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独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

第20期竜王戦七番勝負

2007-10-18 10:26:43 | Weblog
竜王戦ブログにトラックバックURLがあったので、トラックバックしてみました

第1局は、佐藤二冠が▲9六歩から決めにいったが、渡辺竜王の反撃がすばらしく渡辺竜王が先勝
終盤、渡辺竜王がほぼノータイムでどんどんいくあたりはテレビで見てても迫力を感じました。ダイジェストを見た感じでは、▲3六銀に対する△2四銀がよかったということでいいんでしょうか

個人的には、開幕前は奪取なら4-0か4-1、防衛なら4-2か4-3と予想していましたが、佐藤二冠の調子が思ったよりよくないようなので、2局目・3局目でどこまで調子があがってくるか注目してみたいと思います。


あと、出来れば終盤以降は、まったく中継画面が更新されなかったんで、サーバーの強化をお願いします!!

棋譜公開

2007-10-16 16:02:49 | Weblog
竜王戦をみながらブログ書いてます。現在、佐藤二冠が▲4八銀としたところ

ちょっと前に、ネット中継でおなじみの烏記者が日の目のを棋譜についての話をだしていましたが、個人的には、方法の問題はあるにしろ、全局棋譜が見られる状況にして欲しいと思っています。
たとえば、順位戦・名人戦中継もリアルタイムでという点と同じくらいに、A級以外のB1~C2含めた全局見られるからこそ、有料で成り立って価値が出てるというのはあると感じています。
とはいえ、全局すべて見ている・並べているかといえば、そんなことはなく注目の対局だとか好きな棋士の対局を中心に並べて、後日週間将棋などの記事を見て見返すこともあるくらいですが。

一応、解説つきの棋譜としては、将棋年鑑がありますが、それも本戦クラス以降の棋譜ですら全部載ってるわけじゃないですし(そういえば、週間将棋の記事見逃した昨年の王将リーグ・森内-郷田戦@横歩取り△8五飛の解説が読みたかったけど、今年の年鑑には載ってなかったな)、書籍版には、年間全体局を載せるのは無理でしょう。CD-ROM版に××年度第2巻として、書籍版に載ってない対局を全部載せることは出来るかもしれませんが、それでも全局解説入れるの難しいと思いますが、局後のコメントを一言ずつ載せるとかなら出来るでしょうか

個人的には、もちろん王将リーグのように「棋譜が公開されてるけど解説がないから解説がみたい棋譜」というのもありますが、それ以上に「解説があるからその将棋の棋譜見てみたい」というのもけっこうあります。この辺は、ブログで自分の将棋を解説している棋士が増えてきたせいもあるでしょう。
たとえば、角換わり同型腰掛け銀の「渡辺新手」の棋譜とかは見てみたいと思っても見ることが出来ません

ネットで公開するシステムを作るのは、その労力考えたら難しいと思いますが、個人的には、将棋連盟の道場のような所定の場所で、申し込めばシステム利用料として数百円~五、六百円程度で1局の棋譜をもらえるとかってのはできないかなとか思いますけど、どうでしょうか?これなら、既存の業務用(?)の棋譜データベースを使って出来るし、それほど労力なく出来そうですが
(業務用として使ってる棋譜データベースを公開してくれれば一番ありがたいんですが、いろいろ難しいんだろうな)



この問題で、一番大事なのは棋譜関係の権利がはっきりしてないせいでしょう。棋譜関係の権利がはっきりすれば、公開するにしてもどういう方法で出来るかというのがはっきりしそうですし

女流棋士界

2007-10-10 18:59:45 | Weblog
お久しぶりです。1ヶ月ぶりの更新です。これじゃ、月1更新だな・・・

残念ながら分裂という結果になってしまった女流棋士界ですが、二団体が競い合ってイベントとかが増えてるのはファンとしてはうれしいこと。女流棋士会は1日館長や紅葉前線イベント、LPSAも1dayトーナメントや各種将棋教室などだんだん両者の色は出てきたような気はします。
先日(っても2ヶ月前か)、ちょうど連盟にいったときに里見初段が1日館長ということもあって、色紙がもらえるようにと普段買わない将棋世界を買ったりしたりしたし、1日館長なんかは連盟としても売上が増えていい効果を生んだと思います。
(レジ打ちまでやらせるのか、同じ女流棋士が何度も登板するどうなのかというような問題はありそうですが)

自分の場合は、1dayトーナメント白瀧あゆみ杯もみるし、時間(とお金)があったときに面白そうなイベントがあれば参加するというパターンで、どっち派というつもりはとくにないんですが、ここまでの動きをみると、女流棋士会は、もっとできるのではというところもあって、ややLPSAを持ちたい感じでしょうか。


ところで、新春女流棋士フェスタの「2007年6月末までにMINERVAに入会された方は入場無料」ってどうやってそれを証明すればいいんでしょう(一応、会員番号は書くらしいけど)?
性善説で自己申告なんでしょうか?
ファンクラブ関係の女流棋士会の対応はさすがにまずすぎたんじゃないでしょうか

観戦記

2007-09-12 11:33:29 | Weblog
こちらのブログで、過去の観戦記をアップしているので、けっこう毎回楽しみにみさせてもらっています。
個人的には、新聞の観戦記だとそんな時間をかけて読まないので、パッと流して読むことが多いんだけど、うちで読んでる新聞のように、どうしても指し手の解説が多いと「よくなる順もあったんだ」くらいで流してしまう。
以前、まるごと90分で関六段(だったかな?)がやってみたいことで「無解説観戦記」という話をいっていたけど、そういう観戦記のほうが自分は読みたいかもしれない。解説よりは対局中の雰囲気だとか背景のようなほうが欲しいというのが個人的な感想なので。

自分の場合は、「将棋の解説自体は週間将棋でみる」というスタイルなので、観戦記にそこまで解説を求めてないというのもあるかもしれないが・・・


ところで、以前渡辺竜王が新しい観戦記者がなかなか出てこないという話をされてたのを思い出したんですが、朝日杯やマイナビOP(でいいの?)のような、公開対局で行なうような対局で観戦してもらった人で、興味のある人に観戦記をかいてもらって優秀者は観戦記者デビューとかやってみたらどうなんでしょ。
歌手とかではよくありそうなパターンですが(笑)

角換わり腰掛け銀

2007-08-14 18:24:47 | Weblog
最近、興味のある局面は?と聞かれたら、


この角換わり腰掛け銀の同型の局面。ここから▲4四歩△同歩▲3五歩と進むのが一例(角換わりは先手ではやらないので、突き捨ての順とかよく分からない)

去年からのA級順位戦+タイトル戦でこの局面は、5回現れていて、
竜王戦(1) ▲佐藤○-●渡辺△
A級順位戦  ▲谷川●-○羽生△
A級順位戦  ▲丸山○-●郷田△
棋聖戦(1) ▲佐藤○-●渡辺△
王位戦(4) ▲深浦○-●羽生△

竜王戦の佐藤-渡辺戦以外は、ほぼ同じ展開で進み、



この局面になっていて、上記対局では先手全勝(通算でも週間将棋によると、王位戦までの段階で▲9-1△)。 
※谷川-羽生戦は▲同銀ではなく▲同歩と取って後手勝ち

王位戦でも、深浦八段が完勝し、週間将棋には「羽生でも勝てない形」「同型腰掛け銀にトドメ?」と見出しがついて、これでしばらく角換わりの同型腰掛け銀はしばらく出現しないかと思っていたが、そこはさすが渡辺竜王で、王将戦(佐藤紳五段戦)で、果敢にもこの局面に挑んでいって、見事勝利。

王将戦の2次予選ということで、ほとんどニュースにならないような対局で、おそらく竜王のブログがなければ、知ることはなかっただけに、いつも以上に興味深いないようでした。

ネット戦略

2007-08-02 00:25:52 | Weblog
とは、言い過ぎかもしれないが・・・

渡辺竜王が、ブログの活用についてコメントしてましたが、今の情報化社会の中でネットの活用法は非常に重要なもの。
たとえば、連盟女流棋士会に比べて、あれだけLPSAが更新頑張っていれば、それで両者の印象の差というは出てくる。
あとは、ブログを見てこの棋士を応援してみようかなっていう人もけっこういると思うし、棋士にとって、一番はやっぱり自分の将棋を観てもらう、しってもらうことだと思うので、その上でもブログは有益なはず。

あとは、何かあったときの情報の発信としても重要な手段であって、例えば名人戦問題とかで「マスコミに反論する手段のない連盟は・・・」という発言があったけど、そういうときこそホームページを使うべきであって、使い方さえ間違わなければ重要なツールになる。
(今後のことを考えるなら、その辺のとこ、1回連盟で講習会開いたりしたほうがいいんじゃないかなと思う)

連盟のサイトで一番疑問なのが、結果が翌日の朝にならないと発表されないこと。もちろん順位戦のような深夜に終わる対局ならともかく昼過ぎとか夕方に終わったような対局を翌朝まで更新しないのは、さすがに問題でしょ。
とくに中継・速報のないような重要な対局(竜王戦のランキング戦決勝とか王位戦のプレーオフとか・・・)は、それこそ他のマスコミより先に発表するくらいじゃないといけないのではないかと思います。
あと、「永世名人誕生」と表示したのも一番最後は連盟のHPだし、最近中継サイトの告知もない場合が多いし、ある程度は「連盟のHP見れば分かる状況」にしとかないと将来的に厳しいじゃないだろうか。

LPSAとかネット中継のスタッフは、いろいろ頑張っているのが目に見えてるので、やっぱりそういうのを見ると応援したくなるし、この努力でファンにプロの将棋を観てもらえる機会が増えるんじゃないかと期待してます。
A級順位戦を観戦しながらブログを書いてみました。

仰天企画

2007-07-30 12:02:59 | Weblog
さすがにこの企画にはびっくりしました(笑)
メイドさんに将棋を教えるとは遠山四段も羨ましい大変だと思いますが、いろいろアイデアを工夫してたり面白かったです。

どういう路線で行きたいのかがよく分かりませんが、たしかに将棋を知らない人に広めるには面白い企画かもしれないのは確かだけど、ただ、これだと、見る人が限定されそうな気がするけど、大丈夫なんでしょうか。

一番驚いたのは、中川理事の演技だったり・・・という人はけっこう多いんじゃないでしょうか

<追記>
将棋系のバラエティ番組のようなのって、ほとんどないし、BIGLOBEでやってるペア将棋やリレー将棋のような、バラエティ系の番組は、けっこう需要があると思うので、けっこう楽しみにしている。

将棋を”観戦”する その2

2007-07-16 18:59:00 | Weblog
前回の続きで今回は朝日杯←だから誰も見てないって

朝日杯は、積極的に公開対局・ネット中継を行なっていく棋戦ということらしい(その割りに清水-神吉、畠山鎮戦をやらなかったな)。ネット中継にしても、朝日杯の場合には、記録係の隣で、棋譜・コメント入力を行なってるので、残り時間もリアルタイムにわかるし、よりリアルな中継を感じることができるので、期待できるのではないだろうか(当然、控え室の見解とかが入らないので一長一短だとは思う)。

将棋連盟の公開対局もうまくやれば十分興行((主催者以外の)スポンサー料・入場料などでイベントを成立させる)してやっていける可能性があるんじゃないだろうか。公開対局もただ東京や大阪などでやるんじゃなくて、場所を選んでやっていけばより集客力はあがる。
例えば、ホーム制(棋士の地元で対局)を導入してみるとかいう手もあるのではないだろうか。タイトル戦とかJT杯などでは、結果的に地元の棋士が登場することはあっても(狙ってる場合もあると思うが(※注))、例えば公開対局を広島とか八王子とかで出身の棋士が出場する対局を行なったりすればいいし、LPSA所属の女流棋士の場合は、LPSAの対局場で行なうとかすればより盛り上がるんじゃないだろうか。対戦相手の棋士は、アウエーの洗礼を受けるかもしれないけど

(※注)今期の女流王将戦の出雲開催なんかは、里見初段が出ることの期待ってのがあっただろうし、昨年の朝日OPの八王子開催は、羽生朝日選手権者の地元でって意図はあったと思う。

将棋を”観戦”する その1

2007-07-09 19:19:06 | Weblog
将棋連盟の方々にどの程度「観戦」という意識があるかやや疑問なんですが、
(将棋世界のアンケートの項目で「棋譜を並べる」とかはあっても「プロの対局を観戦する」といった選択肢がなかったので)、これだけネット中継とかが充実していると「プロ棋士の対局を観て楽しむ」という層もそれなりにいるはず。
個人的には、サッカーや野球を観るのとほとんど同じ感覚で将棋を観てるし、将棋の場合は、球技とかに比べてネット中継での”再現性”が高い(将棋の場合は、とくにサッカーなどに比べて、テキスト速報でも、状況を把握することが容易だと思う)ので、うまくやれば伸びしろがかなりありそうな気がする。

ネット中継の充実という以外に”観戦”という分野で期待できそうなのが、大和証券杯と朝日杯。
大和証券杯は、ネットで対局・観戦ということもあってわりと企画を実行しやすいんじゃないだろうか。
あとシステムの改善希望点として、(もちろんリアルタイムで観れる人数をもっと多くするとかいう技術的な面での発展も期待したいが)、せっかくプロ棋士の方が立会人以外にも観戦してるのだろうから、その方にもコメントできる場所を確保して欲しいというのがやっぱりある。出来れば、現状の対局システムのほかに、プロ棋士の方が発言できるチャットスペースを確保する形で。
これは見方にもよるだろうけど、感想戦を途中で打ち切る感じがあったので、対局する棋士が納得するまでとことんやって欲しい。

とりあえず、あとは無責任に企画を書いてみる
・ファン投票(できれば最強戦に出た棋士を除いて)
・団体戦(普通に1対1・3本勝負とかリレー将棋とか)
・最強戦(タイトル保持者・賞金に加えて勝率枠の追加)
・覆面対局(HNで対局→対局終了後に誰だか公開/某所にあったネタだけどw)

朝日杯はまた後日(←誰も見てないってw)

第1回朝日杯将棋オープン戦プロアマ戦・大和証券杯第1回最強戦決勝

2007-07-08 16:48:03 | Weblog
土曜日は築地に朝日杯将棋オープン戦の公開対局の観戦に。
壇上での公開対局というのは、非公式戦を含めればそれなりの数があると思うけど、今回は、対局者と同じレベルで、盤との距離がほとんど記録係と同じというのはなかなかないんじゃないでしょうか。
終盤の一手一手のしぐさとかもそうだけど、やっぱり対局前に駒を並べて振り駒するとことかの緊張感とかもなかなか感じられるものじゃないし、やっぱり、当たり前だけど、あれだけ間近でプロ棋士の対局姿を見ることができるとTVや大盤解説会で感じるものが違う。
あと、個人的には秒読みは、30秒より60秒のほうがいいような気がします。30秒だと、見てる自分が考える暇がないので(笑)

で、今日は最強戦決勝。大盤解説会の抽選は外れたのでネットで観戦。郷田九段が逆転で制して初代最強位(?)を獲得。おめでとうございます。
対局中は佐藤二冠の解説のコメントが入ったり、藤井九段が登場したりと面白かったんですが、さすがにあの終わり方は酷い。「ネット将棋」としてやってる以上、ネットで見てる方をないがしろにするようなやり方は問題。
結局、優勝者の本局にたいしてコメントが分からなかったし、▲8一飛の場面でいろいろ現地ではやりたりがあったみたいだけど、ネット組では難しかったらしいという結論以外はほとんど分からず。
感想戦のやりとりを見ることができる数少ない棋戦だけに、それに期待してたので、非常に残念。映像配信しろとは言わないけど、もうちょっと何とかして欲しかったというのが率直な感想。