた粘菌が、マグマの噴出や地殻変動により地表へ出現すると、凄まじい爆発力を生む危険な活性化の状態を見せるのである。
その性質から、この異常な活性化を見せる粘菌は溶岩島のような特殊な条件下でしか繁殖できないとされる。
ブラキディオスにとって、共生させる粘菌の強さは個体の強さに繋がる。
雄として誇示すべき力の強さ、それを求めるのは真理であり、この活性化した粘菌の爆発力に耐え抜いて共存に成功した個体こそが、この猛り爆ぜるブラキディオスなのだという。
特殊個体とされるブラキディオスは、通常種よりも体躯が大型化する傾向にあるという。
強大な爆発力に晒される臨界極まる粘菌との共生は、それ自体が全身に多大な負荷をかけている。 痛みを伴いながらも、そうした負担をものともしない強健たる巨躯を持つもののみが、 特殊個体として生存を勝ち得てきたのだろう。
しかし、この活性化粘菌を扱いきれなかった個体は粘菌の爆発に耐え切れずに命を落とす危険すらあり、この活性化した粘菌との接触はブラキディオスにとっても多大な危険を伴う。
それでもなお、この強烈な爆発力を持つ粘菌は「困難を乗り越えてでも手に入れたい魅力的な粘菌」であるらしい。
身体の大きさに比例する体重の増加や、付着している粘菌への衝撃を抑える関係だろうか、全体的な動作はやや重い。 そのぶん、一撃に込める力は強く、極めて高い攻撃力を誇る。






・危険度、戦闘能力
この猛り爆ぜるブラキディオスは砕竜の生命線とも称される「炉心殼」と呼ばれる器官を持ち、生命の危機に瀕すると、この炉心殻によって粘菌を爆発的に活性化させる事が確認されている。
拳に纏う活性化した粘菌の威力は大タル爆弾など比にならない程であり、あらゆる物を一撃の下に撃滅してしまう。
ブラキディオス本来の荒々しい闘争本能に加え、性質が変化した粘菌の強大なる爆発力を生かした、極めて危険な習性も併せて報告されている。
興奮がピークに達すると、通常個体と同様に唾液の成分が気化し、それに反応して全身の粘菌は一層活性化、一部は橙色や赤色に染まりその危険性をさらに高める。
中でも赤色に輝き始めたものは極めて活性化しており、自身の攻撃では勿論、相手の攻撃によって生じた衝撃にまで反応、その瞬間に爆発するため、攻撃を仕掛けた側も逆に爆砕されてしまう危険がある。
中でも渾身の一撃を放つ際に瞬時に活性化される粘菌の爆発力は極まっているとまで云われ、その破壊力は未知数である。
全身の粘菌が臨界極まるまでに活性化した状態は言うまでもなく非常に危険であるが、それはブラキディオス自身にとっても好ましい状態ではなく、爆発による自傷を避けるためか、粘菌の活性化がある程度進むと、自ら排する形で大量の粘菌を広範囲に撒き散らす。
一帯を浸蝕した粘菌は、大きな爆発と共に大半を巻き込む。
導きの地で発見された本種は、現大陸の同種には見られない特殊な習性を持つ。
その身に危機が及ぶほどの手強い外敵と遭遇した際に、溶岩地帯の奥地へと移動をはじめるのだ。これは、対象から逃げているわけでも、休息のために帰巣しているわけでもない。
追ってきた外敵が最奥のテリトリーに足を踏み入れると、地面に怒涛の連打を繰り出し、活性化させた粘菌をエリア全体に浸透させて瞬時に大規模な爆発を起こす。
それは、通り道を塞ぐような地形の隆起を伴い、一帯を灼熱の海に包み込む。ブラキディオスは勝利のため、自身に有利な環境へと外敵を導くのである。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1228501085825855488?s=19
“死闘の地”と呼ばれる決戦の舞台は、粘菌が混ざった灼熱がモドリ玉の効果をかき消し、罠の設置も阻む。
そうなるとブラキディオスの全身は褐色を帯びた、粘菌変異活性状態と呼ばれる姿へ変じる。 溶岩地帯最奥のテリトリーにて、 全力を以て外敵を仕留めにかかる本種の真の姿であり、頭部や前脚からは、蒸気のような煙が立ち上る。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1231824709563478016?s=19
一方で、狭い洞窟内で業火に包まれた環境は、ブラキディオス自身の体力をも奪っていく。そのため、一刻も早く外敵を屠るべく、より苛烈な猛攻を仕掛けてくるのだ。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1228672195594862592?s=19




・利用

本個体の素材を用いた装備はいかなる爆砕の衝撃にも耐えうる最高強度の逸品とされ、その美しい輝きを放つ甲殻を加工した防具は最早武具の域を超え、芸術品に昇華しているとさえ評される。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1241903728162004992?s=19
・ソース
MH4G
MHXX
ハンター大全4
モンスターハンター発想の法則2禁忌の書
3.https://s.famitsu.com/news/201503/09073531.html?s=09




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