独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

将棋界3話

2009-03-26 21:13:55 | Weblog
(1)無料か有料か
ネット中継は「無料が基本」みたいな風潮があるし、それが、たとえ、棋戦の決勝だろうと、最近は無料のイベントも多い。おそらく、ファンが負担すべき費用は全部スポンサー持ちということになっているんだろうし、スポンサーが「出すべき」だという考えを持っている人も多いように感じる。

個人的には、もっと「有料化すべき」だと思っている。
スポンサーの一存で棋戦が増えたり消滅したりってのはファンにとっていいことだとは思わないし、スポンサーも、今はどこも厳しい状態。簡単に「お金がないからスポンサーに出してもらえばいいや」という感覚が、どうも将棋連盟は持っているようだが、そういう感覚は通用しなくなる。メインスポンサーである新聞業界はどこも厳しい環境になっている。
語弊を気にせず言えば、お金がないなら「ファンに出してもらえばいい」し、それだけのクオリティを持っている棋士はたくさんいる。
もちろん、ただ「出して」と言ってもファンは出すわけじゃないので、ファンに「お金を出してもらえるようにする」努力は必要になってくるだろう。
仮に3,000人(どっかでみた名人戦棋譜速報の会員数)が月4,000円(スカパーのプロ野球セットやJリーグセットの月額料金)払えば、それで、1.4億になる。
プロ棋戦が別に野球やサッカーにコンテンツとして劣ってるとは思わないので、それくらい集まる可能性ある。
もちろん現状のままでは無理だし、いろいろな改善案が必要になってくるのはたしかだが。

(2)第1回LADIES HOLLY CUP
http://lppg.shogi.or.jp/kisen-info/holly/holly.html
>日時:4月7日(火) 午後2時より
対局を様々な将棋道場や、インターネットを使って行い、棋譜や対局姿を実際に見ていただき、ファンの方々と接することも目指しています
といったところで、こんな平日(しかも年度初め)の真昼間にやっても見に行ける人どころかネットで見られる人もかなり限られると思うんですが…
朝日杯もそうだけど、「ネット中継を充実して」とか言っても、結局、ほとんどの人がみられなきゃ意味ないと思うんですけどね。
そういう意味では、天河戦の第2局も平日開催だったのが不満。
(ついでにいろんなところのリンク先がきしろ杯になってます)

目的で、「メディアを通じ」となってるけど、別に特別メディア通す必要はないと思うんですが、どうなんでしょうか。自力で、情報を発信していくくらいじゃないとダメでしょう。

(3)法治国家
当り前の話だが、日本は法治国家だ。極一部例外を除いて、日本の法律を遵守するのは当然のこと。
で、その国で、国に守れている機関として、
「伝統文化は法律に勝る」と思っている人ばかり。
って発言はどうなのかと。
発言の意図はわからなくもないし、言葉狩りをするのはマスコミみたいで嫌なんだけど、さすがにこれはまずいでしょ。
それも一会員が、飲み屋で発言したとかならいいとして、組織の長がHPに発言を載せるのはびっくり。しかも、文脈からは肯定してるように見える。
毎度のことだけど、誰かこういう発言を止める人はいないんですかね。
みんなその通りと思っているのか、無駄だと思って放置してるのかはしりませんが…

「ひよこ」ですか?

2009-03-11 19:50:46 | Weblog
こちらのブログで今の将棋界の問題をうまく記述していたので、紹介させていただきます。
(とはいっても、ここに来る人はすでに目を通してる方が多いとは思いますが)

現状、将棋ファンの声が連盟に届く機会って実はほとんどないんじゃないじゃないでしょうか。
もちろん個々の棋士の頑張りは当然に分かっていますし、それに対してはある程度声が届いているのかなとは思うんですが、
じゃあ、連盟全体としては?という感じが、最近よく感じます。
実際、連盟に文句があったところで、それを伝える手段がないんですよね。
結局、そのしわ寄せが来るのが、片上五段や渡辺竜王、烏記者のように熱心にブログで情報発信している棋士や関係者のコメント欄で、A級順位戦最終局のあとは、片上五段や烏記者のブログもかなりぎすぎすした感じがしてしまっていました。

もちろん「ファンだから何を言ってもいい」ってわけじゃないので、ある程度の責任を持つことが必要ですが、もっと組織として「ファンの声」に耳を傾ける必要があるんじゃないでしょうか。


で、まあその組織のトップは・・・
なんというか、「呆れた」としか言いようがないんですが、今日もやってくれました。

3月7日の将棋の話
>谷川治恵女流棋士会長から中井広恵代表理事に文書を手渡しました。
女流は女流同士でやってちょ。
>3月3日のA級順位戦の日に、錦織淳弁護士名で緊急声明が出されました。
>「これは中井さんも承知のことでしょうか」。
>文書で回答をとなっているようなので、3月9日頃に持参されるかもしれません。


3月11日のさわやか日記
中井広恵さーん。お返事まだあ。
>3月3日に錦織淳弁護士が緊急声明としてLPSAのホームページに載せた
>文章は、弁護士個人のものか、それとも社団法人LPSAとしてのものか。
>それを見極めてから次の一手を指します。



えーと、なんで「女流同士のやりとり」のはずなのに会長が「お返事まだあ」とか書くんでしょうね。たった4日前に書いたことはもう忘れたんですか?
3歩歩けば忘れるひよこと一緒と大差ないですね。

まあ、「作り話を実話のようにして巧妙です」と言っていたのが、「証人いますよ?」と言われてあっという間に掌を返した人ですからね。

言うことをころころ変える人間に人はついていきませんよ。

いいニュースが多かっただけに・・・

2009-03-10 20:43:55 | Weblog
こちらとかこちらとかこちらとか・・・

せっかくいいニュースが多かったし、マイナビの中継も無事にいったので、これで落ち着くのかと思ったら、また3日の問題が再燃ですか。
こういうことが、普通に表に出てるのにたいして、誰もなんとも思わないんでしょうかね。

ファンの声をまとめている方がいるので、いまさらですが、トラックバックさせていただきました。
有名どころもけっこうこの件には反応してるんですよね。

言いたいことは勢いで書いた記事があるので、そちらに譲るとして一言。

今の将棋連盟の運営がとても民主的な運営には見えないし公益性があるとも思えない。
「選挙によって選ばれた」というのは「民主的である」ための必要条件であって、十分条件ではない。

前のエントリー

2009-03-01 18:37:05 | Weblog
前回のエントリー。勢いで書いたような感じもあって、どうもレベルの低い文書になったと思うんですけど、松本氏本人に取り上げていただいたようです。
こんな文章ですが、取り上げていただいてありがとうございます。

すぐに掌を返すようなこともしてないはずだし、貼られて困るような内容は書いてないはずなので、どこに貼られようが構わないんですが、突然だったんでびっくりしました。

おかげさまで、アクセスランキングで順位がつく程度はアクセスはあったみたいです。まあ、もっとも数百位とかですが。
以前、遠山四段に紹介していただいたときは、そこまでのアクセス数はなかったので、それなりに注目度あるんでしょうね。普段はIP数の1.8倍程度のPV数なんですが、今回はIP数の3倍程度のPVがあったんですが、そんな何度も見るほど内容のあるブログだとは思わないんですが・・・。