秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

獣竜種の書 爆鎚竜 ウラガンキン

2024-03-26 20:57:05 | 獣竜種









「爆鎚竜」
ウラガンキン
Uragaan
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 鎚顎竜上科 ガンキン科
全長約1835.17〜2606.77cm
全高約687.8〜750.53cm
脚の大きさ約175.2〜195cm
・狩猟地
現大陸…火山、地底火山、モガの森
新大陸…龍結晶の地、導きの地
・概要、特徴
火山帯に生息する大型の獣竜種で、マグマの熱をも遮断する極めて高い耐熱性と硬度を誇る、鈍い金色をした重厚な外殻と鱗に全身を包む。
特に重要器官をマグマの熱から守る部位は耐熱殻と呼ばれ、甲殻より更に耐熱性が高い。
無数の突起が立ち並ぶ背面、黒いタールに覆われた腹側、そしてしゃくれたように突き出た下顎が最大の特徴。
体表面には貴重な鉱石が付着しており、転倒時にピッケルで燃石炭などを採掘したというハンターもいる。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/968702129836879872?s=19










・生態
岩石や鉱物を主食とし、食糧の豊富な火山地帯に生息する。
特徴的な下顎はハンマーのように岩石を砕き、食糧とする鉱物を食べるために発達した部位であり、成長と共に大きく発達していく。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1654332138597285889?s=19
更により多くの餌を確保するため、自ら砕いた鉱石を溶岩で溶かして顎に塗り込み、その重量と硬度を上乗せしていくという習性を持つ。
そのため、より大きく硬い顎を持つものほど縄張り争いや繁殖で有利な個体となる。
また、体重が非常に重いため、二本の脚で巨体を支えるために顎を重心の調整にも使っており、顎は転がる際にも重心となるため、自在に転がれるように頻繁に顎の形状を整えている。
更に、この顎はシャベルのように使って地中に潜行するのに用いられる他、外敵の排除や同種との縄張り争いにも用いられる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484717354198061058?s=19



鉱物の消化・吸収には時間が掛かり、エネルギーの吸収効率は悪い。食した岩石は腸内に生息する特殊なバクテリアによって分解されるが、この分解の過程で可燃性のガスが大量に溜まるため、下腹部の特殊な孔から定期的に排出を行う。
このガスは非常に可燃性が高い他、他の生物が吸い込むと睡眠作用があるが、ウラガンキンはその性質を本能的に理解し、ガス排出を外敵から身を守るのに利用している。
なお、ウラガンキン自身は殆ど眠らずに一日中活動できる特性を持つ。






褐色のタール(液状油)が湧く地層を寝床とし、身体中にタールが付着している。その粘度を利用して腹部や尻尾に岩石を付着させ、その上で前述の可燃性のガスを浴びせる事で爆発岩へ加工する。
爆発岩は完全に癒着してはおらず、ウラガンキンが身体を震わせれば容易に落ちてくる。
この爆発岩は通常の鉱物より消化しやすく、この事から携帯食料として利用する他、外敵への威嚇や交戦時の武器にまで応用できる優れものである。




背中に無数に伸びている突起は成長するほどに発達し、終生伸び続ける。この突起は摩擦抵抗を高めることで回転方向の調整や立ち止まるための滑り止めのグリップ役割を果たし、さらには回転して移動する際にバランスを保つのにも役立っている。
ウラガンキンは身体が重く、歩行だけでは動きが著しく鈍くなってしまうことから、この回転による移動で効率的に縄張りを徘徊するのである。
突起が伸びすぎるとうまく転がれなくなるため、頻繁に丸まって回転することで、突起をすり減らして長さを調整している。
ウラガンキンの突起の断面が平たく輝いているのは、そうした習性による摩耗が原因である。
また、その重量と巨体から繰り出される突進の破壊力から攻撃手段として回転する事もあり、万一巻き込まれれば並の人間ではひとたまりもない。
その上、身体に付着した爆発性の岩を随所に落としていくため、移動するだけでも危険かつ厄介。
ウラガンキン自身の重量から、移動後には巨大な轍のような痕跡が残される場合が多く、追跡の際には重要な手掛かりとなる。


ウラガンキンの雌雄を外見から判別することは非常に難しいが、繁殖期の短い期間だけ、 雄は輝きの強い鉱石を全身に付着させ、雌にアピールするようになる。 食した鉱石の成分がそのまま身体の硬度や見た目に影響を及ぼすため、雄は繁殖期においてより堅く綺麗な鉱石を好んで食べるようになる。
これは雄が自らがどれだけ良質の餌を集められるか、ひいては個体としての生命力を誇示する事で雌の興味を引くものと考えられている。




番となった後から出産までは、地中など他の生物が立ち入れない場所に身を隠す。
幼体時は樹木や葉などの植物を中心に食し、 成長期に入ると岩石のみを食すようになり消化時に大量のガスを発生させるようになる。
そのため、成長に伴い体外にガスを排出する孔が形成されていく。
幼体時は背中の突起が未発達のため、 凹凸や傾斜の少ない場所で回転の練習を行うが、このあたりの生態については現大陸における調査に基づく情報であり、 新大陸では未確認である。
ウラガンキンは巨体の維持のため大量に岩石を摂取することから、 縄張りへの侵入者を嫌う傾向にある。
同種同士の場合、 基本的には顎や身体の大きさで優劣を決めるが、稀に決着がつかない場合は身体をぶつけ合って争う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1772560339072127440?s=19
さらに、龍結晶の地においては本種の行動範囲と溶岩竜の縄張りが重なる部分があり、 両者共に縄張り意識が強いため、長時間牽制し合う様子も頻繁に見られる。
・食性
鉱物食。爆発性を持つ鉱物、特に地脈エネルギーが豊富なものを好んで食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484722778972438531?s=19
幼体の頃は樹木や葉を食べ、成長に従って鉱物を食べるようになる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1627287754806800384?s=19







・危険度、戦闘能力
縄張りへ侵入した外敵を発見すると咆哮して威嚇し、顎で地面を数回叩いてその威力を主張する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484723806035795968?s=19
それでも相手が退かなければ、積極的な排撃を開始する。
巨大な下顎は戦闘においては前面からの攻撃を弾き返す盾であると同時に、あらゆる物を叩き潰してしまう凶器となる。
大きく仰け反り、その体勢から勢いよく振り下ろされる顎の一撃は強烈無比であり、直撃せずとも広範囲に衝撃を走らせ、ハンターの身動きを一時的に封じるほどの震動を発生させる。
この振動は複数頭が立て続けに起こすことで地響きをも発生させ、これは火の国では地の怒りとして恐れられている。
この衝撃によって周囲にばらまいた火薬岩を起爆させ、外敵の排除に利用する習性こそ、本種が「爆鎚竜」とも呼ばれる所以である。



巨体を丸め、転がって繰り出される突進の威力も凄まじく、圧倒的な重量を誇る爆鎚竜に激突されれば、並大抵のものは原形を保ってはいられない。
回転運動を得意とするウラガンキンだが、一部の地域に生息する個体には「闘争時に地形を最大限に利用する」 という特徴が見受けられた。 https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1772563408946385171?s=19
狩猟に赴いたハンターからの報告によると、 壁を利用して縦横無尽に転がりまわり翻弄してきたという。壁を使って回転速度を上げてきた、 壁を登って飛び上がり頭上から押し潰そうとしてきた、という報告も相次いでいる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1624653242142724096?s=19
体重が重い事から二足歩行での動作は比較的緩慢だが、意外にも自分の体高を超える高さの段差を跳躍して登る脚力を持つ。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484724266079715328?s=19



また、接近してくる相手には睡眠ガスを噴出して攻撃してくる事もある。特に、興奮して体温が上がっていると黒い息を吐くようになり、その際はガスが排出された瞬間に引火して爆発する事もあるため危険。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1624647619598503937?s=19
これらの戦闘能力から、危険度は大型飛竜に匹敵するとされる。







・利用
ウラガンキンから得られる素材はどれもが非常に重厚であり、とてつもない硬度を誇る。
鈍い金色の光沢を放つ重厚な外殻は加工時の練磨により、その輝きは一層眩さを増す。
これ等を利用した武具も極めて頑強であり、防具として着込めば城塞の如き鉄壁の防御力を発揮する。
超重量の鎧は武器の破壊力を上乗せし、ガードの性能や強化にまで影響を及ぼす堅牢堅固な性能が魅力で、溶岩の熱を遮断する耐熱性と圧倒的な強度を誇る反面、 非常に重量があるため扱いは難しい。
またこの防具はとても計算された作りをしており、 各部位がぴったり合わさるよう緻密に設計されている。 無骨に見えるが、 職人の技術が詰まった逸品。
切れ味よりも圧倒的な硬度と重量を活かした一撃に主眼を置いて設計された武器類は岩石をも容易く粉砕する威力を持ち、含有する鉱石が摩擦により微量の熱を発する。
また、骨髄には薬効が認められるとして研究がなされている他、ガスの催眠性を利用した研究も進められ、モガの村ではガス袋が希少特産品として流通することがあ
・ソース
MH3G
MHXX
復刻ハンター大全
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集
モンスターハンター発想の法則 メインモンスター誕生秘話
https://www.4gamer.net/games/074/G007404/20091005037/?s=09




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