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陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

大山淳子著「あずかりやさん」

2018-01-08 11:12:38 | Weblog
 ブックオフで何気に見て買ってきてあったもの。
なんとなく知っているな~と思ったら、「明日町こんぺいとう商店街」の方に
一節が載っていた。なんだ読んだ本だったの?

いやいやそうではなかった。
「あずかりやさん」の中でしゃべっている物はのれんだったり、硝子ケースだったり、
自転車だったり、白猫だったりした。一話、一話の主眼点が違うので面白かった。

あずかりやさんののれんの優雅な感じ、硝子ケースの男っぷりとか面白い。

店を訪れるお客さんたちは様々な「あるもの」をあずけようとする。
一日100円で預かる。期日までに取りに来なかったらその店の
主人のものになってしまうというシステムなのだ。
(しかし気になった物は少しの間取り置きしていたようだ)
小さなものから大きなものまで預かるのが店のシステム。
さすがに生ものはダメみたいね
取りにくるのが条件だから。

ここの主人は目が不自由だが家のことはすべて自分で賄っている。
優しい常連さんのおかげで点字の本も読めるようになって日々お客さんを待っている。

いくつくらいの人なのかと・・・じいさんではなさそうなのだ。
30歳かそこらか?若造と呼ばれていたから・・・
どんな年代の人が来ても丁寧なしゃべり方で好感がもてる。
だからお店がやっていけるんだな~と。

ホッコリする物語なのでどの年代の人でも読める本だ。
「明日町こんぺいとう商店街」の方の続きも読みたいので捜してみるか
 
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