あきみ@福島

猫好きakimiの食いしん坊な日々

ヤケ酒の夜

2014-05-30 09:48:46 | お出かけ

5月17日に郡山の友人と一緒に上京。

そう、この日はポール・マッカートニー公演初日!

ワクワクする気分を抑えるべく、ライブの前に同行ネコ好き友人と松濤美術館で開催していた「ねこ・猫・ネコ展」を鑑賞。(=^・^=)

Dsc_0880_2 癒されたニャン 


そして、いよいよ午後4時に公演会場の国立競技場へ到着。

3時30分開場の予定なのにまだ開いてなくて「あら、ちょっと遅れてるのかしら?」と思いつつ入場列に並んだところ。

「本日の公演はポール・マッカートニー本人が体調不良のため中止とさせていただきます」のアナウンスが。

「えぇ~ッ!!!!!」

その場にいた人達から一斉に驚きの声が。(そりゃ当たり前)

周囲に並んでた方々と情報収集しつつお話ししたところ、遠方から交通費ホテル代をかけて来ているし、振替公演は翌々日の月曜日で来れないからあきらめて帰るとのこと。

20140529_105433 幻のチケット。。。

私と友人も意気消沈。。。

仕方がないのでホテルへ一旦戻り、今夜は残念な気分でヤケ酒だいッ!大いに飲みましょうと相成りました。

20140529_103712 とりあえずビールで乾杯 

一軒目はダイニング・バーへ。

京都出身の店長さんなので京都の地ビールが置いてあります。

基本イタリアンなのですが、京都と言うか和の食材を使ったメニュー。

20140529_103514 まず2品。

焼いた加茂ナスのバルサミコ・ソース。

牛肉のカルパッチョ。

どちらもアッサリ。


店長さんに今日のライブが中止になったことを話すと「それは残念でしたねぇ。今夜は腕によりをかけて料理を作りますから、どうぞゆっくり楽しんでくださいね」と嬉しいお言葉。(T_T)


その他に鯛のアクアパッツア、ホタテのパスタなどを(写真撮影失念(+_+))平らげ満腹~

20140529_104204 京漬物もありました♪


そして、2軒目はシャンパン・バーへ。

大好きなシャンパンを飲みつつ星空を眺めながらテラス席でまったり~。

20140529_103803_2 大好物のシャンパンよ 


そして、この後も3軒目へ突入!

既に酔いが結構きてたので写真撮影も忘れ、楽しく飲んで夜は更けたのでした。。。

結局はホテル代と新幹線代を払って東京まで飲みに行った感じになっちゃいましたね。(笑)

ポールはその後腸捻転の手術をして病状も回復してロンドンに帰ったとのことで安心しました。

今後は早い時期の再来日公演を行うとのことですが、行けるかしら?行けるとイイなぁ~。


こづゆセット

2014-05-16 14:19:34 | ぐるめ-お気に入り

時々モーレツに『こづゆ』が食べたくなります。

『こづゆ』とは会津の郷土料理でホタテの貝柱で出汁をとったお吸い物風の具沢山の煮物です。

主にお祝いの席で食されるもので(お祭りや結婚式など)、大河ドラマ『八重の桜』でも八重さんの祝言の宴に供されていました。

最初に食べたのは20歳の頃に友人と会津若松市へ観光に行った時でした。

そして、ダンナちゃんの実家が今は戦後の町村合併で郡山市となりましたが、昔は会津藩の領地だったためお正月には必ず食卓に上ります。




でも自分で作るとなると材料の品数が結構あるので準備するのが大変。


そこで、登場するのがこれ。

「こづゆセット」!

Photo_2 これだーッ!

Photo_4 


貝柱、干しシイタケ、豆麩、きくらげ、わらび、ぎんなんがパック詰めにされてて便利。

後は里芋、にんじん、糸こんにゃくを用意するだけ。

Photo_5




まず、食べる前日に貝柱を水に漬けて戻しておきます。

Photo_7



この貝柱とシイタケの戻し汁がこづゆの大事な出汁になります。

Photo_9 大きくなったわ♪


1日経つと貝柱も水を含んで大きくなり、ここから旨味たっぷりの出汁が出ると言う訳。




干しシイタケ(戻し汁は出汁に使用)、きくらげを戻し、里芋・にんじんを小さく切って下茹で。

貝柱はほぐし、豆麩は水にひたしておく。

Photo_10 準備完了ッ!



豆麩以外の材料を(ホタテとシイタケの戻し汁も含む)鍋に入れ、ひたひたの水を加え、一煮立ちさせたら酒・薄口しょうゆ・塩で味付けし、豆麩を入れたら完成~

Photo_11 出来上がりました~



こづゆは会津塗りの手塩皿(お椀を平たくさせた感じ)に盛り付けていただきます。

会津は海から遠かったために乾燥の海産物を使った「こづゆ」「ニシンの山椒漬け」「棒たら煮」などの料理が発達したようです。

(以前行った会津料理のお店の記事はこちら →   )


ホタテ・シイタケの旨味が溶け込んで、山の幸のとのハーモニーが楽しめます。

上品で優しい味わい。

そう言えば、このところ会津はご無沙汰してるわ。

温泉にゆっくり入って、こづゆ、ニシン山椒漬け、馬刺しなんぞで一杯やりたくなってるワタクシです。













古き良き器

2014-05-02 10:33:08 | 雑貨

私は以前アンティークの器が好きでちょっと集めてた時期があります。

でも、東日本大震災で大方のものは壊れてしまいました。。。

Photo 4~5客ずつ残ったのはこれだけ。。。(T_T)


割れてしまったものは、それぞれに思い入れがあったので、それからどうしても新たに買う気持ちにもなれず早3年。。。




しかし、そんな私の心に火をつけてくれたのがお友達のブログ。

(あひるさんのブログはこちら → これから~、ここから。  )

彼女が買った舟形皿の画像を見て「あぁ、やっぱりイイわぁ~」と思いが募ってしまいました。


Photo_2 珍しい図柄ね♪ 


そこで、某オークションで舟形皿&醤油皿5客セットを1000円で落札!

大正時代の最上川貿易の舟引き図柄に惹かれてしまいました。


舟形皿は以前あったのですが、とても使い勝手が良いので重宝していました。

串ものや小さ目の焼魚、お刺身などを盛るのに便利です。

Photo_3 カツオお刺身(by大野屋鮮魚店さん)


お刺身一人前がちょうど良い量です。

あぁ、やっぱり好きだなぁ、古い食器って。

なんかまたハマってしまいそうです。(^_-)-☆