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塚戸交差点の電柱撤去が実現!「電線の地中化」よりも「電線の共架化」を優先せよ。

2019年02月27日 | バリアフリーの交通・街づくり

世田谷区ウルトラマン商店街の電柱共架問題は、管理人が問題意識を持ち東京都公安委員会と世田谷区長に陳情してから、約二年半かかってやっと解決しました。
「回答文書」に記述されていますが、世田谷区とNTT東日本の担当技術者のご苦労に感謝致します。
同時に、小田急線祖師谷大蔵駅前から塚戸交差点まで、ウルトラマン商店街の約1㎞中、南側半分はNTT東日本の電柱はなく、東京電力柱に共架しています。よって北側半分も共架をする計画が、本来なければなりませんでした。
世田谷区基本方針にある「道路付属物及び道路占用物の整理」の「基本的な考え方」(幅員10m以下です。)を地道に執行していくことが重要だと痛感しました。「電線の地中化」よりも「電線の共架化」を優先事業としてもらいたいですね。

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「基本的な考え方」
歩行者空間の通行動線上の空間をできるだけ広く確保するため、道路付属物や道路占用物件等を整理する。
◆基準の解説
◯道路付属物
道路付属物等については、以下のように整理する。
(1)街路灯、道路反射鏡、道路標識等は、可能な限り既設柱に共架する。
(2)歩行者の通行動線上に設置されている道路附属物等は、可能な限り撤去又は整理する。
◯道路占用物
道路占用物等については、以下のように整理する。
(1)電力線、通信線、信号機等は、共架化を推進することにより、出来る限り整理する。
(2)幅員が1Om以下の道路においては、通信線と電力線のいずれかを共架することにより、一方の電柱を撤去する。
(3)電柱を移設する場合は、歩行者の通行の支障とならない位置への移設又は、可能な限り柱を細径化する。
◯設置位置
(1)歩道が整備されている場合は、基本的に歩道上の車道側に設置する。
(2)単断面の道路においては、路面排水を考慮しながら、出来る限り沿道敷地側に設置する。場合によっては、外側線側へ設置する。
(3)公共施設等がある場合は、可能な限り公共施設の敷地内に設置する。
(4)交差点や曲がり角においては、占用物や道路附属物によって、歩行者や自動車運転者から、視覚的に妨げとならないように注意する。
・・・・・・・・・・・


塚戸庚申塚

移設された消火器ボックス








これまでのブログ記事
2016年5月14日「塚戸十字路交差点の安全化に関する陳情

2016年7月19日「世田谷区ウルトラマン商店街の電柱共架問題

2017年6月12日「ウルトラマン商店街」入り口のNTT東日本電柱が邪魔だ

2018年12月25日「再度の陳情書」

2018年12月29日「
塚戸十字路交差点NTT電柱撤去についての回答文書が

(了)


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