ロクハナぶっぶ

2匹のニャンコと、その飼い主のつれづれ日記です。

ニャンニャンにゃんそろじーとかがみの孤城

2019-07-09 | 読書

僕ろっくん
今日は、ご本を2冊紹介するぞ

(ってさぁ、、、そんな恰好で本の紹介するってとっても失礼じゃないの!
 そんなぶよぶよのお腹みせてさぁ、そもそもロックンさぁ、ダイエットとか考えないわけ?)

(おっとっと、そんなこと、あなたに言われても説得力まったくないニャ

ハハハ

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ニャンニャンにゃんそろじー
有川浩、町田康、真梨幸子、小松エメル、蛭田亜紗子、ねこまき、北道正幸、益田ミリ、ちっぴ の9名による小説と漫画です

もちろん猫が出てきます。
時代物があったり、漫画があったり、空想ものがあったり・・
猫にまねかれて選んだ1冊でした(^^;)


かがみの孤城 辻村美月

本屋大賞2018年受賞作
いやいやいや、面白かったぁ。うん、先が気になって読まずにいられなかった。

表紙の女の子は、いじめによって学校にいけなくなってしまった主人公こころ
自宅に突然あらわれた鏡の向こう側へ渡り、
そこで知り合ったこころと境遇が似ている仲間達との1年間が書かれています。
そして狼の面をつけている少女は、鏡の中の家の管理人。

冒頭から引き込まれます
そしてどきどきの終盤

鏡の中へ行く・・というと何だか童話の世界ファンタジーと思いきや
パラレルワールドという言葉も出てくるSFチックと思いきや、
状況がわかっていない頼りにならない教師、右往左往する親、上手に大人に媚びる自己中心的な、群れで動くクラスメート、ぼこぼこにいじめられて孤城に戻ってくる仲間

中高生から大人まで十分楽しめる1冊です



フォルテュナの瞳

2019-03-05 | 読書
昨日はとっても寒かった。
北風が強く一気に真冬に戻ったようだった。
こんな日に限って徒歩で移動しなければならず、ブルブル震えながら、
「今夜は鍋と熱燗がいいな」とひとり呟いてた
なので、今日はちょっと厚着をして出勤した
そしたら・・・・・

暖か~~~~~~い もう体がついていかないわい

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本を1冊ご紹介
百田百樹 フォルテュナの瞳



現在映画が公開されています。神木隆之介と有村架純。
いつも感じるが、先に本を読んでしまうと人物の印象がどうにも違うなぁと感じることが多い
志尊淳もしっくりこない
まぁ、映画を見たわけでもないし、まったく個人的な感覚の問題ですが。
そして、この本がなぜ映画化されたのかもちょっと不思議だったな。
ここまでくると逆に映画が見てみたいと思ったりもしちゃう

さてこの本。一気に読めてしまいます。
先が気になって先を先をと読みたくなり、気が付いたら読み終わっていたという感覚。
とても読みやすい本だった

死が近づいている人間の体が透けて見えてしまうという能力を持った主人公
そして最後は・・・


瞬時の選択で運命が変わる・・・これがこの本の核のようだ。

印象的なフレーズがあった。
「車はどれだけ磨けばどんな光沢が出るかきちんと予測がつくが、人間はどれだけ磨けば光るかがわからない。
いくら磨いても全然ダメなやつはいる。逆に、ほっといても光る奴がいるかと思うえば、ほっとくとどんどん錆び付く奴もいる」

「私はどんどん太っていくけどね」・・・・これは私の事だ(^^;)笑えるわぁ

すぐに読めるおすすめの1冊です。



原田マハとぐるぐる嵐

2019-02-08 | 読書
2月。ちょっと仕事も一段落。(って、いつも暇そうだけど?・・って誰かの声が聞こえる

珍しく本を読んでいる

「楽園のカンヴァス」  これ、実は一度前に読んでいる
とっても面白くて、一気に読んだ。
で、絵画に興味がまったくなかった私を、「大原美術館に行きたい!」と、思わせてしまった1冊である。

この春、念願が叶いそう。大原美術館に行けそうなのです!
なので、もう一度、この本を読んでみたくなったというわけ。

原田マハといえば、実はもうだいぶ前になるけれど、これも読んでみた


もし映画化されるとしたら、総理の女性は誰が良いかなぁと思いながら。 吉田羊 とか 天海祐希
そしてその夫は誰かなぁ・・・高橋一生か妻夫木 なんてね (まったくもって自分の好みだけだわ)

総理 相馬凛子 42歳 その夫相馬日和38歳
夫 日和の書く日記の形で書かれてる。

楽園のカンヴァスのような感動も衝撃もなかったけれど、やっぱり原田マハの本は好きだな

そしてその楽園のカンヴァスを、ネットで「嵐」を聞きながら読んでいる(まったく便利な世の中だわ)
あの衝撃な発表以来、嵐のライブのDVDとかいろいろ見まくって、昨夜は、映画「プラチナデータ」を見てしまい、
さらに「はちみつとクローバー」なんて昔の映画までみてしまって
まぁ、とにかく、聞きまくって、見まくっているわけで・・・

もう頭のなか、嵐がぐるぐる回っている・・

という、まったくどうでもいい今日のお話でございました。

三連休・・・・良い週末を

猫漫画をふたつご紹介

2017-03-22 | 読書
先日ご紹介した「いかなご」となぜか一緒に送られてきたこれ ↓


ニャアアアン 鴻池剛
正直言って、絵は好きではない
だけどだけど、爆笑するところ、思わず、そうだそうだ!と納得するところ満載でございました
しかし、私より一回りも上の姉が、この漫画を購入したなんて・・・(^^;)

そしてもう一冊

これは私が購入。三巻持っております(^^;)
こういうの大好きなのです。ほのぼのとして、猫とじいちゃんの関係が暖かい

お暇だったら読んでみてもいいかもぉ(^^;)

今日のおまけ


除湿シートの上でゴロンゴロンしている黒猫を冷ややかな目でみているハナタンどす

羊と鋼の森

2016-06-10 | 読書
やっと読むことができた
羊と鋼の森 宮下奈都

この方の作品はいつも一気に読めます。そして、この本の読後感はとっても爽やかであります。
高校生の頃に出会ったひとりの調律師に魅せられ、音楽もピアノも何も知らなかった男性が、調律師になっていく物語。
タイトルはピアノを表しています

なんだろうか、美しくて、静かで、清清しい音楽がずっと流れている中で読書しているような感じでした。

あっという間に読めます。お忙しい方にもお勧めです(^^;)

「才能って言うのはさ、ものすごく好きだって言う気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」   文中より

・・・・・・・・・・・・・・・・心に響きました

地元新聞社が毎月出している「Fu」という雑誌があります。その中に宮下さんは毎号コラムを載せています
今回は授賞式のことでした
授賞式には地元の本屋さんも応援に来てくれていたそうで、晴れの舞台に身内が現れたようでうれし泣きしたそうです。また、ステージの下には、激しく号泣しながらシャッターを切っていた人がいて、なんとその彼女は地元新聞社の記者さんで、小中学校の同級生だそうで、その姿にまた泣いてしまったそうです。 この「fu」の中の彼女のコラム、好きです。

そして今度は今頃ですが、「スコーレNO4」を借りて参りました

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 + 0.1   + 1.4%(ふ、ふ、ふえてるしぃ