葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

パソコン大好き爺さんの日誌。mail:akebonobashi@jcom.home.ne.jp

【再掲】拝啓民主党岡田代表殿 眼下に広がる日本版ペンタゴン・防衛省庁舎群に戦争法先取りの「日米共同調整所」

2023年02月21日 | 歴史探訪<市ヶ谷台・防衛省・東京裁判>

「安保三文書」で日米軍事同盟強化が謳われています。

新宿区市谷本村町市谷駐屯地に建設されている「防衛本庁」A棟地下には「中央指揮所」「日米共同指揮所」が建設されています。

新宿平和委員会刊「ガイドブック 葵から菊へ 軍都“新宿”の変遷」(絶版)を転載している2015年6月2日の記事を再掲します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 衆議院安保法制特別委員会での質疑の中で、日米同盟と日米ガイドラインが議論されています。
 管理人が会長をしていました「新宿平和委員会」は、2002年に発刊した「ガイドブック 葵から菊へ 軍都“新宿”の変遷」(絶版)に、港区六本木から移転してきた新防衛庁(現・防衛省)についての記述があります。新庁舎A棟の地下に、日米の合同作戦本部である「中央指揮所」と「日米共同調整所」がつくられていることを暴露しました。
 さらに、フジテレビが臨海部に移転した跡地に建設されたUR都市機構「河田町コンフォガーデン」は近隣住民要求からではなく、市ヶ谷基地通信塔からのマイクロウエーブ波が、陸上自衛隊練馬駐屯地の通信塔まで建物によって妨害されないよう「2号棟を17階」にしたことを住都公団(当時)が明らかにしました。


 練馬平和委員会事務局長坂本茂さんからの情報です。
1989年、練馬駐屯地(練馬区北町4丁目)は住宅地域が準工業地域に用途変更を強行。
1991年100mIDDN(指揮・統制・通信・諜報)の通信鉄塔が建設。■練馬 パラボラアンテナ:ア、市ヶ谷方面へ3個 イ、朝霞・所沢米軍基地方面1個 ■朝霞 パラボラアンテナ:ア、練馬2個方面 イ、所沢基地方面2個 ロ、可動式 座間も向く
陸橋「曙橋」上から見た通信塔(右)とザ・センター東京(左)

 民主党代表岡田克也さんにお願いします。ザ・センター東京には参議院議員直島直行さんと白眞勲さんも岡田さんと一緒に入居されましたね。窓が防衛省側なのかどうかまでは知り得ませんが、A棟屋上に飛来するヘリコプターの騒音には、毎日悩まされているとご同情申し上げます。貴兄の眼下に広がる市ヶ谷基地と庁舎群が、日米軍事同盟を発動する為十数年前から、インフラを完成させている実態を直視して下さい。“安保法制”には絶対ぶれずに廃案を目指し、日本共産党と一点共闘で頑張って下さい。
練馬駐屯地通信塔

 「日本版ペンタゴン・新防衛庁ー旧陸軍のメッカによみがえるー」を転載します。










市ヶ谷記念館については「防衛省市ヶ谷記念館を考える会」のサイトをご参照ください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 陸軍大将児玉源太郎自宅跡に... | トップ | 航空自衛隊市ヶ谷基地ミサイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歴史探訪<市ヶ谷台・防衛省・東京裁判>」カテゴリの最新記事