3月11日の東日本大震災から一年が経ちました。
長かったような短かったような。
でも、あの日の揺れを感じていた時間はとても長かったことを覚えています。
先日上京した際に有楽町で「東日本大震災報道写真展」が行われていたので行ってみました。
私も写真を食い入るように見ていましたが、気が付くと涙がこぼれていました。
悲しいのと悔しいのが入り混じってような何とも言えない気持ちでした。
ふと気が付くと傍にいらしたお二人高齢者のかたも泣いておられました。
あの日どれだけの人々の人生が変わってしまったんだろうと、ふと思いました。
悲しいことに自然の猛威の前には人は無力だなと感じずにはいられません。
お亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、まだ多くの方々が困難な生活を強いられている状況に心が痛みます。
また、原発・放射能問題も先が見えず、政府・東電へ憤りを感じます。
東電から賠償金請求書が届いたけれど、やり場のない気持ちがいっぱいです。
3月11日は祈ることしか出来ない私自身の無力さを感じています。
「うつくしま ふくしま」を取り戻すためにも、今の自分に出来ることを微力ながらしていきたいと思います。