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『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

ホールスタッフ大募集!

2011-09-16 01:40:12 | イベント、お知らせ
中秋の名月をすぎ、
少しずつ秋らしくなってきたこのごろ。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

夏を超してますます味の乗ってきた生酒と、
秋の美味しい食材をそろえ、
赤鬼は毎日元気に営業しております。

さて、そんな赤鬼で、
一緒に働いてくれる仲間を募集いたします!

17時から25時の間で4時間以上(19時~23時必須)、
週3日以上入れる方。
シフトは相談しましょう。
未経験でも日本酒好きなら大歓迎です。
いろいろと勉強、試飲ができますよ。
時給は1000円から、努力次第で昇給あり。
賄いつき、交通費補助あります。

まずはお電話ください。
03-3410-9918(15時~25時、担当・店長中村まで)。

お待ちしております!

長月九月、今月の六品 その1

2011-09-05 20:33:00 | 酒の肴
残暑、台風、湿気としとしと雨、風に流れる雲。
季節の変わり目がはっきりと感じられるこのごろ、
皆さまは如何お過ごしでしょうか。

今月も、定例の六品が更新されました。
個性豊か、彩りもゆたかに展開された
自慢のメニューです。
ぜひぜひ、おためしください。

それではいつもどおりひとつずつご紹介していきます。





「じゃがいもとかぼちゃの揚げサラダ」

芋栗カボチャの美味しい秋がやってきました。
収穫の秋、実りの秋を象徴するような
ほっくり黄金色の食材たちです。
今月のサラダは、そんな素材をつかったひと品。
揚げる、という旨みを閉じこめた調理法で
ジャガ芋とカボチャを仕込み、
オリジナルのドレッシングで和えました。
ベーコン入りの少し燻味ある濃厚なドレッシングが
外側カリカリ中はポクポク、の具にからみ、
甘みと旨みが舌にしっかりと残ります。
夏を越していよいようまみの乗ってきた生酒に
ぴったりの、まさに「お酒に合う」サラダです。


(北原作)

長月九月、今月の六品 その2

2011-09-05 20:21:16 | 酒の肴
「ネバとろかつお」

秋は、脂ののった戻り鰹の季節。
きらきらと輝くばかりのその赤身は
鮪のトロよりも好き、というひともいるくらい。
赤鬼でも毎秋サラダやら和え物やらに仕立てて
お出ししてきたこのおいしい鰹を、
オクラと大和芋というネバネバ最強コンビと合わせました。
シャッキシャキの茗荷も加え、特製の胡麻だれで和えています。
お魚のとろみと野菜のとろみ、芋のとろみが
意外にさっぱりとした胡麻の風味で渾然一体。
これを日本酒に合わせずして何と合わせるのだ、という
どまんなかの酒肴です♪


(中村作)





長月九月、今月の六品 その3

2011-09-05 20:07:48 | 酒の肴
「蓮根と椎茸のチーズソースがけ」

これからは、芋類とともに、
根菜もきのこもどんどん美味しくなる季節。
お酒も、しみじみとした味わいになりますね。
そんな秋の一献にぴったりなのがこの、ひと品。
自慢の出汁で上品に炊き上げた蓮根と椎茸には
土や木のかおりと滋味が凝縮されています。
ブルーチーズ、クリームチーズなどをブレンドし
隠しにお醤油をしのばせた特製ソースの風合いが
ふたつの素材を引き立てて、見事にマッチング。
プリプリ、シャキシャキの歯ごたえに
とろ~りとかかったチーズソース、
その食感もたのしめる、奥行き深い逸品です。

(中村作)

長月九月、今月の六品 その4

2011-09-05 19:58:29 | 酒の肴
「牛すじきのこ鍋」

毎月の、季節をうつしとるかのような小鍋だて、
今月は牛スジと茸でつくりました。
ていねいに下拵えして炊いた牛スジはぷりっぷり、
椎茸、舞茸、シメジなどの茸から滋味もたっぷり。
蓋をあけたとたんに濃醇なかおりが拡がって、
これはもう、燗酒もよし、
夏を越してじっくり味の乗った冷酒もよし。
葱と野菜でバランスも良く、
うまみの溶け出したスープがまた絶品です。
夏の疲れにも涼しい日の体温保持にも効く、
王道の小鍋で、ほっこりしませんか。


(北原作)


長月九月、今月の六品 その5

2011-09-05 19:43:08 | 酒の肴
「秋鮭の二身揚げ」

秋味とも呼ばれる秋鮭は、
産卵のために川へ帰ってくる時期の鮭。
体内の栄養分が卵や白子に使われているため
さっぱりとして脂焼けしない風味が身上です。
その秋鮭を、和食の一品料理に仕立てました。
から煎りした玉葱と卵をつかってしんじょにした身を芯に、
捌いて開いた身をくるりと巻いて揚げています。
ロール状の切り口を見ただけでわかる繊細な仕事です。
揚げたてを頬張ればまぎれもない鮭の味が二種類、
外はさくさく中はふんわりの違いが口の中でとけあいます。
二身、二味にお酒をくわえての三位一体、
至福のハーモニーを是非、たのしんでください。


(菅作)


長月九月、今月の六品 その6

2011-09-05 19:31:37 | 酒の肴
「豚フィレ肉西京焼き」

白糀多めの西京味噌に味醂などを混ぜ、
その味噌床に漬け込んだ素材を焼く「西京焼き」。
鰆や鱈、鰈など、白身のお魚が一般的ですが、
今回は、豚肉のなかでも脂の少ない上品な部位、
フィレ肉を漬けて焼きました。
味噌の風味が染み込んだ豚肉はやわらかく、
かみしめるほどに旨み甘みがひろがります。
お酒と供に楽しめば、麹と糀のハーモニー。
日本酒にぴたっとよりそった、極上の肴です。


(菅作)