独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

不愉快

2009-02-22 16:39:18 | Weblog
間違いなく青葉記者は現状のネット中継技術を築き上げた人物。目に見えない部分での苦労もたくさんあったようだし、間違いなくファンのための行動をしている人物。このあたりは、本人よりも烏記者のブログに詳しい。
今も新しく動画配信を始めたり、中継アプレットの改善を進めたりしているし、広い視野の中継は他の中継記者にはないもの。
もちろん他の多くの中継記者には、それぞれのよさがあるし、一ファンとしてはそれが楽しみでもある。

どうも理事会は「将棋連盟の中継は抜けている」と明かな事実誤認している。(まあ、見栄で言い張ってるだけかもしれないが)
たしかに竜王戦は、烏記者の個人的な頑張りで棋譜プラスという素晴らしい中継ができていたが、それは連盟の中継がすばらしいのではなく、あくまで烏記者が、あるいは銀杏記者、桜木記者などがすばらしかっただけ。
実際、棋王戦の中継はそういうものがなかったので、ほかのLPSAの中継(含マイナビ)、王将戦、名人戦(順位戦)に比べると、現状最低限のレベルとしかいいようがない。

いちいちファンを不愉快にさせる発言をし、支離滅裂な論理で「敵」を脅す。そんな人物が会長としてふさわしいとは思わないし、早く退場すべきである。
あの醜態を許す理事会・棋士会は機能不全と言われてもしょうがない。

王将戦第3局と朝日杯決勝

2009-02-15 19:33:39 | Weblog
前期に続いて、ホテル花月まで行ってきました。
どうしても平日に行われることがほとんどで、なかなか行けなかったんですが、今回は休日開催ということで栃木県大田原市へ。

また、今回は戸辺四段と田村六段が現地へ来てたので、解説会に参加。
午後は途中からワンサイドな将棋なってしまったので「大熱戦で…」とはいかなかったんですが、リアルタイムで将棋を見ながら聞くのはやっぱり違いますね。
ネット中継見てても、出てる情報は現地の検討のホンの一部なので

▲6九飛の局面で検討して、「これは先手勝ちですね」と言った局面とほぼ同じ形で必死がかかり先手玉が詰まず投了になったということは、やっぱり大差だったんでしょう。

中2日、14日は朝日杯決勝へ。実は去年は熱を出していきそびれたので、かなり楽しみにしてました。
準決勝(渡辺竜王-久保八段戦)、決勝と解説会にはいかずにずっと盤のそばでみてました。
もちろん自分で局面を理解しなきゃいけないので大変なんですが、対局姿勢とか手つきとか見てると面白いんですよね。
王将戦のときも、休憩時間は対局室の様子が見れるのでまったく飽きることなく見ていられましたし。

このあたりのことは、まと後で書きたいと思いますが、プロ棋士が一心不乱で局面を考えてる姿ってのはやっぱりもっとオープンにするべきだと思います。
昨年のA級順位戦最終局(佐藤二冠(当時)-木村八段戦)や竜王戦第7局のように、秒読みの中、それもどっちが勝ってるか分からないような対局は、棋譜以外にも人をひきつけるものはいっぱいあるんですから…

今回の朝日杯は途中で急転直下ということがあって、秒読みの中でもややたんたんとしたことがあったのは残念ですが、それでもそういうのを見てとれるのも公開対局の良さだと思います。

最後ですが、阿久津朝日、優勝おめでとうございます。