独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

角換わり同型腰掛け銀 ver2009年1月

2009-01-17 15:30:45 | Weblog
王将戦は角換わり腰掛け銀の同桂に、▲2六飛に対して羽生新手の△3五歩ではなく、
従来からある△6三金から渡辺流の△7六歩▲同銀△8六歩と進行。

朝から、こうやって従来の定跡と比較しながら見るのが好きなので久しぶりの休日開催はありがたいです。
従来の定跡をみてああだこうだ言うのは、プロじゃなくてもできますからね

とりあえず、両脇には村山五段の新作本と勝又教授の腰掛け銀研究をおいて、
、9月の順位戦▲村山五段-△片上五段戦と比較しながら観戦中です

<17:25追記>
村山本なのでは、61手目▲同玉は後手優勢と書かれてましたが、実戦は▲8八同玉。
前述の▲谷川九段-△渡辺竜王と同じように進んでますね。
深浦王位にどんな研究があるのか楽しみだ。


伝えるということ

2009-01-13 22:00:43 | Weblog
昨日の深夜(12日24:50~25:00)のドキュメント挑戦里見倉敷藤花の特集

最近は将棋を取り上げてくれるメディアも増えてきたけど、今回の特集はプロフェッショナルの名人戦特集と並べるくらいのできだったと思います。

今回の特集スタッフの取材手記
>「高校生女流棋士がタイトルに王手!」の報がもたらされたとたん、
>テレビ・新聞・雑誌などメディアが殺到。密着どころか、それまでは出来ていた
>ロケすらままならない事態に陥りました。
>「環境の変化で里見さんが納得できる将棋ができなくなることはあってはならない。」
>そう考えた私たちは、付かず離れずのギリギリの距離感でロケを続けました。


目先の視聴率や売上にとらわれていてはできない、この心意気があったからこそが素晴らしい内容の濃い特集だったと思います。
12月の情熱大陸ががっかりした内容だっただけに、すごく見入ってしまった。将棋に限らず、表面だけの薄い内容の特集ではなく、こういう特集が見てみたいと感じる内容でした。

誰もメジャーなところでは取り上げていなかったので、再放送(18日10:50~)もあるようなので、ちょっといろいろなところにトラックバック飛ばしてみます。