●「6か国」3日目、実質的討議出来ず…会期延長(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070321i114.htm?from=main1
北京で開かれている北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は3日目の21日、北朝鮮がマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」で凍結されている北朝鮮資金の全額返還が確認されるまで核問題の討議を拒否するとの姿勢を崩さず、前日に続いて2月の合意履行に向けた実質的な討議を行えなかった。
このため、議長国・中国が各国から個別に意見を聞いた上で、同夜、首席代表会合を開き、会期を延長して協議を継続することを決めた。
日本首席代表を務める外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は21日夜、記者団に、「取りあえず1~2日延長することに決まった」と言明。中国外務省の秦剛副報道局長は同夜、記者会見し、「どれぐらい延長するかは協議の進展状況を見なければならない」と述べた。
佐々江局長はまた、「明日から今回設定された議題も話し合われるだろう」と、核問題の討議進展に期待を表明した。だが、資金返還が完了しない限り北朝鮮が討議に復帰する見込みは薄いと見られ、合意から60日以内の「初期段階」に北朝鮮が行うとされた寧辺の核施設停止などの手順の詰めが遅れる恐れもある。
北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は、BDAの北朝鮮資金約2500万ドル(約29億円)の中国銀行への送金が確認されていないとし、20日以降、核問題の討議を拒否している。
米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は21日夜、金次官と今協議2度目の直接会談を行った。ヒル次官補によれば、双方は「送金が技術的な問題ということで一致した」ほか、初期段階の措置についても話し合ったという。ただ、北朝鮮が22日に実質討議に復帰すると約束したわけではないことを認めた。
日本の協議筋によると、これに先立つ首席代表会合で中国は、今協議で予定していた3つの議題のうち、5作業部会からの報告聴取以外の<1>初期段階の措置の具体的段取り<2>次の段階の措置に関する行動計画――が議論できていないとし、協議を延長したいと提案。北朝鮮を含む各国から異論は出なかったという。
一方、マカオのTDMテレビによると、マカオ政府の譚伯源・経済財政官は21日、送金問題について「マカオ当局は問題解決に全面協力しており、適切に処理するよう努めている」と語った。
北朝鮮は条件をレイズしたのでしょうか。数日前まではBDAの口座に対する凍結処理が解除されれば直ちに六カ国協議に復帰すると言ってた気がするのですがw
北朝鮮もバカです。他の5カ国は時間稼ぎがしたくてウズウズしてるのに、自ら長引かせる理由を作っているのですから。
各国が目論んでいそうなことは以下のような感じじゃないでしょうか?
日本:拉致被害者の奪還が絶対目標。自衛隊関連の法改正とMDシステムの安定までは時間を稼ぎたい
米国:さっさとイラク&イランを安定させるために、しばらくは半島に関わりたくない。
中国:北朝鮮に崩壊されても別にかまわないが、米国の影響下に置かれるのはさけたい。ついてに、足下に火がつきつつもある
ロシア:しばらくは様子見をする。朝鮮半島が混乱に陥ったら治安回復を名目に軍を進め、不凍港を抑えたい。
南朝鮮:大統領「ホルホル」。それはともかく、庶民は半島統一による大幅な生活レベルの低下は絶対に嫌。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070321i114.htm?from=main1
北京で開かれている北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は3日目の21日、北朝鮮がマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」で凍結されている北朝鮮資金の全額返還が確認されるまで核問題の討議を拒否するとの姿勢を崩さず、前日に続いて2月の合意履行に向けた実質的な討議を行えなかった。
このため、議長国・中国が各国から個別に意見を聞いた上で、同夜、首席代表会合を開き、会期を延長して協議を継続することを決めた。
日本首席代表を務める外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は21日夜、記者団に、「取りあえず1~2日延長することに決まった」と言明。中国外務省の秦剛副報道局長は同夜、記者会見し、「どれぐらい延長するかは協議の進展状況を見なければならない」と述べた。
佐々江局長はまた、「明日から今回設定された議題も話し合われるだろう」と、核問題の討議進展に期待を表明した。だが、資金返還が完了しない限り北朝鮮が討議に復帰する見込みは薄いと見られ、合意から60日以内の「初期段階」に北朝鮮が行うとされた寧辺の核施設停止などの手順の詰めが遅れる恐れもある。
北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は、BDAの北朝鮮資金約2500万ドル(約29億円)の中国銀行への送金が確認されていないとし、20日以降、核問題の討議を拒否している。
米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は21日夜、金次官と今協議2度目の直接会談を行った。ヒル次官補によれば、双方は「送金が技術的な問題ということで一致した」ほか、初期段階の措置についても話し合ったという。ただ、北朝鮮が22日に実質討議に復帰すると約束したわけではないことを認めた。
日本の協議筋によると、これに先立つ首席代表会合で中国は、今協議で予定していた3つの議題のうち、5作業部会からの報告聴取以外の<1>初期段階の措置の具体的段取り<2>次の段階の措置に関する行動計画――が議論できていないとし、協議を延長したいと提案。北朝鮮を含む各国から異論は出なかったという。
一方、マカオのTDMテレビによると、マカオ政府の譚伯源・経済財政官は21日、送金問題について「マカオ当局は問題解決に全面協力しており、適切に処理するよう努めている」と語った。
北朝鮮は条件をレイズしたのでしょうか。数日前まではBDAの口座に対する凍結処理が解除されれば直ちに六カ国協議に復帰すると言ってた気がするのですがw
北朝鮮もバカです。他の5カ国は時間稼ぎがしたくてウズウズしてるのに、自ら長引かせる理由を作っているのですから。
各国が目論んでいそうなことは以下のような感じじゃないでしょうか?
日本:拉致被害者の奪還が絶対目標。自衛隊関連の法改正とMDシステムの安定までは時間を稼ぎたい
米国:さっさとイラク&イランを安定させるために、しばらくは半島に関わりたくない。
中国:北朝鮮に崩壊されても別にかまわないが、米国の影響下に置かれるのはさけたい。ついてに、足下に火がつきつつもある
ロシア:しばらくは様子見をする。朝鮮半島が混乱に陥ったら治安回復を名目に軍を進め、不凍港を抑えたい。
南朝鮮:大統領「ホルホル」。それはともかく、庶民は半島統一による大幅な生活レベルの低下は絶対に嫌。