一本の鉛筆（唄：美空ひばり）8/16（水）AIAI様NO.103

今年のお盆は台風の影響でお墓参りも行けなかった方も多いと思います。
「お陰様で家族みんな「無事」に過ごしています」と念じる方も多いと思いますが・・・
仏教では「無事」という言葉は・・・
「何事にも、何者にも、とらわれない束縛されない心境」の意味だそうです。
日々を無事に過ごすことは大変難しいことのようです。



今日はリクエスト頂き・・・反戦歌の・・

「一本の鉛筆」（唄：美空ひばりさん）を演奏しました

この曲は、初めて演奏しましたが
ひばりさんのレコードでも売れ行きが悪い部類に入るそうです
しかし、ひばりさん自身は、気に入っていらっしゃたということです
確かにどちらかと言えば、変則的な？曲ですが
ひばりさんが歌うと別物で、今さらながらその歌唱力に脱帽！
今さらながら偉大さに思いを巡らしました

「歌詞」
”あなたに聞いてもらいたい　あなたに読んでもらいたい
あなたに歌ってもらいたい　あなたに信じてもらいたい
一本の鉛筆があれば　私はあなたへの愛を書く
一本の鉛筆があれば　戦争は嫌だと私は書く
（中略）
一本の鉛筆があれば　８月６日の朝と書く
一本の鉛筆があれば　人間の命と私は書く　♪

この歌は、1974の第１回広島平和音楽祭で初めて歌われました
ひばりさんが病に侵されて亡くなる前年にも広島で歌われました。
原爆の被害者はもちろん美空ひばりさんのご冥福を祈りたいと思います

戦後の話をしていくうちに、
満州からの引揚者の御利用者の方がいて
当時のご苦労の様子をいろいろ話して下さいました。

今日の訪問も皆様に喜んで頂けたようでほっとしました。