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『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

赤鬼忘年会のお知らせ

2013-11-20 00:43:26 | イベント、お知らせ

赤鬼忘年会のお知らせ

いつもご来店ありがとうございます!
今年も赤鬼忘年会を以下のように開催いたしますので
ご案内させていただきます。

日時 12/15(日)17時~21時
場所 赤鬼店内(立食)
会費 3000円(料理一式含む)
お酒 普段の半額でキャッシュオンデリバリー方式にてご提供
受付 参加ご希望の方は11/20(水)~12/12(木)の間に
   スタッフへお名前と人数をお知らせ下さい。
   赤鬼と赤鬼のお酒が好きで、皆で楽しく交流しながら飲みましょう!
   という主旨にご賛同の方は、どなたでもご参加いただけます。
   受け付けは先着60名様となりますので
   お早めにどうぞ!

なお、当日は通常の営業はお休みさせていただきます。
今年一年の感謝をこめて、一同、皆さまをお待ちしております。

銘酒居酒屋赤鬼 店主敬白

霜月11月、今月の六品 その1

2013-11-07 00:14:50 | 酒の肴
はやいものでもう11月。
銀杏色づきコートを着込む季節になりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今月も、季節感たっぷりのおいしい六品ができました。
いつものようにひとつずつご紹介して参ります。
ぜひぜひお試しください!



「秋刀魚の焼き目寿司」

今年は、暑い夏だったせいか、
秋刀魚の旬がゆっくりやってきましたね。
今もまだまだ脂ののりきったサンマの塩焼き、美味しいです。
栄養たっぷり旨味もたっぷりのこの青魚をつかって、
アテになる、おいしいお寿司をつくりました。

さっと酢〆にした秋刀魚を炙って香ばしさを引き出し、
あっさりとした寿司飯を押して馴染ませました。
しっかりと魚の味を楽しめるのに、あとくちがとてもきれい。
ひとつ、またひとつと後をひきます。
庶民の魚を上品(じょうぼん)の肴に仕立てた一品ですよ!

(大内作)





霜月11月、今月の六品 その2

2013-11-07 00:00:10 | 酒の肴
「鶏の松風」

いささか無粋ではありますが、
松風という料理の由来についてやはり少し触れておきましょう。
お能の「松風」に出てくる、
「待つ風ばかりでうら寂し」から来ているんです。
表面は芥子の実などできれいに化粧していますが裏には何もなくて寂しい。
そんな風流なところからついた名前で、和菓子にもあります。
ちなみに、松風がお正月のおせちに入っているのは、
「裏が無くて正直で良い」というところからの縁起らしいです。

その松風を、酒の肴に。
美味しい朝〆鶏の挽肉と鶏レバーをつかって、
パテのように仕立てました。
メニューの写真はちょっと色黒に写っていますが、
薄茶の地に白胡麻が映えたきれいなひと鉢です。
もちろん、鶏の美味しさがぎゅっと詰まって、
ちょいちょいとつまみながらのお酒が引き立つこと!
自分ではそうそうつくれない、プロの味をご堪能くださいな。

(箕村作)


霜月11月、今月の六品 その3

2013-11-06 23:47:54 | 酒の肴
「牛テールと大根のおでん」

おでんは寒い季節の最高のアテですね。
いろいろスタイルはありますが、
今月は、大根を主役にして、ぐぐっと味わい深いひと鉢にしました。

ぶつ切りの牛テールをコトコトと煮込んで、
じっくりと味を引き出し、その出汁で大根を炊いています。
芯の強い牛肉の滋味がしみ込んだ大根は
割ったお箸から旨みがしたたる、ほっぺも落ちるおいしさ!
熱燗も良し、冷たい生酒も良しの
オールマイティーな佳肴です。

(箕村作)



霜月11月、今月の六品 その4

2013-11-06 23:38:18 | 酒の肴
「白いグラタン」

グラタンと言えば、だいたい白いものでしょう?
なんて野暮は言うなかれ。
ソースも具も何もかも雪のように白い、
ちょっと贅沢なグラタンを仕立ててみました。

毎冬人気の「白子の昆布風味」の手法で下拵えしています。
上等の昆布を沈めた熱すぎないお湯のなかで
ゆっくり火を入れた鱈の白子は
ふんわりと甘みが出て、本当に美味しいもの。
そのお風呂の中でさらにゆっくりとお豆腐を温め、
白菜と一緒にホワイトソースで焼き上げました。
真っ白いルックスのなかに
ピリッと効いた柚子胡椒が、さらに味を引き立てます。
日本酒にグラタン、いいね!と
ウロコが落ちるような、熱々の逸品です。

(中村作)





霜月11月、今月の六品 その5

2013-11-06 23:30:50 | 酒の肴
「茄子とレンコンの挟み揚げカニあんかけ」

肌寒くなるとうれしい、あんかけのお料理。
下ごしらえをして、揚げて、あんを作って…という手間が
そのまま重層的な美味しさに結晶した、
ちょっととくべつな、一品です。

油との相性最高の茄子とシャキシャキの蓮根に、
魚のすり身を挟んで、オーダーごとにさっくりと揚げています。
そこに、蟹の身たっぷりのトロトロのあんをかけました。
香ばしさと出汁のうまみがひろがる、
海の幸と畑の幸の至福のハーモニー。
ぜひ、召し上がってみてください。

(池田作)

霜月11月、今月の六品 その6

2013-11-06 23:11:48 | 酒の肴
「骨付き鶏のピリッとゴマだれ鍋」

晩秋から初冬へ。
毎月の小鍋立ても、いよいよ本領発揮の季節です。
今月は、毎月メニューに登場する、
鶏専門店から仕入れている美味しい鶏肉を使った
ちょっとピリ辛のお鍋をつくりました。

骨付きの鶏をじっくり煮出したスープは栄養も旨味もたっぷり。
柔らかく煮えた鶏と、ほろほろのお豆腐や野菜、
それだけでも十二分に美味しいのですが、
さらにピリッとした胡麻だれで召し上がっていただきます。
タレの辛みがアクセントになってあとをひくこと間違いなし。
最後に、美味しい美味しいスープでタレを割って
一滴残らず、どうぞ飲み干してくださいな。
ぽっかぽかに暖まる、ご馳走のお鍋です!

(池田作)