山での食事は・・・

親父さんが山に登る頃は１泊５００円で米１合持参と言う話を以前に聞きましたが、時代が変わり、ヘリコプターで輸送ができることになり山小屋での食事やサービスもも大きく変わりました。

料金は二食つきで大体８５００円から９０００円くらいが多いと思いますが、今夏泊った山小屋もそれくらいの値段でした。

宿泊代は決して安くはありませんが、高い運搬料と手間隙を考えれば山上で暖かい部屋の中であたたかい食事を食べさせてもらえることに感謝の気持ちがわいてきます。

この夏 山開きの前、上高地ヘリポートにて、岳沢ヒュッテの上條岳人さんが事故で急逝されましたので、
今後のヘリポートの作業の安全と、ヘリコプター荷上げの安全を祈る安全祈願祭が
行われました。
この上条さんの事故は槍穂高連峰をこよなく愛する人たちにとって大変なショックだったのではないでしょうか？

山で働く人たちは上条さんのご遺族とともに、上条さんのご冥福を祈りつつ、
今年の荷揚げ作業の無事を祈っておられたそうです。


〔槍ヶ岳山荘便りより引用〕

さて此処からが本題ですが、
私がこれまでに利用した山小屋の思い出食事、見てください

最初は 大天井ヒュッテの名物とんかつ定食
小屋番の小池さんが揚げてくれたとんかつは からりとしてとてもおいしかったです。

小池さんは第一印象は無口で静かな人・・・・
しかししかし・・・山の話をしたらいろんなことをたくさん教えてくださいます。


おなじみ槍ヶ岳山荘の夕食のメニュー
こちらは 味噌汁の調理担当は今年初めての新米さんが作ったと聞きましたが、
ちょっぴし味は薄かったゾーーーー
でも接客マナーはとてもよかった。ご飯もおいしく焚けていました。


そして南岳で販売していたくるみパン
南岳は槍ヶ岳で宿泊した場合
素通りしてしまいますが、売店もあることやし、お手洗い済ますだけでなく、
なんか買うてや～～


そして涸沢ヒュッテいうたら
コレですよね！これこれ！！！

生ビールとおでん
ここから北穂を眺めながら・・・・
もーーーー考えただけで
サイコ～～～


そして徳沢園の食事
徳沢まで来ると稜線の山小屋に比べてちょっぴし豪華になってくるのが分かります。
おなじみ「北壁」で有名な山小屋です。


山小屋の食事はこのようにとてもシンプルです。
しかし労力は私たちが作る数倍苦労して作っています。

あたたかい食事は最高のご馳走です