たしか最近映画になった作品だと思うけど違ったか?
話はラブストーリーなんだけど、ちょっと違う。
映画にもなって知っている人もいるだろうが、ここはあえて読書感想で・・・
京都の美大に通う南山高寿は電車の中で一目惚れをした女の子福寿愛美を
好きになっていく。
何気ないラブストーリーが愛美の一言で変わっていくが・・・
「私、あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
高寿は一瞬戸惑ったが普通にまた会話し、受け流していた。
愛美は涙もろいと言っていたがそれにはわけがあった。
高寿は愛美を自分が住んでいるアパートで一時過ごすのだが、
彼女は帰り際に泣くのだ。
帰った後クッションの脇にメモ帳を見つけた。
自分のものではない。愛美が落としたのだろう。
サラッとページをめくるとメモ書きが。
その時4月28日なのに、メモ書きには5月の予定が書き込まれていた。
全然意味がわからない高寿。
そこに愛美からの電話。
愛美がメモ書きの件を話をするというこで、再び高寿の部屋に。
「この世界の隣に別の世界があるの。私はそこの住人でそこから来ているの」
高寿だけじゃなく私も驚いた
これだけだとパラレルワールドを想像するが・・・
時間の流れがぜんぜん違っていて愛美のいる世界の流れに縛られた彼女が
高寿のいる世界に滞在してると、いろんな矛盾が起こりえる。
それを防ぐためにあるのだという。
小説の中でO時になった瞬間、愛美はその場から消えると話す。
O時を回ると愛美は消えた。
この瞬間の高寿の思いがなんともせつない。
翌日愛美に会うと愛美の髪は長かった。
「まだ切ってないの」
流れが逆だからこういうこともあるということを知ってもらうために。
「あなたが過ぎた4月14日はあなたにとって過去でも、私にとっては未来だから。
今から15日後の未来だからさ。・・・・・・…この髪もね」
大事に仕舞っておいた箱を持ってきていた高寿。
それも実はその当時愛美が30歳で高寿10歳。
「10歳のあなたが会ったのは未来の私、なんだよ」
これだけでも衝撃的なことなのに、箱の中にあった写真は自分の現在の写真
だった。写真にプリントされた日付<2010 05 23>。
これを信じるも信じないも現実だと思うしかない。
10年前にこの箱をあけていたら?開けないでと言われてこのまま
持ち続けていた高寿もかなり物持ちがいい。(恩人だったっけ?)
そして刻々と別れの時間が迫る。二人の気持ちは決して離れない。
お互い愛し合い始めていた。
そして愛美は消えていった。高寿最後号泣?
これでもはしょったんだけどな~
こういうパラレル的なものは読んだことがなかっただけに
新鮮味があった。
映画にもなり得る作品ではあるね。(映画は見てません)
話はラブストーリーなんだけど、ちょっと違う。
映画にもなって知っている人もいるだろうが、ここはあえて読書感想で・・・

京都の美大に通う南山高寿は電車の中で一目惚れをした女の子福寿愛美を
好きになっていく。
何気ないラブストーリーが愛美の一言で変わっていくが・・・
「私、あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
高寿は一瞬戸惑ったが普通にまた会話し、受け流していた。
愛美は涙もろいと言っていたがそれにはわけがあった。
高寿は愛美を自分が住んでいるアパートで一時過ごすのだが、
彼女は帰り際に泣くのだ。
帰った後クッションの脇にメモ帳を見つけた。
自分のものではない。愛美が落としたのだろう。
サラッとページをめくるとメモ書きが。
その時4月28日なのに、メモ書きには5月の予定が書き込まれていた。
全然意味がわからない高寿。
そこに愛美からの電話。
愛美がメモ書きの件を話をするというこで、再び高寿の部屋に。
「この世界の隣に別の世界があるの。私はそこの住人でそこから来ているの」
高寿だけじゃなく私も驚いた

これだけだとパラレルワールドを想像するが・・・
時間の流れがぜんぜん違っていて愛美のいる世界の流れに縛られた彼女が
高寿のいる世界に滞在してると、いろんな矛盾が起こりえる。
それを防ぐためにあるのだという。
小説の中でO時になった瞬間、愛美はその場から消えると話す。
O時を回ると愛美は消えた。
この瞬間の高寿の思いがなんともせつない。
翌日愛美に会うと愛美の髪は長かった。
「まだ切ってないの」
流れが逆だからこういうこともあるということを知ってもらうために。
「あなたが過ぎた4月14日はあなたにとって過去でも、私にとっては未来だから。
今から15日後の未来だからさ。・・・・・・…この髪もね」
大事に仕舞っておいた箱を持ってきていた高寿。
それも実はその当時愛美が30歳で高寿10歳。
「10歳のあなたが会ったのは未来の私、なんだよ」
これだけでも衝撃的なことなのに、箱の中にあった写真は自分の現在の写真
だった。写真にプリントされた日付<2010 05 23>。
これを信じるも信じないも現実だと思うしかない。
10年前にこの箱をあけていたら?開けないでと言われてこのまま
持ち続けていた高寿もかなり物持ちがいい。(恩人だったっけ?)
そして刻々と別れの時間が迫る。二人の気持ちは決して離れない。
お互い愛し合い始めていた。
そして愛美は消えていった。高寿最後号泣?

これでもはしょったんだけどな~

こういうパラレル的なものは読んだことがなかっただけに
新鮮味があった。
映画にもなり得る作品ではあるね。(映画は見てません)
