しみじみ旨い納豆汁

私のブログにいつもコメントしてくれる
山形のみかりんさんのブログに「今夜は納豆汁を作る」と書いてあったので、
「作り方教えてたもれ～」と催促しちゃいました。

（みかりんさんのブログはこちら　→　「　Ｍｙ　ｃａｆｅでお茶してく？　」）

私は永谷園のインスタント味噌汁しか知らなかったので(笑)興味津々。


材料は納豆、豆腐、こんにゃく、油揚げ、きのこ類と最後に乗せるネギ・せり。
芋がら、打ち豆も入れるそうですが、入手できないので割愛。
他には里芋や山菜などを加えてもイイとのこと。

山形では「納豆汁の素」と言うのがスーパーで普通に売っていて、
ペースト状になった納豆。
ペースト状になった納豆＋味噌
フリーズドライになった納豆
などがあり、簡単に作れるとのこと。





とりあえず材料を買ってきた。





具材は全て１ｃｍ角切りに。



納豆は本来なら擂り鉢で潰すとのことですが、
大変なのでフードプロセッサーを使用。

この際に納豆だけじゃなく出し汁を少し入れてください。
じゃないと納豆が糸引いて固くなり大変らしいです。





作り方は普通に味噌汁を作り後は具材を投入するだけ。
（打ち豆や芋がらなどを使う場合は先に煮ておく）
最後にネギとせりを加えてください。





いざ、実食！

んん～、山の幸の恵みと納豆が混在して奥深い味わい。
昔の人達が蛋白源を補うために作った知恵ですね。
「ウマいーッ！」って叫ぶほどの派手さは無いけど
日本人が持つＤＮＡにじわじわと染み通っていく感じ。

簡単に作れるので納豆好きなかたはゼヒお試しください～。

数の子豆

お正月じゃないけど数の子料理のご紹介です　♪

暮れに大野屋鮮魚店さんでお正月用にと購入した塩漬け数の子が残っていたので「数の子豆」を作りました　

普通お節料理では数の子だけで味を含ませて作りますが、福島や山形など東北地方では青大豆と細かくした数の子を合わせます。

「数の子豆」とか「ひたし豆」とかと呼んでいます。スーパーでも売られています。

作り方はダシ汁に薄口しょうゆに加えた濃い目の吸い物ぐらいの漬け汁に塩抜きした数の子と青大豆を入れるだけで簡単です＾＾

　ドーンと箱入り！

大野屋鮮魚店さんイイ数の子を仕入れてくれました　?

　綺麗な黄金色のお姿　♪

　　　　　　　　

でも、もったいないけど小さくしちゃいます。

　こんな感じでほぐします。

そして、青大豆。

本来なら乾燥ものを使ったほうが美味しいのですが、大野屋鮮魚店さんに既に茹でた袋入りを売っていたのでこれを使用。

乾燥の青大豆を使用する場合は一晩水に漬けてから５分ぐらい茹でてください。

　これだけでも美味しいの

そして数の子と青大豆を漬け汁にいれて一晩。

　小さいけれど実力派　！

大豆の甘味と数の子のコリコリした食感がたまりません～　

箸休めとしても酒肴としてもピッタリです　

青大豆だけではなく切干・割り干し大根と合わせても美味しいですね。（そのうちにご紹介します）

そう言えば以前イカにんじんに数の子が入っていたのを食べたことがあって美味しかったのを思い出しました。

これは私と娘の大好物なのですが、例によって魚卵苦手なダンナちゃんは青大豆のみ拾って食べてます(笑)

最後にいつもブログを読んでくださっている「山形のみぃさん」へ質問です。お宅でもコレ作りますか？