独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

リアルタイム

2008-03-14 21:15:00 | Weblog
先日のA級順位戦最終局・佐藤二冠-木村八段戦は、自分がテレビでみた将棋の中では一番白熱した将棋だったと思う。
タイトル戦とかの現地にいって感じるのは、テレビ棋戦のような早指し戦の秒読みと長時間戦ったあとの秒読みではやっぱり違って、それぞれによさがある。
長時間の棋戦で、秒読みの段階を見られるのは、タイトル戦で現地に行くかA級順位戦の最終局のNHKの放送だけというのはちょっと残念。
(竜王戦でも、場合によっては秒読みになってるときもありますが)

この対局の様子とかはもっとアピールしてもいいと思うんですが、どうなんでしょうか。

あ、棋王戦の観戦記もどき更新してます。その1その2その3
伝えたいことは、「こんな感じだったよ」ということよりは、いけば「こんなことも分かるし、面白いからいってみては?」ということなんですが、うまく伝わってるでしょうか?

NHK杯予選と女流名人位戦予選

2008-03-07 22:32:11 | Weblog
タイトルは、単に「女流名人位戦予選」ではなく「第35期女流名人位戦予選」とするべきかもしれません

NHK杯予選の結果がいつの間にか、連盟の結果のページに一気に更新されてました。
たぶん更新されたのは5日の夜だと思うんですが、どうしてこういうタイミングで公表したのかはよく分かりません。

この問題にもっとも積極的なのは、ブログの他にも週間将棋の連載でも2回ほどこのことを書いてる片上五段でしょう。
予選に関しては、ほぼ片上五段の意見に同意で、実際に、月末に放送があるであろう女流棋士枠の予選については、結果が反映されていないので、不都合な対局は非公開という方針でいいような気がします。

エントリー中にある
予選を指していることが分かると、その棋士が本戦ベスト4に進出していないことがわかってしまい、困るケースがある
という問題に関しては、逆にテレビ放映の日付をずらしちゃうという手もありそうですが、どうなんでしょうか。シード権が既にある棋士(B1以上)同士の対局を準々決勝第4局になるようにすればほとんどの場合、解決できそうな気がしますが、どうなんでしょうか?

ちなみに、テレビ棋戦で、予選と同様に問題になることの多い、収録翌日のいわゆる「謎の1勝」については個人的には「あり」だと思ってます。理由としては、

・こまめにチェックしてないと、基本的にパッと見ただけどじゃ分からないデータ(連勝記録などがかかってると分かることもありそうですが)
・放映日基準での加算だと連勝・連敗記録が不自然になる。
(放映日での基準は、特に銀河戦のように間がかなり空いたりすると…)
・そもそも、自分は逆に対局があったんなら、その結果を「知りたい」派
(理由としてもこれが一番でしょうね。結果に関わらずNHK杯・銀河戦は見るので)

特に銀河戦のように同日に連続で同じ対局者の収録するような場合は、どうしても収録日と放映日があくので、これに関しては収録日と放映日の間に他の対局をいれないとかでもやらない限りは、どうやっても問題が生じてしまうとは思いますが…

これは、個人的にバレーボール中継とかでよくあるディレイ中継が嫌いというのもあるかもしれません。


もう1つ、既に始まっているのに、公表される気配がまったくないのが第35期女流名人位戦の予選。LPSAのメルマガや一部ブログなどで、断片的な情報は伝わってはきていますが、何故かまったく情報がありません。
今のところ、伝わってきている対戦カードを見る限りでは、トーナメントのシステム自体には変更はないでしょう。予選の組み合わせ表見て、この組みは○○が抜けそうだとか考えるのも楽しみ方の1つだと思うので、それがないのは残念ですが、非公開にしてやるということは、それ相応のサプライズがあるんでしょうか。

そもそも、今まで公表されてなかったのに、どうして非公開でやってるのかが分からないんですが、考えられることとしては、メディア(雑誌・ネット・テレビ…)を通じて、何かの形で対局結果を公表するために非公開でやってるんだと思います。
今期の予選に関しては、例年より約2ヶ月遅れでスタートした上に、非公開でやるなら、まず、それを公表すべきだと思うんですが、どうなんでしょうか。

実際のところ、7人×6ブロックの計36局あって、全局非公開でやる必要性があるほどのものなんてなかなかないと思うんですが。
映像媒体は、(15分30秒とかならともかく)現在の持ち時間を維持するなら、時間的に厳しいので(ハイライトなら非公開にする意味がない)、活字媒体なんでしょうね。それもネットなら非公開の意味が薄いので、雑誌か報知本紙で。