休みに本を読もう!と、4冊図書館で借りてきた。が、そのうち2冊しか読めませんでした(^^;)
虹の岬の喫茶店 森沢明夫
昨年公開された吉永早百合主演による映画の原作本。この本の中心となっている岬の喫茶店を営む初老のおばさん柏木悦子が、どうしても吉永早百合と重ならないな。
岬の端っこにあるコーヒーのとっても美味しい喫茶店に集まる人達の物語。人の良い泥棒、妻を病気で亡くした父娘、昔はダレもが怖がる顔をした元暴走族のアタマ。孤独にひとり死んでいった、悦子さんを好きだったタニさん。
この作者の本にはなぜか胸がキュンとさせられます。前に読んだ「海を抱いたビー玉」も大好きだった。そして1章から6章には、それぞれ音楽タイトルと季節が記されている。
春 アメイジンググレイス 夏 ガールズオンザビーチ 秋 ザ・プレイヤー ・・・
プレイヤーが出てくるところが余計に私を惹きつけた。心の中にすっと心地よい風が通り過ぎたような、そんな感じがした1冊となりました
山女日記(やまおんなにっき) 湊かなえ なおちゃりどんのブログに紹介されていた本(^^;)
そのまんま、登山をする女達のお話。しかし、「山ガール日記」というタイトルでは全く不似合いな山女のお話であります。
妙高山 火打山 槍ケ岳 利尻山 白馬山 金時山 トンガリロ
7名の女が、それぞれが、こんなはずじゃなかった・・という思いを抱え登山する。中心となる人物がスライドしていくって組み立ては、最近よく読んでいるような気がする。
単純に山に登りたくなる1冊。そしてテレビで見たばかりだった百名山一筆書きのグレイトトラバースの最終地だった利尻山。美しい富士山が見えるという金時山。気が合わない女二人が一緒に登った妙高山。印象に残りました。目標を、ミッション!という言葉を使っていたのは、誰だったかな? これから真似して使ってみようと思う(^^;)
山行きたいです。だけど正直体力がなくなっている。それが悔しいよ、なおちゃりどん!
虹の岬の喫茶店 森沢明夫
昨年公開された吉永早百合主演による映画の原作本。この本の中心となっている岬の喫茶店を営む初老のおばさん柏木悦子が、どうしても吉永早百合と重ならないな。
岬の端っこにあるコーヒーのとっても美味しい喫茶店に集まる人達の物語。人の良い泥棒、妻を病気で亡くした父娘、昔はダレもが怖がる顔をした元暴走族のアタマ。孤独にひとり死んでいった、悦子さんを好きだったタニさん。
この作者の本にはなぜか胸がキュンとさせられます。前に読んだ「海を抱いたビー玉」も大好きだった。そして1章から6章には、それぞれ音楽タイトルと季節が記されている。
春 アメイジンググレイス 夏 ガールズオンザビーチ 秋 ザ・プレイヤー ・・・
プレイヤーが出てくるところが余計に私を惹きつけた。心の中にすっと心地よい風が通り過ぎたような、そんな感じがした1冊となりました
山女日記(やまおんなにっき) 湊かなえ なおちゃりどんのブログに紹介されていた本(^^;)
そのまんま、登山をする女達のお話。しかし、「山ガール日記」というタイトルでは全く不似合いな山女のお話であります。
妙高山 火打山 槍ケ岳 利尻山 白馬山 金時山 トンガリロ
7名の女が、それぞれが、こんなはずじゃなかった・・という思いを抱え登山する。中心となる人物がスライドしていくって組み立ては、最近よく読んでいるような気がする。
単純に山に登りたくなる1冊。そしてテレビで見たばかりだった百名山一筆書きのグレイトトラバースの最終地だった利尻山。美しい富士山が見えるという金時山。気が合わない女二人が一緒に登った妙高山。印象に残りました。目標を、ミッション!という言葉を使っていたのは、誰だったかな? これから真似して使ってみようと思う(^^;)
山行きたいです。だけど正直体力がなくなっている。それが悔しいよ、なおちゃりどん!
とても良く出来た小説だと思います。
湊かなえさんと言えば、映画になった「告白」が有名ですが、あまり良い印象がなくて、後味がひどく悪かった覚えがあります。
たぶん、この作家の作品は、文章で味わうことでしか本来の素晴らしさが発揮されないと思います。
例えば、人の微かな感情のゆらぎを、簡潔にかつ的確に表現されていることの驚きがとても心地よいのですが、、それが、映像になると一気に滑稽なB級映画になってしまい、この作家のそこに至るまでの一番美味しい部分が欠落してしまう。
だから、この山女日記を映画化しても、とてもつまらないものになるだろうことは、間違いないと思われるのです。
実際に山に登っている最中にあんなにいろんなことを考えていたら、転ぶか、道に迷うのは確実だろうし。
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文体がとても性に合ったので、年末に近所の本屋でこの人の作品を、大人買いしたのですが、布団に入るとバタンキューで、ちっとも本の山に登れないのが目下の悩みです。
うまいこと表現されますね(^^)
「読んでから見るか、見てから読むか」というフレーズがだいぶ前に流れていたような気がしますが、まず、読んでから映画やテレビをみると、100%がっかりします。
逆の場合は、映画なんかより深くしっとり心に入っていく場合が多い。だから「虹の岬の喫茶店」の映画も見ようとは思わないんだなぁ。
オベールさん!
お勧めな本がありましたら、教えてくださいませ!
私は、気が向かない時にしか滅多と本を向き合わない人間ではありますが(^^;)